北海道砂川市「チーム“SUNAGAWA"ブランディングプロジェクト」が国土交通省第１回「まちづくりアワード（構想・計画部門）」特別賞を受賞！

　株式会社ジェイアール東日本企画（東京都渋谷区：代表取締役社長 赤石 良治、以下、jeki）の地域創生プラットフォーム「チームiCHi」が令和2年度より事業実施サポートを行っている【チーム”SUNAGAWA"ブランディングプロジェクト(砂川市地域ブランド構築事業)】が、国土交通省第１回「まちづくりアワード（構想・計画部門）」特別賞を受賞いたしました。

• 「まちづくりアワード」について

　国土交通省では、都市における種々の課題解決や良好な環境の創造、地域の価値向上を図る先導的な取組み、新技術を活用した先進的な取組み、従来に無いアイデアによる魅力的な取組みなど、まちづくりのあらゆる取組みの中から特に優れたものを表彰する【まちづくりアワード】が今年度より創設され、「実績部門」、「構想・計画部門」、「功労部門」の3部門の受賞者の発表が令和４年５月３１日（火）にありました。
 

•  「構想・計画部門」について

　今回、「チーム”SUNAGAWA"ブランディングプロジェクト」が受賞した「構想・計画部門」は、都市の種々の課題解決や、地域における良好な環境の創造、地域の価値の維持・向上などに繋がる先導的な取組みや、デジタル等の新しい技術を活用した先進的な取組みについて、未来に繋がる優れた構想・計画を策定し、その実現を目指す団体を表彰するものです。

　受賞団体には、まちづくり月間内である6月14日（火）に開催された表彰式において、国土交通大臣から表彰状が授与されました。

（左から砂川市 商工労働観光課長 奥山 雅喜氏、国土交通省 都市局長　宇野 善昌氏、砂川市長 善岡　雅文氏）

善岡市長コメント
　これまでjeki・チームiCHi地域プロデューサー等のアドバイスのもと、異業種プロジェクトを進めてきました。
今回、「構想・計画部門」で受賞しましたが、今後とも引き続き、トライ＆エラーを積み重ね、また、本プロジェクトの中で官・民一体となり作成したビジョンマップ（未来のあるべき姿）の実現を推進することで、将来、「実績部門」での受賞も目指していきたいと思います。

【受賞団体及び活動概要と選定理由】

北海道砂川市

　◆所 在 地 ：北海道砂川市

　◆取組名称：

　　安心やすらぎ共和国「OASIS REPUBLIC -SUNAGAWA BASE-」建国構想
　◆活動概要：地域資源の活用や、多様な業種の連携による地域のブランド力
      の強化を図り、域内外への発信や域外からの流入促進につなげるオアリ　
　　パ（オアシスリパブリック）の構想により、持続的なまちづくりを進めて
　　います。
　◆選定理由：１万６千人規模の都市でありながら、地域特有の資源を最大限
　　に活かし、稼ぐ力を発揮する体制を官民一体となり構築するなど、先導性が高く評価されました。
※ 詳細は下記のURLをご確認下さい。
・国土交通報道発表資料：　https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi05_hh_000382.html
・チーム”SUNAGAWA"ブランディングプロジェクト(砂川市地域ブランド構築事業)について：
　http://www.city.sunagawa.hokkaido.jp/sangyou/shoukou/2019-0423-1912-45.html

【jekiの地域創生プラットフォーム「チームiCHi」について】
　「チーム iCHi」は、これまでjekiが10年に渡りソーシャルビジネス（産業振興、まちづくり、地域人材育成等、地域の課題解決等）で培ってきたノウハウ・人材ネットワークを地域創生プラットフォームとして集約・編集し、地域の課題解決に向けた基本設計や地域人材の育成（連携）を事業として行う支援メニューをご提供しています。
　北海道砂川市とは令和2年度より、「医療×福祉×産業」をテーマにした地域ブランドの確立とプロジェクトから発生する商品・サービスを活かした地域活性化を目指した「チーム“SUNAGAWA"ブランディングプロジェクト」の一部に「チームiCHi」のプログラムを活用頂いております。
　令和2年度は地域の未来を可視化する「ビジョンマップ作成」プログラムの実施や、非接触、情報発信力の強化を目途とした消費者への直接販売機会の創出、SNS等へのWeb強化を推進しました。

　令和3年度は以下のカリキュラムにて、プロジェクトを推進してきました。

〈令和3年度実施プログラム（例）〉

• オンラインセミナー開催

全2回に渡り、第1回【モノ＝商品開発、地域商社機能】、第2回【コト（観光周遊）、ＤＭＯ機能】をテーマに、「地域ブランディングプロジェクト」の先輩である鳥取県大山の「大山時間プロジェクト」から講師を招き、今後のプロジェクトと組織づくりについて学んだ。

• 枠内外でのコロナ禍における販路戦略（地元内マルシェ、枠外ECサイト）

枠内では、地元への周知を図るためのマルシェ形式による販売会、枠外では当事業から生み出された参画事業者連携による新商品を柱としたEC（購入型のクラウドファンド）を展開。

• ライブコマースを活用した周遊ルート造成

コワーキングスペース「HOKKAIDO xStation01 -Social Good Birth Hub–」とWEB会議システムを繋いだライブコマースを実施。ライブコマースを活用した砂川市の紹介、冬の周遊ルート造成に向けた分科会の開催、外部アドバイザー参加のモニターツアー・動画撮影も実施。

• 砂川観光協会における地域ブランドコーナー　観光周遊ルートの造成

砂川観光協会HPをリニューアルし、SNS、各イベントの紹介、モニターツアーの設計、及び動画をはじめとした新たなPRツールを一元管理。オアシスリパブリックプロジェクトにおける情報プラットフォームの構築を目指す。


地域創生プラットフォームチーム「チームiCHi」について：　https://www.jeki.co.jp/social_business/