マッスルスーツ®の累計出荷台数が3万台を突破

株式会社イノフィス

 アシストスーツを開発・販売する、東京理科大学発スタートアップの株式会社イノフィス(東京都新宿区、代表:乙川直隆、以下「イノフィス」)は、マッスルスーツ®※1のシリーズ累計出荷台数※2が、2024年4月30日時点で国内外合わせて3万台を突破いたしました。

※1 マッスルスーツ®は、株式会社イノフィスの登録商標です。 ※2 初代機種からの累計出荷台数。

■3万台突破の要因① 市場の拡大と本格導入企業の増加

 マッスルスーツ®は、電力を使用せず、空気圧で稼働する人工筋肉のはたらきで動作を補助する、装着型アシストスーツです。創業当初の2014 年より、「生きている限り自立した生活を実現する」をミッションに掲げ、身体的負担感を軽減するマッスルスーツ®で、労働環境改善や人手不足対策に貢献してまいりました。

 人を抱え上げるような介助作業、重い物を持ち上げる運搬作業、中腰姿勢を保つ収穫作業など、介護、農業、製造業といった分野を中心に導入が進んできたアシストスーツは、現在さらに、物流、建設、林業、漁業などの分野へ導入が拡大いたしました。

 拡大の背景には、超少子高齢化による労働力不足の深刻化があげられます。とりわけ身体的負担の大きい業界では人が集まらず、採用できても定着しにくいという課題が顕在化しています。働く人も高齢化が進み、健康的に働き続けることが出来る職場づくりが、喫緊の課題となっています。その課題を解決する一つの手段としてアシストスーツを導入する企業が増えています。さらに、当初導入前の評価検証(テスト導入)だった企業が、本格導入いただいたことを受けた、複数台一括導入ケースが増加したことも起因していると考えます。

■3万台突破の要因② ニーズに対応した、スピーディな新製品の市場投入

 2014年に「腰補助用マッスルスーツ」の販売を始めて以来、「機能はそのまま、より軽量に、より低価格に」をモットーに、市場やユーザーのニーズから即座に製品化につなげたことも、販売数伸長の要因であると考えます。特に昨年2023年には、シリーズ最強の補助力を誇る外骨格型アシストスーツ「マッスルスーツExo-Power(エクソパワー)」、弊社初となるサポータータイプの「マッスルスーツSoft-Light(ソフトライト)」、人工筋肉の技術をサポータータイプに組み込んだ「マッスルスーツSoft-Power(ソフトパワー)」を立て続けに発売しました。その中でも「マッスルスーツSoft-Power」は高いアシスト力と衣服のような着心地が評価され、大手企業から官公庁にいたるまで、幅広い業種企業に導入が急速に進んでおります。現在では6種類のモデルを展開し、現場のニーズに応じた提案を行っています。

▲イノフィスの沿革と製品展開

■3万台突破の要因③ 海外市場への積極展開

 2020年から本格始動した海外展開においても、アジアならびにEU諸国への販売網を重点的に開拓し、日本を含む20の国と地域で販売しております(2024年4月末現在)。今後も引き続き、海外への販売網を拡大していく予定です。

 イノフィスは「生きている限り自立した生活を実現する」を理念に掲げ、少子超高齢社会における課題先進国の日本から世界へ向けて、より多くの方が生涯にわたって活躍し続けられるよう、今後も人によりそった製品の開発、提供に努めてまいります。

イノフィス公式サイト:https://innophys.jp

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ビジネスカテゴリ
その他物流・倉庫・貨物
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会社概要

株式会社イノフィス

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URL
https://innophys.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都八王子市東町7-6  エバーズ第12八王子ビル
電話番号
0120-046-505
代表者名
乙川 直隆
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2013年12月