経産省経済産業政策局⻑及び内閣官房内閣審議官等を歴任した新原浩朗氏がACESの社外取締役に就任
企業独自の知識・ノウハウを「エキスパートAI」として実装し、人とAIの協働を実現する東京大学松尾研究室発のAIスタートアップである株式会社ACES(東京都文京区、代表取締役 田村浩一郎、以下「ACES」)は、経産省経済産業政策局⻑及び内閣官房内閣審議官等を歴任し、社外取締役の導⼊ルール策定や政府のスタートアップ育成五か年計画のドラフトを行った新原浩朗氏が当社の社外取締役に就任したことをお知らせします。
■就任の背景について
スタートアップを取り巻く競争環境は、AI技術の急速な進展や国際的な政策動向の変化を背景に、ますます複雑化・高度化しています。こうした中で、新原浩朗氏の社外取締役としての参画は、当社にとって大きな戦略的意義を持ちます。新原氏は経済産業省や内閣官房での要職を通じ、スタートアップ政策の推進に深く関与し、また国内外の政策形成プロセスや制度設計に対する深い理解と実績を有しています。さらに、国際的なアカデミアとのネットワークと知見を活かし、企業統治やリスクマネジメント、グローバル市場におけるガバナンス対応において、今後の企業成長を支える重要な助言が期待されます。

■新原浩朗氏 プロフィール
東京大学経済学部卒業、ミシガン大学経済学部博士課程に留学。ハーバード大学経済学部客員研究員、ハーバード・ビジネス・スクール(経営大学院)エグゼクティブ・フェローを歴任。1984年、通商産業省入省。内閣府政策統括官(経済財政運営担当)、経済産業省経済産業政策局長などを経て、内閣審議官を最後に、2024年9月30日退官。キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、NTTデータ経営研究所特別顧問。東京大学公共政策大学院客員教授、早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)客員教授。専門分野は、組織の経済学、創造性とイノベーション。
■新原浩朗氏 コメント
この度、ACESの社外取締役をさせていただくことになりました。経産省の課長の当時、上場企業の社外取締役の導入ルール整備を行ったこと、また、近年は、内閣審議官として、政府のスタートアップ育成5か年計画をドラフトしていたこと、さらには、退官後、米国のハーバード・ビジネス・スクールから機会をいただき渡米し、エグゼクティブ・フェローとして、研究させていただいた分野の一つがアントレ―プレナーシップであったことから、御縁を感じています。これまでの長い職業生活の現場の知見を提供させていただければと考えています。

■株式会社ACES代表取締役 田村浩一郎 コメント
新原浩朗氏を社外取締役としてお迎えでき、大変光栄に存じます。
新原氏は経済産業省や内閣官房で、スタートアップ育成や企業統治の制度設計を主導してこられました。その豊富な政策知見と国際的ネットワークは、ACESのガバナンスを強化し、国内外でのパートナーシップ拡大、さらには行政領域へのAI社会実装を加速させる原動力となると確信しています。新原氏と共に、アカデミア・産業界・行政が連携する好循環を創出してまいります。
■株式会社ACES 会社概要
東京大学松尾研発のAIスタートアップである株式会社ACESは、「アルゴリズムで社会をシンプルに」をビジョンに掲げ、企業の競争優位性を最大化する独自の「エキスパートAI」を開発・提供・育成し、人とAIが協働するビジネスプロセスの構築を実現しています。当社は、独自開発したAIソフトウェアをモジュールのように組みあわせ、プロセス設計から「エキスパートAI」の実装・運用まで並走するDXパートナーサービスと、「エキスパートAI」を簡単に利活用できるAIソフトウェアサービスを提供しております。
代表者:代表取締役 田村 浩一郎
所在地:東京都文京区湯島2丁目31−14 ルーシッドスクエア湯島3階
設立:2017年
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