JAXA認定宇宙ベンチャーの天地人とスカパーJSAT、出資契約を締結~業務提携により衛星データ事業拡大を加速~
株式会社天地人(所在地:東京都中央区、代表取締役:櫻庭 康人、以下「天地人」)と、スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 米倉 英一、以下「スカパーJSAT」)は、地球観測衛星などから得られる宇宙ビッグデータを活用した衛星データ事業のさらなる拡大と、新規事業の共同開発を目指した資本業務提携をいたしました。
地球観測衛星が撮影する地上の画像や取得データの活用は、インフラのモニタリング、環境評価、農業、SDGsなど幅広い分野で導入が進んでおり、現代のビジネス環境の意思決定や社会課題の解決において、極めて重要な要素となっています。また、観測衛星の高性能化が進み、利用可能な衛星データがさらに増加していく中で、そのデータを効率的に解析し可視化できることが期待されます。
そのような中、天地人は、JAXAの知的財産や知見を利用して事業を行うJAXA START UPとして2019年に設立。宇宙ビッグデータを活用することで様々な社会問題の解決に取り組んでいます。特にコア事業であるWebGISサービス「天地人コンパス」を活用した土地評価サービスは、人々の生活に必要不可欠なインフラの維持に貢献しています。
スカパーJSATは、日本の民間企業で初めて人工衛星を打ち上げて以来30年以上にわたり、様々な宇宙ビジネスを牽引。2019年からスペースインテリジェンス事業の取り組みを開始し、様々な地理空間情報を分析し提供する「Spatio-i(スペイシオ-アイ)」や合成開口レーダー(SAR)画像で斜面の変動量を可視化する「LIANA(リアーナ)」など、防災やインフラ管理、安全保障などの幅広い領域で、衛星データを活用したソリューション事業を展開しています。
今回の出資により、天地人とスカパーJSATは、両社の持つリソースやノウハウを結集し、衛星データ事業の拡大と発展に向けた業務提携を加速していきます。
[主な業務提携内容]
・両社の衛星データ解析体制の連携による衛星データ事業の拡大。
・インフラ、再生エネルギー、土地評価、環境分析、農林水産など、様々な民間領域における衛星データを活用した新規インテリジェンス事業の連携。
・地理情報プラットフォーム「天地人コンパス」を活用した太陽光発電量シミュレーションDXシステムの共同開発と推進。
・営業連携による水道管の漏水リスク管理業務システム「天地人コンパス 宇宙水道局」の事業拡大。
・両社の事業拡大に向けた人材交流。
天地人とスカパーJSATは、衛星データ事業をさらに発展させていくことで、お客様の事業の最適化とより一層のDX推進に貢献してまいります。
関連リンク
2024年1月31日 天地人リリース
「JAXAベンチャー天地人、株式会社日本政策投資銀行(DBJ)をリード投資家としてシリーズAで2.5億円の資金調達を実施。」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000099.000045963.html
【各社概要】
天地人
会社名:株式会社天地人
所在地:東京都中央区日本橋1-4−1日本橋一丁目三井ビルディング5階
THE E.A.S.T. 日本橋一丁目 ROOM13
代表者:代表取締役 櫻庭康人
事業内容:衛星データを使った土地評価コンサル
サイトURL:https://tenchijin.co.jp/
X(Twitter):https://twitter.com/tenchijin_pr
LinkedIn:https://www.linkedin.com/company/tenchijin/
スカパーJSAT
会社名:スカパーJSAT株式会社
所在地:東京都港区赤坂1-8-1
代表者:代表取締役 執行役員社長 米倉英一
事業内容:宇宙事業、メディア事業
サイトURL:https://www.skyperfectjsat.space/
X(Twitter):https://twitter.com/sptvjsat_pr
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