レノボ、VeeamおよびNutanixとの協業を通じ、TruScaleインフラストラクチャー・サービスを拡大

デジタルトランスフォーメーションの加速に伴い、As-a-Service型ITの需要が上昇

レノボ

当リリースは米国時間2022年10月25日にレノボ本社が発表した英語リリースの抄訳です。
英語リリース:https://news.lenovo.com/pressroom/press-releases/digital-transformation-imperatives-drive-demand-for-as-a-service-it/ 
レノボは本日、Lenovo TruScaleインフラストラクチャー・サービスのポートフォリオの機能強化を発表しました。これは、企業のCIOやITリーダーからのAs-a-Service型テクノロジー・ソリューションの柔軟性とエンタープライズ全体にもたらすメリットへの期待の高まりに対応するためです。バックアップ/ハイブリッドクラウド・ソリューションを採用した最新のインフラストラクチャー・サービスは、業界を牽引するVeeamおよびNutanixとのパートナーシップに基づき、2023年中に全世界での提供開始を予定しています。

Lenovo TruScaleサービスの勢いは拡大しており、インフラストラクチャー・サービス事業は、2021-22年度以降、前四半期比で成長を続けています。レノボが日本を含む世界6市場(日本、アメリカ、イギリス、ブラジル、中国、シンガポール)でCIOを対象に実施した2022年のグローバル調査※によると、回答者の92%は、今後2年間でAs-a-Serviceソリューションの追加を検討すると回答しています。

As-a-Service型の実践的イノベーション
「Lenovo TruScale Backup as a Service with Veeam」は、企業のデータ量の増加に対応するだけでなく、セキュリティの侵害時には重要なデータを安全に復元します。Veeamのバックアップ・ソフトウェア/プラットフォームとLenovo ThinkSystemのサーバー/DEストレージ・システムを基盤に、本ソリューションを既存のLenovo TruScaleデータ管理ソリューションに実装し、オンプレミスのプライベートクラウドモデルを通じて提供することで、ITチームのタスクを簡素化します。この新しいソリューションにより、顧客企業はバックアップの信頼性を高めつつ、モジュール方式の柔軟な設計によってパフォーマンスと柔軟性を向上できます。さらに、設備投資や、ダウンタイムおよび導入のコストも削減できます。

また、レノボのThinkAgile HX HCIプラットフォームで提供される「Lenovo TruScale Hybrid Cloud with Nutanix」が追加されました。本ソリューションは、Nutanix Acropolis OS(AOS)、Nutanix Acropolis Hypervisor(AHV)、Nutanix PrismからなるNutanixのコアソフトウェアを活用することで、オンプレミス・インフラストラクチャーのセキュリティやコントロールを維持し、ハイブリッドクラウドの柔軟性を発揮します。企業は、大規模な設備投資を強いられることなく、インフラストラクチャーの導入規模の拡大・縮小の柔軟性が得られることで、金銭的な負担を軽減できます。また、設置から導入、構成に加え、24時間365日の監視やインシデントサポートをレノボが提供することで、企業は複雑なIT管理から解放され、迅速かつ効果的な意思決定が可能です。

さらにレノボは、レッドハットの協力の元、Red Hat OpenShift対応の新しいハイブリッドクラウド・ソリューションを市場投入します。新登場の「Lenovo TruScale Hybrid Cloud with Red Hat」は、オンプレミスでクラウド体験を実現するレノボ最上位クラスのThinkAgile/ThinkSystemにおいて、エンタープライズ対応のKubernetesコンテナ・プラットフォームを提供します。この包括的なハイブリッドクラウド・ソリューションにより、企業は、フルマネージドのAs-a-service型のハイブリッドクラウドを活用し、自社のビジネスアプリケーションを実行できます。従量課金制モデルの採用により、企業はハイブリッドクラウド環境でアプリケーションの更新と、ITコンテナの採用を加速できます。

レノボ・ソリューション&サービス・グループ(SSG)のTruScale&Managed Services担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャーであるDale Aultmanは、次のように述べています。「柔軟な働き方とハイブリッドクラウドが新時代を迎える中、デバイス、エッジ、クラウド、ネットワーク、人工知能が相互に連携し合う、新たなITサービスの需要が高まっています。こうした需要に応えるため、レノボのビジョンと変革を体現した存在がLenovo TruScaleです。Lenovo TruScaleはシンプルかつスケーラブルな消費モデルを採用しており、モバイルからデータセンターまで、ありとあらゆる場面を対象に、お客様が必要とするデバイス、インフラストラクチャー、サービス、ソリューションをお届けします。」

As-a-Service型ITに対する需要の高まり
As-a-Service型ITの需要増加の背景には、複数の要因が挙げられます。まず、デジタルトランスフォーメーションの実施に伴い、ITの迅速な導入・拡大が求められたことです。これはどの業界においても共通しており、CIOの61%は、もしデジタルトランスフォーメーションへの投資を停止した場合、最短で数週間のうちにビジネスへの影響が出ると回答しています。また、柔軟な働き方に対応するために、企業はセキュリティとコントロールを維持しつつ、エンドユーザーへデバイスやワークステーションの導入の迅速化が必要です。加えて、ESG(環境、社会、ガバナンス)の認知拡大により、企業は自社のITの設置基盤の見直しを迫られ続けています。

Lenovo TruScaleは、レノボのトランスフォーメーション戦略の主要な構成要素であり、これを主導するのが同社のSSGです。同部門はレノボ全体の収益を牽引しており、レノボの第1四半期(2022年4月~6月)業績でも、売上高は前年同期比23%増、利益率は約23%を達成しました。Lenovo TruScaleインフラストラクチャー・サービスとDaaS(Device-as-a-Service)ソリューションを含むマネージドサービスは、当四半期のSSGのビジネスの中で最も急速に成長した分野であり、売上高は前年同期比73%増でした。

レノボSSGは、サポート/マネージド/プロジェクト/ソリューション・サービスの分野におけるPC、インフラストラクチャー、スマートデバイスにまたがる、同社のすべてのITソリューションとサービスを単一の専門組織に集約させたものです。数十年に及ぶイノベーション、IP、ハードウェア/ソフトウェアの伝統により、SSGは、企業の競争力を強化する実践的なイノベーションを通じて、グローバルおよびローカル規模のビジネストランスフォーメーションを支援します。

※Lenovo 2022 global study of CIOs(英語)https://techtoday.lenovo.com/origind8/sites/default/files/2022-03/Lenovo%2520CIO%2520Survey%25202022%2520-%2520Report.pdf 

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レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高700億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の171位にランクされています。世界中で7万5000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界有数のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、ITインフラ、モバイル、ソリューション、サービスといった新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人のためのサステナブルで信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、  https://www.lenovo.com/jp/ja でご覧いただけます。 

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会社概要

レノボ・ジャパン合同会社

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URL
https://www.lenovo.com/jp/ja/
業種
製造業
本社所在地
東京都千代田区外神田 秋葉原UDX 北ウイング10階
電話番号
0120-030-984
代表者名
檜山太郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2005年05月