大成建設、ドコモgaccoの『リベラルアーツ思考ビジネスプログラム』を導入

全管理職を対象に、リベラルアーツのワークショップや講義動画を活用し、イノベーションを創出する人財育成を目指す

株式会社ドコモgacco

2024年9月27日 11時00分

大成建設株式会社（東京都新宿区、社長　相川善郎）は、株式会社ドコモgacco（東京都港区、代表取締役CEO　佐々木基弘）が提供するリベラルアーツを活用した次世代リーダー向け企業研修『リベラルアーツ思考ビジネスプログラム』を導入したことをお知らせいたします。

導入背景

大成建設の人財育成方針・取り組み

当社では人財育成を未来への投資であると捉えており、人事施策の方針として、「社員一人ひとりが多様で専門性の高い能力を身につけるための育成計画」を掲げ、リベラアーツの学びなどを通して人間力を磨きながら技術力のみならず全人格的な育成がなされるような教育機会を提供します。

リベラルアーツを活用する背景

市場の状況や顧客ニーズの変化が激しく、不確実性と複雑性が増し予測が困難な現代社会において、競合他社との差別化戦略や高い付加価値が求められる時代になっています。そのような中で、当社は、イノベーションを起こす人財の育成が重要であると考えています。イノベーションは、ゼロから生み出すものだけではなく、意外なモノを組み合わせることで起こるものであり、そこには固定観念に捉われずに物事を関連付けられる力「豊かな感性、構想力、創造力」が求められます。そのためには、多角的な視点を養う上で「リベラルアーツ」が欠かせないと考えています。

研修への期待・効果

従業員の自律的な学習習慣の定着を目指し、幅広い領域に興味を持ちながらリベラルアーツ思考を楽しんで学び、ビジネスの難局を乗り越えるヒントを見出すきっかけとなることを期待しています。

研修概要

ドコモgaccoでは、“リベラルアーツ思考”を「歴史や哲学、自然科学などのリベラルアーツから、ビジネスパーソンが抱える課題にアプローチし、固定観念にとらわれずにビジネスの難局を乗り切るためのビジネス創造力を養う思考法」と定義しています。

この“リベラルアーツ思考”を強化することにより、一見無関係な複数の物事を関連づける力や課題設定力を養うことで新たな視点を持つことが可能となり、その結果、リーダーシップやマネジメント力の向上、ビジョニングやイノベーションが活性化する組織を目指します。

この度、大成建設が受講する研修内容は以下の3つとなります。

リベラルアーツ思考ビジネスプログラム

新任部長向けに、「答えのない問いに向き合い、ビジネスの難局を乗り切るための“ビジネス創造力”を養う」ためのプログラム。反転学習の手法を用いて、講義動画による事前インプットと受講生同士でのグループワークのアウトプットを行う「ケースラーニング」が特長です。

リベラルアーツビジネスカフェ

新任職位者を対象に、自ら学ぶ習慣と既存のビジネスの知識にとらわれない幅広い知識の習得を目指すプログラム。大学教授を中心とする講師陣による本格的なリベラルアーツ講義動画を視聴し、「感想や気づき」、「自身の仕事や生活に今後活かせそうなこと」などをグループでシェアします。

リベラルアーツ講義動画による自己学習

全管理職を対象に、大学教授や書籍著者などバラエティに富んだ講師陣による幅広いリベラルアーツ講義動画の見放題コンテンツにより自己学習に取り組みます。

開講式の開催

大成建設本社にて受講者を対象とした開講式を開催し、相川社長より以下の通りのコメントがありました。

「自分の専門分野だけでなく、リベラルアーツという『幅広い教養』を身につけることは、自らの品格を高め、誠実で、より質の高い仕事へとつながります。これらの土台があってはじめて、高い専門性も活きてきます。そして、自らを磨き続けることは、皆さん自身の人生をより豊かにするとともに、質の高い仕事と結びつく好循環につながると考えています。リベラルアーツを楽しみながら学んでいくことに期待しています。」