旅行者の人流データ分析によって集客を支援する広告サービス「旅行者分析・集客パッケージ」を提供開始

~人流データを活用した国内旅行者、訪日外国人旅行者の行動分析から集客施策につなげる広告配信サービスをワンストップで実現 〜

クロスロケーションズ

独自開発の位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™(以下、LE)」とその機能を使ったクラウド型分析プラットフォーム「 Location AI Platform®(以下、LAP) 」並びに人流分析に基づいた広告配信を実現する「Location Marketing Service (以下、LMS)」を提供するクロスロケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小尾一介、以下クロスロケーションズ)は、携帯電話のアプリから得られる消費者の許諾済み位置情報ビッグデータで旅行者の行動を分析し、居住地や周遊先、訪問先などの特徴を利用した広告のターゲットオーディエンス設定(注1による新しい広告メニューの提供を開始いたしました。旅行者像の把握からターゲティング、広告配信までをワンストップで実現でき、自治体、テーマパーク、レジャー施設、観光地に立地する店舗など、観光関連のマーケティング活動に広く活用できます。

図1:人流ビッグデータ解析で旅行者を分析し広告配信図1:人流ビッグデータ解析で旅行者を分析し広告配信

注1)インターネット広告配信の広告配信対象グループです。Webサイトの行動履歴やECサイトの購買履歴、スマートフォンの移動履歴などのデータを匿名加工し、広告を配信するのに適したセグメントデータを作成します。スマホ位置情報広告では配信対象が来訪した場所も配信対象のグループ化に利用し配信します。
 

 
  • コロナが収束し観光市場が再拡大中

コロナによる外出制限もなくなり、インバウンド旅行者、日本人の国内旅行者ともに増加しています。今年2月のインバウンド旅行者は、1,475,300人と最も多かった2019年の同月​​と比較するとまだ56.6%ほどの戻りですが、順調に増加しています。(注2)また、22年の日本人国内旅行消費額は、21年と比較すると87.0%増の17兆1695億円となり、23年はさらなる市場再拡大が見込まれます。(注3)

この市場拡大の追い風の中、旅行者に観光地やレジャー施設などの魅力をどう伝えるかが観光関連のビジネスに関係する企業や団体、自治体にとって課題となります。この課題解決のために、クロスロケーションズでは人流ビッグデータ解析を活用した「旅行者分析・集客パッケージ」の提供を開始しました。
人流データを活用し旅行者を分析することで、旅行サイトや宿泊予約サイトなどでの従来型プロモーションに加え、旅行者の行動傾向をより意識した効果的なプロモーションが可能になります。

 
  • 旅行者がどこから来ているのか、どのような年代構成なのかが一目瞭然に

「旅行者分析・観光パッケージ」の分析メニューでは、観光スポットに訪れている国内旅行者の居住地や性別や年代を人流ビッグデータ解析により把握できます。観光地やレジャー施設に来訪した旅行者の推定居住地やデモグラ、行動パターンを分析し、同じ推定居住地や特定の性年代を組み合わせたオーディエンスを構築し潜在的旅行者に集客広告を配信したり、旅ナカに隣接する場所を訪れている旅行者にスマホ広告で立ち寄りを訴求することが可能になります。また、旅アトに再来訪を促進することもできます。
 

図2:都道府県別来訪者比率による推定居住地分析図2:都道府県別来訪者比率による推定居住地分析

図3:人流ビッグデータの分析による旅行者の属性分析図3:人流ビッグデータの分析による旅行者の属性分析

図4:観光スポットを訪れる人が他にどこに立ち寄っているのかをAIが解析図4:観光スポットを訪れる人が他にどこに立ち寄っているのかをAIが解析

 
  • グローバルネットワークの活用で外国人旅行者の出身国の分析、ターゲティングも可能に

クロスロケーションズは、資本業務提携先のNear Intelligence Inc. のグローバル位置情報データによる、訪日外国人旅行者の日本国内の観光地などへの来訪傾向分析と広告配信も提供しています。訪問者の居住国の割合や、観光地での移動経路、他の場所との周遊率(共訪問率)などを分析することで、旅マエ(海外への配信)、旅ナカ(インバウンド・訪日外国人旅行客への配信)、旅アト(日本に渡航履歴のあるユーザーに海外で配信)を使い分け、周知・集客キャンペーンを効率的に設計、実施することが可能です。
 

図5:世界44カ国の7,000万以上の場所で、合計16億のスマホ端末から発信されたユーザー許諾済みの位置情報を活用図5:世界44カ国の7,000万以上の場所で、合計16億のスマホ端末から発信されたユーザー許諾済みの位置情報を活用

 

図6:対象となる分析地点をフリーハンドでピンポイントに指定可能図6:対象となる分析地点をフリーハンドでピンポイントに指定可能

図7:インバウンド(訪日外国人)旅行者のレポートサンプル(Tableauで可視化)図7:インバウンド(訪日外国人)旅行者のレポートサンプル(Tableauで可視化)

 
 
  • サービス概要

商品名:「旅行者分析・集客パッケージ」
価格:100万円~ (旅行者分析、広告配信込み)
サービス内容:

1.国内旅行者分析+ジオターゲティング
観光地・店舗(5か所まで)への来訪者の居住地を都道府県別に分析、デモグラ比率、周遊傾向を分析
指定の都道府県に対して広告を配信
富裕層や子供を持つ親世代、学生、ビジネスパーソンなど6つののセグメントを掛け合わせて絞り込むことも可能。

2.インバウンド訪日外国人旅行者分析+ジオターゲティング
観光地・店舗(5か所まで)への来訪者の居住国を分析
指定の国あるいは言語地域からの旅行者が日本に入ったら広告を配信(旅ナカ)、あるいはその国にいる人に配信(旅マエ)。また、日本に来訪履歴のあるユーザーに対して海外で配信も可能(旅アト)。
※広告配信サービスをご利用できない国、地域もございます。詳細はお問い合わせください。

注2)JNTO 訪日外客統計より
https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics/
注3)国土交通省 観光庁 旅行・観光消費動向調査 2022年年間値(速報)より
https://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000502.html

 
  •  クロスロケーションズ株式会社について

「多種多様な位置情報や空間情報を意味のある形で結合・解析・視覚化し、誰でも活用できるようにすること」をミッションとしています。位置情報ビッグデータをAIが解析・視覚化する独自技術である「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」などの開発および、人流データの活用による企業のビジネス拡大を支援する「Location Marketing Service」の提供により、‟ロケーションテック”を推進しています。

社名:クロスロケーションズ株式会社
URL:https://www.x-locations.com/
代表者:代表取締役 小尾 一介
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F
事業内容:
・位置情報ビッグデータ解析エンジン「Location Engine™」の開発とビジネス活用クラウド型プラットフォーム「Location AI Platform®」、クラウドサービス「人流アナリティクス®」の開発・提供。
・次世代の位置情報マーケティングサービス「Location Marketing Service」による「Location Ad 2.0」の提供。
 
  • 当社の提供する位置情報分析データについて

当社の提供するデータは、ユーザーのスマートフォンアプリのGPSデータで、ユーザーから個人情報を紐づけない形で完全匿名化の上、分析利用を目的に第三者利用について許諾を得たデータのみを利用しています。
https://www.x-locations.com/privacy-policy/
完全匿名化データを利用することにより当社独自開発の分析エンジンである「Location Engine™」は端末ID、緯度経度情報、タイムスタンプを直接に地図・施設情報と連携して分析することで「メッシュ型位置情報データでの分析」では困難なピンポイントでの分析データを提供することが可能となっています。

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会社概要

URL
https://www.x-locations.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南1-2-9 小林ビル6F 
電話番号
03-5734-1666
代表者名
小尾 一介
上場
未上場
資本金
9000万円
設立
2017年11月