【イベントレポート】歌手のAI✖️大槻祐依が、G7広島サミット開催に合わせてZ世代と「世界平和」について語る「Think for Lasting Peace with Generation Z」開催。
Z世代350名に実施した「世界平和に関する意識調査 」も初公開!
Z世代向けSNSマーケティング事業を手掛ける株式会社FinTは、歌手のAIと共に2023年5月11日(木) に、Z世代に世界平和やG7を身近に感じてもらうイベント「Think for Lasting Peace with Generation Z 」を開催いたしました。当日は、観覧者としてZ世代の学生約25名の方に参加いただきました。
本イベントは、G7広島サミット開催という世界から日本への注目が高まるタイミングで、これからの未来を作っていくZ世代と共に、世界平和について考えることを目的に開催。またイベント当日のトークセッションでは、歌手のAIに加えて、Z世代を代表して現役大学生3名をお招きし、「若者に平和を身近に感じてもらうためのアクション」をテーマに議論を行いました。
さらに、FinTの代表取締役大槻祐依より、 Z世代350名を対象に実施した「世界平和に関する意識調査」も初公開し、Z世代の価値観を他の世代と比較しながら解説しました。
株式会社FinT代表取締役 大槻祐依よりご挨拶
イベントは、株式会社FinT代表取締役大槻祐依の挨拶でスタート。約2年ほど前から歌手のAIさんと共に運営しているSDGsメディア「TAP」がイベント開催のきっかけとなった話のほか、「AIさんの世界平和への熱い思いが、私たちの会社のビジョンである”みんなの強みを生かして、日本を世界を前向きに”と重なり、大変共感する部分がありました。」と述べ、私たちの強みであるZ世代を主役としたイベントを開催することで、Z世代が世界平和を身近に考えるきっかけを作りたいと、今回のイベント実施の経緯を話しました。
歌手のAIよりご挨拶
歌手のAIからは、同日5月11日(木)に発表された平和教育プロジェクトである「Lasting Peace for Every Child」の立ち上げ背景やG7広島サミット期間中に行うLiveパフォーマンスの活動のほか、「G7広島サミット開催という世界から各国のリーダーが集まり、日本への注目が高まるタイミングだからこそ、いろんなアクションをすることで、より良く変わっていく可能性があるのではないか?」と、このタイミングでプロジェクトやイベントを立ち上げ、行動する想いなどの経緯を熱く話しました。
Z世代350名を対象に実施した「G7や世界平和に関する意識調査」
続いてイベント主催の株式会社FinT代表取締役大槻祐依より、 Z世代350名を対象に実施した「世界平和に関する意識調査」のプレゼンテーションをさせていただきました。プレゼンテーションは、Z世代の平和に関する価値観やその価値観が生み出されている背景など、次のトークセッションで特に意識すべきポイントを、歌手のAIさんやZ世代に向けて解説させていただきました。
■調査概要 : Z世代の世界平和に関する意識調査
■調査方法 : インターネット調査
■調査期間 : 2023年4月24日~同年4月25日
■有効回答 : Z世代(1996年~2015年生まれ) 男女 350名
Y世代(1980年~1995年生まれ) 男女 350名
X世代(1965年~1979年生まれ) 男女 350名
Z世代に加え、Y世代やX世代のそれぞれ350名の、合計1050名を対象として調査を行い、3つの世代の回答を比較して、特に差の見られたZ世代特有の回答が集まったテーマに関して、詳細にお話しさせていただきました。
Z世代の社会問題への関心
G7広島サミットのことを知っていますか?
Z世代は、「G7広島サミットについて知っている」が、Y世代に比べ+ 11.4%高い 55.7%。
ウクライナ情勢に関心はありますか?
Z世代は、「ウクライナ情勢に関心がある」が、Y世代に比べ+ 13.9%高い63.5%。
この2つのデータから、Z世代は、特にY世代に比べて社会問題への関心が高いことがわかる。
Z世代が社会問題に関心を持つ背景
普段の情報収集はどのように行っていますか?
Z世代は、「普段、SNSで情報収集している」が、Y世代やX世代に比べて高い52.1%。
全世代共通してTVやインターネットの割合が高いが、Z世代は、唯一、圧倒的にSNSから情報収集をしている割合が多い。SNSを通して、全世界のリアルな情報に触れていることが、Z世代の関心度が高い理由ではないかと考える。具体的に、昨今のウクライナ戦争の現地の様子のなどのリアルについても、
世界中のありのままの情報が、スマホ1つでアクセスできるようになっている。
まとめ① Z世代の社会問題への関心
● Z世代は、比較的社会問題への関心を持ちやすい傾向にある
●その背景として、Z世代はSNSを通して、全世界のリアルな情報と接触しやすい環境にあることが考えられる
Z世代がSNSから得るニュースの弊害
戦争の報道や不安になるニュースの影響で、
自身の精神安定のためにニュースを意識的に避けたことがありますか?
Z世代は、「不安になるニュースを意識的に避ける」が、Y世代やX世代に比べ高い34.9%。
戦争報道などにトラウマを覚え、意識的に関連ニュースを避ける行動は惨事ストレスにおける回避症状と類似している。惨事ストレスとは?・・・その職務を通して、日常的に、トラウマを引き起こすような出来事やその被災者に接することで生じるストレスの一種を惨事ストレスと言います。*経産省消防庁HPより
Z世代が精神的ストレスを受けやすい背景
SNSの方が、より受動的にニュースを受け取る
背景としてSNSを通して情報収集をしている点が大きく関わっていると考える。例えば、テレビはあらかじめ番組表などを見て、自分が見たいと思った情報を意志を持って、積極的に見ることができ、また、見たくないなと思ったら、チャンネルを変えて自分がみたい内容を変えることができる。
一方でSNSは、TikTokやTwitterなどコンテンツが次から次へと投下されるため、視聴者は自分が欲しい情報のみを取捨選択することは難しく、受動的に触れたくない情報にも触れざるを得ない状況が発生する可能性がある。
まとめ② Z世代がSNSから得るニュースの弊害
● Z世代は、比較的惨事ストレスを受けやすい傾向にある
●SNSを通して、受動的にニュースと接触するため、視聴するニュースをコントロールしにくいことが原因として考えられる
Z世代の平和に関する価値観
平和に関する価値観で、あなたのお考えに近いものはどれですか?
Z世代、Y世代、X世代間で特に価値観に大きな変更はなし。
平和のためにやるべきことはなんだと思いますか?
Z世代が「違いを受け入れる」「多様性について学ぶ」への投票率が比較的高いことが特徴的。
Z世代の意見が分散化している背景
Z世代は平和の実現に向けた課題について、より個の価値観を重視する傾向がある。背景として、SNSの使用頻度が増えたことで接触する社会問題の情報が変化したことに理由があるのではないかと考える。
まとめ③ Z世代の平和に関する価値観
● 各世代に置いて、「平和」と聞いて思い描くイメージには、大きな違いは見られない
●しかしZ世代はSNSを通して、触れている社会問題の数が増えていることから、平和のためのアクションについては回答が分散した
トークセッション「若者にG7や平和を身近に感じてもらうためのアクション」
その後プレゼンテーションを受け、実際のZ世代である明治大学国際日本学部所属の秋山凛さん、一橋大学商学部所属の吉良慶信さん、東京大学経済学部所属の原田怜夢さんにも登壇いただき、5名でトークセッションを行いました。
トークテーマとしては、「Z世代の社会問題への関心 / 興味をさらに持ってもらうには?」「生きている間に世界は平和になるか?そのために、今やっていること」などを議題にZ世代の学生が実際にやっていることなどを踏まえて、議論いたしました。
日々、精力的に多くの人を巻き込んでアクションしているZ世代に対して、歌手のAIさんは、「本当に最高ですね!今、皆さんが話されていたことをさらに多くの方に聞いていただき、全員で実行できたらより素晴らしい世界になると思う」などとコメントし、大槻も「若者がより多くの挑戦をできるように、ナイストライできる機会を私自身も作っていきたい」などと明るく前向きな意見を伝え合いました。
最後に登壇者全員で、「平和に対してできることの宣言」を行いました。
ご自身のSNSを活用した高校時代の活動や親友からのカミングアウトをきっかけにジェンダーへの関心を持たられているZ世代の原田さんは、「皆が対等に話せる場所」をと宣言し、といろんな人と立場関係なく、議論をし合うことの大切さを語りました。
海外のアウシュヴィッツなどに意欲的に足を運んでいるZ世代の吉良さんは、幅広い世界を身を持って体感することで、いろんな人の立場の視点になって考えられるようにと、「足を運ぶ」を宣言されました。
国際交流サークルの活動をやられているZ世代の秋山さんは、「100人規模の国際イベント」をやっていくことで、さらなるコミュニティの輪を広げて、国籍を気にせず楽しめる経験をもっと多くの方にしてもらいたいと宣言されました。
FinT代表取締役の大槻は、「Z世代の声を発信し、日本を世界を前向きに!」と宣言しました。本日のようなZ世代の考えや想いなどを発信することで、いろんな人が前向きになっていくと思うので、自分はリアルなZ世代の声を発信をどんどんしていきたいと話しました。
歌手のAIさんは、「自分は相手。相手は自分。」と宣言され、相手の立場になって考え、行動していくことの大切さを、改めてお話しいただきました。
歌手のAI、サプライズで「ハピネス」をアカペラで披露
イベントの最後には、歌手のAIさんが世界平和を願って、サプライズで「ハピネス」をアカペラで熱唱し、会場をさらに華やかに盛り上げました。
Lasting Peace LIVE from Hiroshimaについて
5月21日(日)13:00から生配信される「Lasting Peace LIVE from Hiroshima」では、次世代を担う学生たちと「Lean on me」「アルデバラン」「Not So Different」をパフォーマンス。さらに、77年前に原爆の恐怖を経験した被爆者と未来を考える学生たちとのディスカッションなどを交えて、世界に向けてメッセージを発信する予定だ。特に、事前に平和記念公園で収録された「Lean on me」のパフォーマンスは、被爆ピアノの演奏とAIと学生たちのコーラスが見事に融合し、聴く人の心を震わせるような内容となっているので、絶対に見逃せません。アーティストとして一人の人間として、歌を通して、対話を通して、平和へのメッセージを届け続けるAIの活動にご注目ください。
「Lasting Peace LIVE from Hiroshima」
日時:5月21日(日)13:00~13:30終了予定
配信URL:https://youtube.com/live/n2WwJ0RCRUY
※ AI Official YouTube Channel
https://www.youtube.com/channel/UCX4fV50d398w_YSGgKwa51Q
株式会社FinTについて
(1)SNSマーケティング支援事業(https://fint.co.jp/snsmarketing)
旅行、料理、ファッション、美容等の幅広い分野に渡って、累計200社以上のアカウントのマーケティング支援を実施(2023年4月時点)。SNS運用の設計から投稿、効果測定まで一貫したSNSマーケティングをサポートしています。
(2)女性向けSNSメディア「Sucle」の運営事業(https://fint.co.jp/sucle)
「きょうのわたし、愛しいわたし」をコンセプトに、ファッションやコスメなど、最新の「かわいい」トレンドを発信している総フォロワー90万人を超える女性向けSNSメディアです。現在はメディアとしての枠を超え、ユーザーの皆様の生活により深い価値提供ができるサービスとして進化しています。 Sucle Instagramアカウント:https://www.instagram.com/sucle_
(3)インフルエンサーマーケティング支援事業(https://fint.co.jp/influencermarketing)
累計数千万フォロワーをキャスティングし蓄積されたデータに基づき、インフルエンサーを活用したプロモーション企画からキャスディングまで幅広くサポートいたします。
会社名:株式会社FinT
代表者:大槻祐依
本社所在地:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1丁目1-71 KN代官山 本館9階
会社サイト:https://fint.co.jp/
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