Akamai、2020 年のサステナビリティレポートを発表
エネルギーの 50% を再生可能エネルギーから調達
インテリジェントなエッジプラットフォームで安全なデジタル体験を提供する Akamai Technologies, Inc.(NASDAQ:AKAM)は、グローバルサステナビリティの取り組みに関する年次レポートを発行しました。Akamai は、効率化の取り組みを推進することで、プラットフォームの成長によるエネルギー消費の増大を抑えてきました。2020 年には、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による各国の外出自粛政策に伴い、Akamai プラットフォーム上のトラフィックが増大しましたが、プラットフォームの効率化と再生可能な電力源の利用により、Akamai の温室効果ガス排出量は減少しました。
Akamai は、インターネットの発展において不可欠な役割を果たしていることを誇りとしています。当社の事業がもたらす環境負荷を小さくすることは、インターネットの可能性を拡げるために重要であり、かつ、当社の製品をご利用いただいているお客様やコミュニティの皆様にも大きな価値を提供することにつながると考えています。当社は 2015 年に、「Akamai インテリジェント・エッジ・プラットフォーム全体のエネルギー消費の削減」、「新しい再生可能エネルギープロジェクトへの投資」、「温室効果ガス排出量の削減と管理」、「電子廃棄物の責任ある管理」を柱とする 5 ヵ年計画を導入しました。今回のサステナビリティレポートには、これらの目標を達成するために Akamai が実施している革新的な取り組みがまとめられています。
レポートはこちら:https://www.akamai.com/jp/ja/multimedia/documents/sustainability/2020-akamai-sustainability-report.pdf
Akamai Technologies, Inc. のコーポレートサステナビリティ担当ディレクター、 Mike Mattera は次のように述べています。「インターネットは環境問題と無縁ではなく、世界のエネルギー消費量の約 2% はインターネットによるものであると言われています。また、CO2 排出量も航空業界に匹敵します。当社はパフォーマンス、セキュリティ、配信のリーディングプロバイダーとして、インターネットの炭素排出量を削減する責任があると考えています。こうしたことから、2015 年に計画を策定し、2020 年までに炭素排出量を 30% 削減し、エッジプラットフォームの電力の 50% を再生可能エネルギーに転換し、すべての電子廃棄物を 100% リサイクルするという目標を設定しました。これらの目標を達成できたことを嬉しく思います」。
Akamai 2020 サステナビリティレポートのハイライト
●Akamai は 2015 年以降、温室効果ガスの排出量を 30% 以上削減しました。
●50% を再生可能エネルギーにするという目標は、新しいグリッド接続再生可能エネルギープロジェクトへの投資によって達成されました。現在、Akamai では、3 つのプロジェクト(テキサス州の風力発電、バージニア州の太陽光発電、イリノイ州の風力発電)が完全に稼働しています。これらのプロジェクトで生産される再生可能エネルギーは、当社の電力需要全体の約 23% をカバーしています。
●Akamai のインテリジェント・エッジ・プラットフォームで消費する単位容量あたりのエネルギーは、2015 年の 10 分の 1 に削減されました。一方、Edge プラットフォームの利用可能容量は 350% 以上増加しています。
●2020 年には、 Akamai グローバルプラットフォームの利用可能容量は 60% 以上増加しましたが、当社はスコープ 2 の排出量を 2019 年の水準から 50% 以上削減することができました。
●Akamai は、お客様がサステナビリティに関するそれぞれの目標を達成するための一助として、Akamai プラットフォーム上の各お客様のサーバーおよびエネルギー消費による総排出量を詳細に記したカスタムレポートを提供しています。
●Akamai は、サステナビリティ関連の組織や支援団体、同じ考えを持つ企業と連携しながら、サプライチェーン向けの効果的な教育プログラムを確立し、カーボンフリーインターネットのメリットの拡大に力を入れています。
●Akamai は、マサチューセッツ州とバージニア州における主要なサステナビリティ法の制定を積極的に推進しました。Virginia Clean Economy Act および Regional Greenhouse Gas Initiative の成立を支持するクリーンエネルギー企業、環境保護団体、草の根グループ、議員から成る連合組織の一員として活動しました。
Akamai のサステナビリティ
Akamai は、情報テクノロジーシステムの環境への影響を最小限に抑えるために、リーダーシップを発揮するべく努めています。Akamai のサステナビリティ推進活動は、当社の事業による環境への影響を測定し緩和するとともに、持続可能なビジネスのもたらすメリットを最大限に強化できるように計画されています。サステナビリティプログラムでは、ネットワークの炭素利用率、電子廃棄物管理、再生可能エネルギーの調達、環境負荷の少ないオフィスの選択および改修プログラムなど、いくつかの重要な分野に重点を置いています。 #GreenwithAkamai
Akamaiについて:
Akamaiは世界中の企業に安全で快適なデジタル体験を提供しています。Akamaiのインテリジェントなエッジプラットフォームは、企業のデータセンターからクラウドプロバイダーのデータセンターまで広範に網羅し、企業とそのビジネスを高速、スマート、そしてセキュアなものにします。マルチクラウドアーキテクチャの力を拡大させる、俊敏性に優れたソリューションを活用して競争優位を確立するため、世界中のトップブランドがAkamaiを利用しています。Akamaiは、意思決定、アプリケーション、体験を、ユーザーの最も近くで提供すると同時に、攻撃や脅威は遠ざけます。また、エッジセキュリティ、ウェブ/モバイルパフォーマンス、エンタープライズアクセス、ビデオデリバリーによって構成されるAkamaiのソリューションポートフォリオは、比類のないカスタマーサービスと分析、365日/24時間体制のモニタリングによって支えられています。世界中のトップブランドがAkamaiを信頼する理由について、www.akamai.com、blogs.akamai.comおよびTwitterの@Akamaiでご紹介しています。全事業所の連絡先情報は、www.akamai.com/locationsをご覧ください。
アカマイ・テクノロジーズ合同会社について:
アカマイ・テクノロジーズ合同会社は、1998年に設立された、アカマイ・テクノロジーズ・インク(本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、最高経営責任者:Tom Leighton)が100%出資する日本法人です。アカマイは、ウェブサイト/モバイルアプリの最適化、快適なユーザー体験、堅牢なセキュリティを実現する各種ソリューションを提供しており、日本国内では約650社が当社サービスを利用しています。
※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに製品名は、各社の商標または登録商標です
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