既存ビルを後付けの IoT センサー活用で賢く見える化

大成建設「LifeCycleOS®」が IoT サービス「obniz Now」と連携 既存ビルへのセンサー後付けで設備データの取得・活用を実現

オブナイズ

株式会社obniz(本社:東京都豊島区、代表取締役:佐藤雄紀、以下「obniz」)が提供するIoTサービス「obniz Now」は、大成建設株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:相川善郎、以下「大成建設」)が提供するクラウド型の建物統合管理プラットフォーム「LifeCycleOS®(以下「LCOS」)」との連携に対応しました。これにより、すでに稼働している既存ビルの設備に後から取り付けた(後付けの)センサーが集めたデータを、LifeCycleOS®上でまとめて確認できるようになります。新築時にIoTによる常時監視を想定していなかった建物でも、大掛かりな配線工事をせずに、空調や照明といった設備の状態を"見える化"できる仕組みです。

◎連携の背景

ビル管理の現場では、担い手不足を背景に、設備機器を遠隔から見守るニーズが高まっています。一方で、既存ビルの多くは竣工時に IoT による常時監視を想定しておらず、機器の状態を継続的に把握する手段が限られていました。後からIoTを導入しようとしても、センサーをつなぐための配線・電源工事のコストや、機器の種類ごとにシステムを作り込む開発の手間が壁となり、現場への導入がなかなか進まないという課題がありました。大成建設は、設備の状態を把握するためのデータと、さまざまなアプリケーションやサービスをつなぐ基盤として、LifeCycleOS®の機能拡充を進めています。お客様ごとに異なる施設運営の課題に応えるためには、すでに建っているビルのデータをいかに効率よく取得するかが、大きなテーマとなっていました。

◎本連携のポイント

大規模な配線改修を抑え、短期間にセンサーを設置可能: 920MHz 帯という電波(Wi-Fi や Bluetooth と同じように、ケーブルを使わずにデータをやり取りできる無線の一種)を使うセンサーを採用しました。既存設備まわりの大規模な配線工事を行わずに、簡易な配線だけで短期間にセンサーを取り付けられます。

データ連携の開発工数を抑制: obniz Now が備える柔軟な API 連携機能(異なるシステム同士を、決まった手順でつなぐための仕組み)を活用することで、機器の種類ごとにゼロから開発する必要がなくなり、LifeCycleOS®側の開発工数を抑えながら、効率的にデータ連携を実現しました。

取得データを他のサービスにも展開できる拡張性: obniz Now 経由で取得したセンサーデータは、LifeCycleOS®上に集約されるため、今後追加されるさまざまな建物運用アプリケーションとも組み合わせて活用できます。一度取り付けたセンサーが、将来の新しいサービスの土台にもなります。大成建設は今後も、既存ビルへの後付け IoT 化と最小限の開発工数によるデータ収集を進め、LifeCycleOS®による価値提供の幅を広げてまいります。さまざまなサービスとの連携を重ねることで、建物運用に関わる課題解決に取り組んでいきます。

◎大成建設コメント(O&M ビジネス推進部 O&M・DX 開発室長 柳本貴司)

「LifeCycleOS®は、設備の稼働データを蓄積し、多様なアプリケーションへ届けるクラウド型の建物統合管理プラットフォームです。お客様ごとに異なる施設運営の課題に応えるには、多様なデータを柔軟に集められることが欠かせません。とりわけ、すでに建っているビルのデータをいかに効率よく取得するかは、業界全体の課題だと感じています。今回の obniz Now との連携により、既存設備の後付け IoT 化と、最小限の開発工数でのデータ収集が可能になりました。LifeCycleOS®が提供できる価値の幅を広げる一歩として、今後もさまざまなサービスとの連携を通じて、建物運用に関わる課題の解決に取り組んでまいります。」

◎obniz コメント

「obniz Now は、デバイス側のファームウェア開発を必要としないobniz独自の技術により、多様なセンサーや設備を後付けで、かつ柔軟に IoT 化できるサービスです。このたび、高い要件が求められるビル設備監視の領域で、obniz Now の後付け対応力と API 連携の柔軟性を発揮することができました。今後も標準サービスとして、幅広い現場の設備 IoT 化に貢献してまいります。」

■LifeCycleOS®について

LifeCycleOS®は、情報処理推進機構(IPA)デジタルアーキテクチャ・デザインセンター(DADC)が発行するスマートビルガイドラインで定義されるビル OS に準拠した、大成建設が提供するクラウド型建物統合管理プラットフォームです。多様な建物運用ニーズに応じて導入されるアプリケーションとの円滑な連携を実現し、施設の効率的な運用と価値向上に貢献します。

■obniz Now について

obniz Now は、obniz が提供する IoT サービスです。設置されたエッジ端末が周辺のセンサーや装置を自動で認識し、データの識別・保存や複数機器の連携制御を可能にします。端末のソフトウェア更新や再起動が不要で、少ない開発工数でのセンサー後付けに対応します。

Web サイト: https://iot.obniz.com/ja

■会社概要

【大成建設株式会社】

・所在地: 東京都新宿区西新宿一丁目 25 番 1 号

・代表者: 代表取締役社長 相川善郎

・Web サイト: https://www.taisei.co.jp/

【株式会社 obniz】

・所在地: 東京都豊島区

・代表者: 代表取締役 佐藤雄紀

・設立: 2014 年

・事業内容: IoT プラットフォーム「obniz」および IoT サービス・デバイスの開発・提供

・Web サイト: https://iot.obniz.com/ja

※LifeCycleOS®は大成建設株式会社の登録商標です。obniz、obniz Now は obniz 株式会社の商標です。

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会社概要

株式会社obniz

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URL
https://obniz.com
業種
情報通信
本社所在地
東京都豊島区池袋2-36-1 INFINITY IKEBUKURO 6F C-64
電話番号
03-6897-9437
代表者名
佐藤 雄紀
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2014年11月