アクセルラボ、3.9億円の資金調達を実施。シリーズB累計調達額12.7億円でクローズ
◆資金調達の資金使途
このたび実施した資金調達は、事業領域及びサービス領域の更なる拡大に向けて、以下3点に充当する予定です。
① ソフトウェア投資及び研究開発に係る開発資金
② IoTデバイスの調達資金
③ サポート体制の拡充及び新規採用に係る人件費等を含む運転資金
◆資金調達の目的と今後の展望
当社は、「『空間』にテクノロジーを遍在させて『シームレスな世界』をデザインする」というミッションのもと、IoTを軸としたサービスを提供しています。IoTを制御するために必要なソフトウェアであるIoTエンジン「alie+」の企画、開発、運用を通じ、主に住宅領域を中心にスマートホームサービス「SpaceCore」を展開しています。また、「alie+」は、自社が提供するサービス「SpaceCore」のみならず、他社が提供するサービスや事業者向けにもIoT技術を提供しています。
また、当社の特徴として、IoTエンジンなどのソフトウェア開発だけでなく、各種IoTデバイスの調達や導入時における設置・工事等をはじめ、IoT導入企業やユーザーへのテクニカルサポートを自社で行うなど、IoTをワンストップで提供できる点にあります。
この度の資金調達は、現在当社が進めているプロジェクトをはじめ、新機能にかかる開発資金及びIoTデバイスの安定供給を目的としたデバイスの調達資金の確保を目的としています。また、当社のIoT導入拡大に伴い、ユーザーサポート体制の拡充や採用拡大を目的とした運転資金にも充当していく予定です。
当社はこれまでに、シリーズAで25.5億円の資金調達を実施しており、シリーズBでの調達額を合わせて約38.2億円の資金調達を実施しています。この度、シリーズBにおいては、必要な成長資金を確保できたことから本ラウンドをクローズすることになりました。
◆石田克史氏からのコメント
スマートホーム先進国であるアメリカでは、既に3割以上の住居がスマートホームになっており、日本でも今後、住居のスマートホーム化はより一層進んでいくと考えられます。
アクセルラボは独自に開発したIoTプラットフォームにより、様々なIoTデバイスメーカーと繋がる住まいの独立系プラットフォーマーとして、人々の生活を良いものとするための事業を行っており、そのような企業を支援できる今回の機会を賜り、大変喜ばしく存じております。
利用者の生活利便性が向上し、日常生活に深く根付くプロダクトを開発する事ができる力強いチームであり、これからの少子高齢化社会において、我々の生活に変革をもたらしてくれることを期待しております。
◆alie+とは
「alie+」は、スマートホームサービスの開発で培われたIoT機器の制御技術を、より広範な用途・領域で利用していただくために開発したIoT制御システムです。当社のスマートホームサービス「SpaceCore」でもIoT機器の制御や機器同士の連動を担っています。APIの提供も行っており、その他のシステムと連携させることで、IoTを活用したシステムの開発をスピーディーかつ低コストに進めることができます。
◆SpaceCoreとは( https://space-core.jp/)
「SpaceCore」は、不動産会社やハウスメーカー等の住宅・不動産事業者と居住者・オーナーのためのスマートホームサービスです。2019年8月より提供を開始して以来、全国300社以上、約23,000※件以上で利用されています。スマートホーム機器を設置し、専用アプリで家電製品や住宅設備が連動するオートメーション化や遠隔操作可能になる「スマートホーム機能」、物件のオーナーや居住者との契約事や日々のコミュニケーションが円滑におこなえる「リレーション機能」、住んでいる地域に関するさまざまな生活サービスをユーザーが利用できる「生活サービス機能」を備えています。これらの機能を一元化し、事業者と居住者の双方が活用できるクラウドサービスおよびアプリとして提供しています。
※2023年5月時点
【採用について】
アクセルラボでは、事業拡大にともない、あらゆる部門や職種で積極的に採用活動を行っています。ご興味のある方は、是非弊社コーポレートサイトからご応募ください。
https://herp.careers/v1/accellab
◆株式会社ACCEL LAB 会社概要
本社 :〒160-0022東京都新宿区新宿4-1-6 新宿ミライナタワー18階
代表者 :代表取締役 小暮 学
設立 :2017年7月
URL :https://accel-lab.com
事業 :IoTエンジン「alie+」の企画・開発・運営・提供
スマートホームサービス「SpaceCore」の企画・開発・提供
IoTデバイスの導入支援、設置工事及びテクニカルサポート請負
WEBメディア「iedge」運営
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