【NPO法人テラ・ルネッサンス】「タイ国際ボランティア財団」の経営に参画 タイでの政策提言や平和教育、若者支援への取り組みを実施することに 薬物関連受刑者を親にもつ子どもへ奨学金を11月7日に供与
認定NPO法人テラ・ルネッサンス(本部:京都府京都市、理事長:小川真吾、以下 テラ・ルネッサンス)は、タイで貧困層の若者の教育支援や文化交流などを目的とする「タイ国際ボランティア財団」の運営に参画することに。テラ・ルネッサンスとしてはタイで初めての拠点となります。11月7日には、タイ・法務省矯正局のピブーンソンクラーム財団を通じて、薬物関連受刑者を親にもつ子どもたちへ奨学金の提供を行いました。
タイ国際ボランティア財団理事会の様子
ピブーンソンクラーム財団へ奨学金を供与した様子
多くの国際機関が拠点を構え、ASEAN諸国の中核を担うタイ王国において、政策提言や平和の担い手を育む(平和教育・人財育成)ことを目的に、同国での活動展開を模索してきました。そんな折、同国で「タイ国際ボランティア財団」(以下、同財団)を運営する「認定NPO法人IV-JAPAN」(以下、IV-JAPAN)代表の富永幸子氏に、その目的に共感いただき、テラ・ルネッサンスが同財団の経営に参画することになりました。2022年8月10日の理事会にて、テラ・ルネッサンス職員4名が理事に就任。今後は、同財団を通じて、テラ・ルネサンスの経験を活かし、国際機関等への政策提言や平和の担い手を育むための教育事業を展開する予定です。
同時に、同財団が旧来実施していたタイ国内での若者支援も継続します。まずはIV-JAPANと協働で、ピブーンソンクラーム財団を通じて、薬物関連の受刑者を親にもつ子どもたちへ奨学金提供を11月7日(月)に行いました。この活動は、同財団創設者の冨永幸子氏によって長年続けられてきた活動です。タイでは麻薬問題の解決が選挙政策に掲げられるほど、深刻な社会問題の一つとして考えられています。今後も同財団として、平和の担い手を育む一環として、貧困等の課題を抱えたタイ国内の若者への支援にも積極的に取り組んでいきます。
日本のNPOが海外において財団を設立し、さらに他の日本のNPOが経営参画する事例は珍しく、持続可能な開発目標(SDGs)ゴール17「パートナーシップ」を体現する事例として注目を集めています。
- 認定NPO法人テラ・ルネッサンスについて
名称:特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地 :京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL:https://www.terra-r.jp
理事長:小川 真吾
設立:2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 など
- タイ国際ボランティア財団について
名称:Foundation of International Volunteers in Thailand
所在地:No. 34/5, Soi Lerdpanya (Ratchawithi 9), Rangnam Road, Ratchathewi District, Bangkok
理事長:ラダ・プロムヨティ
- 認定NPO法人IV-JAPANについて
名称:認定/埼玉県指定 特定非営利活動法人 国際協力NGO IV-JAPAN(アイブイジャパン)
所在地:埼玉県さいたま市大宮区三橋2-545-2 シティヒルズ101
URL :https://iv-japan.org/
代表者:冨永幸子
設立年月日:国際ボランティアの会:1988年5月1日事業内容:開発援助国際文化交流、国際理解・開発教育
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