「PASSTO(パスト)」で、タオルの回収開始
使わなくなった「タオル」も資源の一つ。「ウエス」として再び商品に
ECOMMIT(本社: 鹿児島県薩摩川内市、代表取締役CEO:川野 輝之、以下「ECOMMIT」)は「捨てない社会をかなえる」ために、不要品の回収・選別・再流通のインフラを構築する循環商社です。資源循環サービス「PASSTO(パスト)」を運営し、 暮らしの一番身近な場所で不要になったものを“捨てる”のではなく、次の人につなげるために“パストする”選択肢を提供しています。
この度、生活者の皆さまがより身近なもので循環に参加いただく機会として「タオル」の回収を開始します。タオルの回収は、本日から順次「PASSTO」の衣類回収拠点で実施し、生活者の皆様にとって身近な場所から捨てない社会をかなえるための暮らしを提案します。

■使わなくなった「タオル」も資源の一つ。PASSTOで回収したタオルは、北海道にあるリサイクルパートナー「キョクサン」を通じて、「ウエス」として再び商品に生まれ変わります
PASSTOで回収したタオルは、ECOMMITの循環センターで選別され、リサイクルパートナーであるキョクサンに納品されます。キョクサンでは、回収したタオルを加工し「ウエス」として再び商品化します。ウエスとは車両整備などでオイルやグリースを拭き取る用途で使用されたり、機械のメンテナンスで使用されたり、金属製品などの仕上げの磨きあげに使用される布のことです。キョクサンが製造しているウエスは、企業のみならず自衛隊でも使用され、高い品質と安定供給性が評価されています。使わなくなった布類のなかでも「タオル」は吸水性に優れていて、タオルから作られる「ウエス」は日本全国で非常に需要の高い商品です。
パストしていただいたタオルは、ECOMMITとキョクサンを通じて再び商品に生まれ変わります。




【PASSTO拠点でのタオル回収について】
1. 設置開始日 :2025年2月14日〜順次
2. 実施店舗:全国のPASSTO拠点
※回収は「衣類」のPASSTO回収ボックスで行います
※一部地域を除く。タオル回収のポスター/POPを目印にしてください。
3. 回収対象
中古のタオル(フェイスタオル、バスタオル、タオルケットなど 一般的なご家庭で使用されているタオル全般)
■株式会社キョクサン 代表取締役社長 山崎 真嗣 氏

キョクサンは、繊維リサイクルに特化した事業を展開し、「常に環境問題に前向きに挑む」ことを経営理念に掲げ「繊維リサイクル100%」を目指しています。キョクサンの前身は、重機の整備工場に部品を販売する卸売会社で、私の父が1975年に旭川市で創業しました。取引先である工場などでのウエス需要をきっかけにウエスの自社生産を始めたことがキョクサンの創業のきっかけです。私達が製造の現場で「このようなウエスが必要ではないか」と考えて、ものづくりを行ってきたことが品質の高いウエスにつながっています。おかげさまで、多くの方からご要望をいただくようになり、今ではカンボジアの直営工場や北海道から沖縄まで、60か所以上の就労支援施設(障がい者施設)とパートナーシップを組んでウエスの製造に取り組んでいます。ウエスは、ニーズが高っている一方で、タオルやシーツと言ったウエスに適した素材のものがリサイクルできることは、あまり知られていないというのが現状です。この度「PASSTO」での回収を通じて、タオルも「捨てる」のではなく「次につなげることができる」ことをぜひ知っていただきたいと思います。私達だけでは実現できない「捨てない社会」を、ECOMMITや、パストしていただく生活者の皆様とともに実現していきたいと思います。

キョクサンがどのような想いでタオルのリサイクルに携わっているかをインタビューしました。
詳細はPASSTOマガジンをご覧ください:https://note.com/passto/n/n486edf0d6dd0
■「PASSTO」について
捨てない社会をかなえる「PASSTO(パスト)」〜 あなたの街の循環ステーション 〜

「PASSTO」は、 PASS TOを短縮した造語で、「次の人に渡す、未来に渡す」を意味しています。PASSTOは、生活者の身近な場所で資源循環の入口となり、使わなくなった不要品を「回収」し、最適な使い道の「選別」、再活躍させる「リユース・リサイクル」の循環をつくります。PASSTOでお預かりした衣類のリユース・リサイクル率は約98%。単純焼却された場合と比べて、CO2排出量の削減にも貢献しています。
PASSTO official website : https://www.passto.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/passto.jp
PASSTOコンセプトムービー:https://www.youtube.com/watch?v=seu_1WqX1fA
株式会社ECOMMITについて
ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」ために、ものが循環するインフラをビジネスで実現する循環商社です。全国7箇所に自社の循環センターを持ち、不要になったものを回収・選別・再流通しています。さらに、"ものの流れ"をデータ化する自社開発のトレーサビリティシステムにより、リユース・リサイクル率の算出や、CO2削減量のレポーティングまで行うことで、企業や自治体のサステナビリティ推進に向けたサービスを包括的に提供しています。 URL:https://www.ecommit.jp/
(1)会社名 株式会社ECOMMIT
(2)代表者 川野 輝之
(3)所在地 鹿児島県薩摩川内市水引町2803
(4)URL https://www.ecommit.jp/
(5)設立 2008年10月1日
(6)事業内容:循環型社会に向けたインフラ・システム開発およびリユース・リサイクル事業
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