名商大ビジネススクールに、根来龍之教授(デジタル戦略)、磯辺剛彦教授(中小企業経営)が専任教員として着任されました。

学校法人栗本学園

令和5年4月1日付けで、名商大ビジネススクールにデジタル戦略の第一人者である根来龍之氏ならびに、中堅企業のイノベーションを専門とする磯辺剛彦氏が専任教授として着任しました。
根来教授は、本学が取り組む「DX時代のリーダー育成教育」推進のため「Driving Digital Starategy」を担当し、同時にDirector for Executive Educationとして「エグゼクティブセミナー」を提供すべく、その企画・運営を担当されます。磯辺教授は、EMBAプログラムで「Mission Driven Management」を東京・名古屋・大阪で担当するほか「Strategies for Value Creation」およびケースライティング(修了課題)を指導します。
 
  • 教員プロフィール

根来 龍之 (ねごろ たつゆき)
名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科 教授

1977年京都大学 文学部 卒業
1983年慶應義塾大学 経営管理研究科 修士課程修了(MBA)
2003年早稲田大学IT戦略研究所 所長
2008年経営情報学会 会長
2016年早稲田大学大学院経営管理研究科 研究科長 

根来龍之氏は、京都大学哲学科を卒業後、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)。鉄鋼メーカーや文教大学、そして早稲田大学などでの経験を経て、現在に至る。また、英ハル大学や米カリフォルニア大学バークレー校では客員研究員として在外研究も行う。早稲田大学大学院経営管理研究科長や経営情報学会会長、CRM協議会顧問、国際CIO学会副会長(同学会誌編集長)、組織学会理事・評議員、Systems Practice誌International adviser、Systems Research誌Editorial Board、会計検査院契約監視委員会委員長、JNX運営委員会委員などを歴任しており、経営情報学会論文賞を3回受賞している。

■担当科目
・Driving Digital Strategy

■主な研究業績・著書
日本語著書(単著・共著)
・『ビジネスモデル』(SBクリエイティブ、2020)
・『集中講義:デジタル戦略』(日経BP社、2019)
・『プラットフォームの教科書』(日経BP社、2017)
・『ビジネス思考実験』(日経BP社、2015)
・『事業創造のロジック』(日経BP社、2014)

日本語著書(編著・監修)
・『IoT時代のビジネス分析フレームワーク』(中央経済社、2016)
・『プラットフォームビジネス最前線』(翔泳社、2013)
・『驚き経営を探して』(青山社, 角田仁著、2011)
・『CIOのための情報・経営戦略』(中央経済社、2010)

日本語学会論文
・「デジタル系ハードウェア製品のレイヤー戦略」『経営情報学会誌Vol. 27 No. 4 (pp.269-285) 』(2019年)
・「継続的利益率向上を実現しているネット企業の特性 ―売上構成第2位以下の事業成長を伴うことの重要性―」『経営情報学会誌Vol. 18 No. 2(pp. 113‒137)』(2015年)
・「複数のエコシステムの連結のマネジメント―パラレルプラットフォームの戦略論―」『組織科学Vol. 24 No. 2 (pp. 97-111)』(2009年)
・「事業形態・独自資源と収益率格差との関係─財務データ分析をふまえた資源ベース戦略論の発展」『経営情報学会誌Vol. 18 No. 2(pp. 113‒137)』(2009 年)
・「レコード産業における新技術・新サービスの普及プロセス:経時的構造化フレームワークによる分析」『経営情報学会誌Vol. 17 No. 3(pp. 61–76)』(2008 年)
・「プラットフォーム製品における「ネットワーク効果」概念の再検討」 『国際CIO 学会ジャーナル Vol.2(pp.5-12)』(2008 年)
 


磯辺 剛彦 (いそべ たけひこ)
名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科 教授

1981年慶應義塾大学 経済学部 卒業
1996年慶應義塾大学 経営管理研究科 総合経営政策 博士(経営学)
2005年神戸大学経済経営研究所 教授
2007年慶應義塾大学大学院経営管理研究科 教授
2008年一般財団法人企業経営研究所 所長
2023年慶應義塾大学大学 名誉教授

磯辺剛彦氏は1981年に慶應義塾大学経済学部を卒業し、株式会社井筒屋に入社。1991年に慶應義塾大学大学院経営管理研究科で経営学修士号を取得し、1996年に同大学院で博士号を取得。2005年には神戸大学経済経営研究所の教授を務めた後、2007年からは慶應義塾大学大学院経営管理研究科の教授に就任し、2023年からは名古屋商科大学大学院マネジメント研究科の教授となる。2008年には一般財団法人企業経営研究所の所長を務め、1999年には中小企業研究奨励賞(商工総合研究所)、2010年には国際ビジネス研究学会賞、義塾賞などを受賞している。また、2004年および2006年にはアジアアカデミー・オブ・マネジメント・カンファレンスの最優秀論文賞を受賞している。

■担当科目
・Mission Driven Management

■主な研究業績・著書
日本語著書(単著・共著)
・『世のため人のため、ひいては自分のための経営論:ミッションコア企業のイノベーション』(白桃書房、2019)
・『社会関係資本の機能と創出:効率的な組織と社会(フロンティア実験社会科学 シリーズ4)』(勁草書房、2015)
・『起業と経済成長:Global Entrepreneurship Monitor 調査報告』(慶應義塾大学出版会,2011)
・『国境と企業:制度とグローバル戦略の実証分析』(東洋経済新報社、2010)
・『シリコンバレー創世記:地域産業と大学の共進化』(白桃書房、2000)
・『トップシェア企業の革新的経営:中核企業の戦略と理念』(白桃書房、1998)

日本語論文
・「グローバル・アントルプレナーシップ・モニター(GEM)2008について」『慶應経営論集 (慶應義塾経営管理学会) Vol. 26 No. 1 (pp.61-92) 』2009年
・「海外市場への進出と現地法人のパフォーマンス」『国際ビジネスの新潮流 (中央経済社)  』2008年
・「起業活動の国際比較」『国民経済雑誌Vol. 196 No. 5 (pp. 1-13)』2007年
・「ベンチャービジネスの育成と国家経済」『ベンチャーフォーラム (pp. 2-10)』2001年
・「日系海外子会社の事業目的と業績」『国際ビジネス研究学会年報 (国際ビジネス研究学会)  (pp. 320-331)』1998年
・「起業プロセスの社会学的アプローチ:ポピュレーション・エコロジーと制度理論」『三田商学研究 Vol. 41 No. 51 (pp.39-66) 』1998年

主な受賞歴
・義塾賞:2010年、慶應義塾大学
・国際ビジネス研究学会賞:2010年、国際ビジネス研究学会、「国境と企業:制度とグローバル戦略の実証分析」
・Winner Best Paper Awards:2006年、The Asia Academy of Management, Intended and Unintended Termination of International Joint Ventures
・Winner Best Paper Awards:2004年、The Asia Academy of Management, Herd Behavior and Foreign Direct Investment: The Case of Japanese Multinational Corporations
・中小企業研究奨励賞:1999年、商工総合研究所、トップシェア企業の革新的経営:中核企業の戦略と理念
 
  • 名古屋商科大学ビジネススクールについて
1990年に設立され、土日のみでMBAを取得可能な教育課程(日本語・英語)をはじめ、税理士養成課程など、社会人を対象とした実践的なケースメソッドによる経営教育を展開。AACSB、AMBA、EQUISといった三大国際認証を全て取得した国内唯一のトリプルクラウン校として、世界標準の経営教育を東京、大阪、名古屋で実施。2022年10月には世界のトップビジネススクールで構成するPIM(Partnership in International Management)の正会員として承認されました。また、MBAに関する世界三大ランキングとして知られるQSとFTより国内第1位と評価されています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


種類
人物
ビジネスカテゴリ
学校・大学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

学校法人栗本学園

3フォロワー

RSS
URL
https://www.nucba.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
電話番号
0561-73-2111
代表者名
栗本博行
上場
-
資本金
-
設立
1935年03月