2022最新版 ペットにかける年間支出調査
世相を反映? 外出に伴う費用、光熱費が増加
ペット保険シェアNo.1※1のアニコム損害保険株式会社(代表取締役 野田 真吾、以下 当社)は、当社のペット保険契約者へのアンケートをもとに、2022年の1年間にペットにかけた年間支出費用を発表します。アンケートを通して、愛情も費用も惜しまない飼い主の姿が明らかになりました。
※1:シェアは、各社の2021年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2022年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
※1:シェアは、各社の2021年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2022年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
- 1年間にかける費用、犬は36万円、猫は16万円
●年間支出のうち、犬は4割・猫は5割が「治療費」と「フード・おやつ」
犬・猫ともに支出が大きかった項目は、「ケガや病気の治療費」と「フード・おやつ」で、合わせると犬では全体の37.3%、猫では49.9%を占めました。どちらもペットが元気に暮らすためには欠かせない項目であり、飼い主からは「フードを良質なものに変えた」「少しでも楽しく暮らせるよう食事のレパートリーを増やした」などの声が聞かれました。
●「飼育に伴う光熱費」が犬・猫ともに増加
犬・猫ともに「飼育に伴う追加の光熱費」の増加が目立ちました。2022年は梅雨明けから猛暑が続いたことや、電気代・ガス代の値上げなどもあり、この項目にも影響があったものと考えられます。ペットと暮らすには温度・湿度管理は必要不可欠で、冷暖房などを一年中つけているというご家庭も多く、光熱費への影響も避けては通れないといえるでしょう。
●「外出に伴う支出」が増加
猫で増加している項目に「ペットホテル・ペットシッター」(前年比102.5%)があります。理由としては「仕事で自宅を留守にする日が増えた」「行動制限が減り家族で旅行に出かけたため」などの回答が見られました。また、飼い主と一緒に外出することが多い犬では、「ドッグランなど遊べる施設」(前年比130.8%)「交通費」(前年比129.3%)が増えています。新型コロナウイルスの感染が落ち着きを見せた時期に、ご家族でお出かけを楽しんでいたことがうかがえます。
- 犬種ごとの差も明らかに
※2:ニュースリリース |最新版!『人気犬種ランキング2023』(https://www.anicom-sompo.co.jp/special/breed/dog_2023/)
●トイ・プードル:「シャンプー・カット・トリミング料」の支出が大きい
最も合計が高かったのはトイ・プードルの37万円で、全体平均を1万円以上、上回りました。トイ・プードルは、被毛が伸び続けることから定期的なカットが必要なため、「シャンプー・カット・トリミング料」が7.3万円と高額で、「治療費」の7.0万円を上回るとともに、柴犬の2.7万円と比べても3倍近い出費となっています。
●チワワ:体格小さく「フード・おやつ」費用は抑えめ
超小型犬で食事量も少ないチワワは「フード・おやつ」の費用が3.8万円と、全体平均の6.6万円を大きく下回りました。「サプリメント」も0.9万円と、全体平均の1.1万円を下回っています。
●柴犬:「ケガや病気の治療費」が少ない
柴犬は「フード・おやつ」が7.8万円で、全体平均を1万円以上、上回りました。一方で「ケガや病気の治療費」は5.6万円と、全体平均よりも少ないという結果でした。
●ミニチュア・ダックスフンド:「洋服」「サプリメント」に出費
ミニチュア・ダックスフンドの「洋服代」は1.2万円で、4犬種の中で最も高額でした。独特の体型であるミニチュア・ダックスフンド専用の洋服を販売しているブランドも多く、納得の結果といえそうです。また、椎間板ヘルニアにかかりやすいなどの影響か、サプリメントにも費用をかけている飼い主が多いことがわかります。
- およそ4割が「ペットのほうが美容院の費用が大きい」
※複数回答可
- うさぎ、小動物では光熱費が犬・猫以上に
※3:モモンガ、リス、ハムスター、ネズミ、モルモット、ハリネズミ、チンチラを含みます。
【調査方法】
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」の契約者に対し、2022年1月1日~12月31日の1年間にペット1頭へ支出した費用について、インターネット上でアンケートを実施。
(■2022年分調査:有効回答数 2,388 / ■2021年分調査:有効回答数 2,237)
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