おてつたび、群馬県で実証|県内農業者の人手不足解消に向けて利用料一部免除・受入れサポートを開始
おてつたびでは、人手不足に困っている農業者を募集しています。
おてつたびは、群馬県内の農業者が抱える短期的な労働力不足の解消・産地の活性化を支援する実証事業に取り組みます。
人手不足に困っている農業者で、事業に関心のある方は、お問い合わせください。
【問い合わせ先:https://page.line.me/189qgjmc?openQrModal=true】
◇『おてつたび』とは
「お手伝い」と「旅」を掛け合わせた造語で、短期的・季節的な人手不足で困っている事業者(農家など)と、地域や農業に関心がある方をつなぐ人材マッチングサービスです。旅を切り口にすることで全国各地から人材を集めることが可能。人手不足の解消だけではなく、地域活性化や地域のファン(関係人口)創出につなげています。
現在おてつたびに登録している事業者の約4割が農家であり農業の人手不足解消の一助を担っています。
連携内容
【受入期間】
1泊2日以上~2週間程度
【農業者の負担・条件】
●参加者への時給(最低賃金935円※以上 ※2023年10月5日からの最低賃金改定後の金額)
●参加者へ寝床の提供(寮・ホームステイ・民間宿泊施設など)
●おてつたびへの理解(人手不足解消だけではなく、農業・地域に興味を持ってもらいたいという思いのある方)
【農業者へのサポート内容】
●民間宿泊施設を利用した場合の宿泊費一部補助(通常は農業者が負担)
●募集ページの作成サポート(オンラインでヒアリングさせていただきながら作成します)
●マッチング手数料・保険料の免除(今回の実証事業に限り農業者の負担はありません。ただし、予算に達し次第終了となります)
●その他おてつたびに関する質問はサポートします。
※ここでいう「補助」は群馬県の補助金として支出するものではありません。
※おてつたびに掛かる費用の全てを、一旦全額自己負担していただき、年度末に、免除申請をしていただくことで、払い戻し(償還払い)を受けることができます。
群馬県のおてつたび事例 ※一部抜粋
今月より、本連携を通じて登録した県内6事業者で募集スタートします。
群馬県沼田市「あっちゃんりんご園」
日程:10月20日(金) 〜 10月22日(日) 2名定員|10月27日(金) 〜 10月29日(日) 2名定員|11月3日(金) 〜 11月5日(日) 2名定員
内容:りんごの収穫・運搬・売店・カフェ接客
詳細:https://otetsutabi.com/plans/4521
募集の背景:これまでは、親戚や近所の方に作業のお手伝いいただいていましたが、毎年お願いすることが難しくなってきました。おてつたびを知り、是非沼田市へ足を運んでいただき、作業を通して地域の魅力や私たちの仕事を知っていただけたら嬉しいと思っています。【あっちゃんりんご園 担当者より】
群馬県川場村「株式会社 雪ほたか」
日程:9月20日(水) 〜 10月3日(火) 5名定員
内容:川場村のコシヒカリ「雪ほたか」の稲刈りにまつわる補助作業や袋詰め作業
詳細:https://otetsutabi.com/plans/4551
募集の背景:これまでは、社員と現地の短期アルバイトさんのみで作業を行ってまいりましたが、作業内容によって人手が足りていない状況です。このおてつたびが川場村へ興味を持つ一つのきっかけになればと考えています。また、作業を通して地域の魅力や私たちの仕事を知っていただけたら嬉しいです。繁忙期ですので、作業は大変だと思いますがその分やりがいもございます💪「川場村へ、また来たい」そう思っておもらえるようなおてつたびにしたいと考えています。【株式会社 雪ほたか】
群馬県昭和村「竹内こんにゃく園」
日程:11月6日(月) 〜 11月9日(木) 2名定員
内容:こんにゃく芋の収穫
詳細:https://otetsutabi.com/plans/4519
募集の背景:これまでは、親戚や近所の方に作業のお手伝いいただいていましたが、毎年お願いすることが難しくなってきました。おてつたびを知り、是非昭和村へ足を運んでいただき、作業を通して地域の魅力や私たちの仕事を知っていただけたら嬉しいと思っています。私たちはこの土地で暮らし働いていますが、当たり前だからこそ気付けなかった昭和村の風景や魅力がたくさんあると感じます。貴方が感じたの魅力をぜひ教えてください!【竹内こんにゃく園 担当者より】
連携の背景
日本における農業従事者数は減少傾向が続いており、農林水産省の「農業労働力に関する統計」の結果では、2015年(平成27年)時点では175.7万人であった基幹的農業従事者数は、2023年(令和5年)の推概数値で約35%減の116.4万人となっています。同様の問題が群馬県でも存在し、高齢化と人口減少が農業における重要な課題となっています。以前は家族や親戚の協力で乗り越えられてきたものの、人口減少や高齢化の進行により季節的・短期的な人手不足がより深刻化しています。その結果、地域内での人材確保が農繁期に難しく「求人を出しても応募者が集まらない」といった状況も生まれています。このような課題に対し、「おてつたび」では旅を切り口にすることで、地域外から農業の担い手を集めることが可能です。
今回、群馬県と連携し地域全体で多様な担い手を受け入れる環境づくりを進めることにより人手不足解消だけでなく、農業に関わる人(農的関係人口)そして、地域での暮らしに共感を持つ人々を増やし、観光促進・地域の活性化に繋げていきたいと考えております。
『ぐんまAgri × NETSUGEN 共創事業』について
群馬県では革新的な技術力を蓄積し、新たな発想を持つ民間事業者等との協業(オープンイノベーション)により課題解決を行い、所得の向上や労働力の確保につなげ、持続可能な農業を確立することを目指し、地域農業を支える力強い経営体の育成を行っています。
おてつたびについて
「日本各地にある本当にいい人、いいもの、いい地域がしっかり評価される世界を創る」というビジョンを掲げ、2018年7月にサービスをスタートしました。お手伝いという新しい目的を作ることによって、著名な観光名所がない地域にも人が訪れ、お手伝いを通して地域と人を繋ぎ、地域の農家や施設の人手不足の解消と地域のファン(関係人口)創出を目指しています。
現在の登録者は4.3万人、受け入れ先も全国1,100カ所以上に拡大しました。
おてつたび登録者にアンケートを行った結果、興味ある分野に「農業」を選択した人の割合は67.6%となっており、農業に対する関心が高いことがわかります。
調査対象:おてつたびの登録ユーザー
調査方法:アカウント登録時のアンケート調査(2019年1月〜2023年9月)
有効回答数:12,781
群馬県内で人手不足でお困りの方へ
おてつたびでは、人手不足で困っている農家さんを募集しています。
【問い合わせ先:https://page.line.me/189qgjmc?openQrModal=true】
取材について
実際におてつたびをしている様子、受け入れ先の方の声、参加者の声などを取材いただけます。
取材に関する問い合わせ先:https://form.run/@otetsutabi-contact-media
会社名 :株式会社おてつたび
代表者 :代表取締役CEO 永岡里菜
所在地 :(東京オフィス)〒151-0053 東京都渋谷区代々木3丁目31-12
(静岡オフィス)〒430-0907 静岡県浜松市中区高林1丁目8-43
設立 :2018年7月
資本金:70,286,500 円
問い合わせ先: info@otetsutabi.com〈広報担当:園田〉
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