【新国立劇場】公演記録映像無料配信 おうちでまったり!「巣ごもりシアター」最終回!文豪ゲーテの恋愛小説によるオペラ『ウェルテル』 6月19日(金)~配信
新国立劇場が4月10日からお届けしてきた無料配信サービス「巣ごもりシアター」。これまでオペラ6作品、バレエ3作品を週替わりで配信してきましたが、いよいよ最終配信作品を迎えます。
オペラ『ウェルテル』はゲーテの傑作小説『若きウェルテルの悩み』をフランスの作曲家マスネがオペラ化した、フランス・オペラの代表作の一つ。青年ウェルテルのひたむきな愛と絶望が、マスネの抒情豊かな音楽で描かれます。舞台も原作の世界観そのものの端正で美しい舞台です。ウェルテルには世界で今最も人気の正統派テノール、サイミール・ピルグ、シャルロットには日本が生んだ世界のスター、藤村実穂子が出演。オペラ・ファンが息を呑んで聞き入った上演を映像でお届けします。
オペラ『ウェルテル』はゲーテの傑作小説『若きウェルテルの悩み』をフランスの作曲家マスネがオペラ化した、フランス・オペラの代表作の一つ。青年ウェルテルのひたむきな愛と絶望が、マスネの抒情豊かな音楽で描かれます。舞台も原作の世界観そのものの端正で美しい舞台です。ウェルテルには世界で今最も人気の正統派テノール、サイミール・ピルグ、シャルロットには日本が生んだ世界のスター、藤村実穂子が出演。オペラ・ファンが息を呑んで聞き入った上演を映像でお届けします。
巣ごもりシアター『ウェルテル』視聴サイト: https://www.nntt.jac.go.jp/opera/sugomori-werther/
シャルロットの「手紙の歌」、ウェルテルの「オシアンの詩(春風よ、なぜ目を覚まさせるのか)」など、独立して歌われることも多いドラマティックで美しいアリアも魅力。フランス・オペラの代名詞と言える作曲家マスネの中でも、世界的に上演の多い人気オペラです。
クラシカルながら格調高く洗練された美術は貴重なもの。美術や映像に興味のある方にもぜひ観ていただきたい舞台です。
ピルグのウェルテル、藤村実穂子のシャルロット。世界のオペラ・ファン注目のトップ歌手の共演
世界中で『ウェルテル』上演となれば注目の的となるタイトルロールのウェルテルには、世界の最前線で活躍するテノール、サイミール・ピルグが登場。リリカルな美声と端正な演技で世界中の観客を魅了しているピルグのウェルテルは見逃せません。そして日本が生んだメゾのスター、藤村実穂子は知的で繊細なアプローチで苦悩するヒロインを演じました。ドラマが悲劇へと転じていく第3幕のアリア「手紙の歌」では、オペラ・ファンが固唾をのんで藤村実穂子のシャルロットに聞き入り、割れんばかりの拍手が起こりました。この時の藤村実穂子はシャルロットのロールデビュー(初役)。劇場へ詰めかけたファンの最高潮の期待の中で絶唱を聞かせた、オペラならではの決定的瞬間を映像でご覧ください。
(2019年3月21日公演)フランス語上演/日本語字幕付き
指揮:ポール・ダニエル 演出:ニコラ・ジョエル
出演:サイミール・ピルグ、藤村実穂子、黒田 博、幸田浩子、伊藤貴之、糸賀修平、駒田敏章 ほか
合唱:新国立劇場合唱団
児童合唱:多摩ファミリーシンガーズ
管弦楽:東京交響楽団
【配信日時】2020年6月19日(金)15:00~26日(金)14:00
巣ごもりシアター『ウェルテル』視聴サイト:
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/sugomori-werther/
英語版 巣ごもりシアター『ウェルテル』視聴サイト:
https://www.nntt.jac.go.jp/english/productions/opera/project/nntt-at-home-werther.html
配信作の多くは3万回ほどの視聴回数を記録、これまでに全演目で約20万回再生され大好評を博しました。普段から舞台に親しみのある方々からの声のみならず、「この機にオペラ・バレエを見てみたくなった!」「劇場が再開したらぜひ生の舞台を楽しみたい!」というご感想も多数お寄せいただき、舞台芸術の振興・普及を理念とする新国立劇場にとっても意義深い試みとなりました。
また、新国立劇場の演劇作品もご自宅でお楽しみいただくべく、「巣ごもりシアター おうちで戯曲」として、当劇場のために書き下ろされた戯曲を、期間限定でウェブ公開し、こちらも多くのアクセスをいただきました。
●「巣ごもりシアター」総合案内ページはこちら:https://www.nntt.jac.go.jp/sugomori/
●「巣ごもりシアター おうちで戯曲」はこちら:https://www.nntt.jac.go.jp/play/sugomori_gikyoku/
Web: https://www.nntt.jac.go.jp/
愛の歓び、そして苦しみ。文豪ゲーテの傑作をオペラ化した珠玉のフランス・オペラ
多感な青年ウェルテルと貞淑なシャルロットの成就することのない恋。『ウェルテル』は文豪ゲーテの小説『若きウェルテルの悩み』を、「タイスの瞑想曲」で有名なフランスの作曲家ジュール・マスネがオペラ化した作品。シャルロットの「手紙の歌」、ウェルテルの「オシアンの詩(春風よ、なぜ目を覚まさせるのか)」など、独立して歌われることも多いドラマティックで美しいアリアも魅力。フランス・オペラの代名詞と言える作曲家マスネの中でも、世界的に上演の多い人気オペラです。
ゲーテの世界を雄弁に伝える美しい舞台美術
巨匠ニコラ・ジョエル演出のプロダクションは、美しく写実的な舞台美術が大きな見どころ。ウェルテルの心情に寄り添い、彼が自然を称える冒頭シーンでは 18 世紀ドイツ・ヴェツラーの町の禁欲的な建築の狭間に大樹を投影。重厚な建物と輝かしい新緑の対比の美しさ、繊細な木漏れ日に客席まで包まれるような照明の効果が観客をあっと驚かせました。幕が進むにつれ、季節の移ろいを描写すると共に、舞台は徐々に閉塞的になり、苦悩するシャルロットの息詰まるような部屋に続いて、最終幕では天井まで及ぶ書棚に覆われたウェルテルの書斎が彼の最期の場となります。クラシカルながら格調高く洗練された美術は貴重なもの。美術や映像に興味のある方にもぜひ観ていただきたい舞台です。
ピルグのウェルテル、藤村実穂子のシャルロット。世界のオペラ・ファン注目のトップ歌手の共演
世界中で『ウェルテル』上演となれば注目の的となるタイトルロールのウェルテルには、世界の最前線で活躍するテノール、サイミール・ピルグが登場。リリカルな美声と端正な演技で世界中の観客を魅了しているピルグのウェルテルは見逃せません。そして日本が生んだメゾのスター、藤村実穂子は知的で繊細なアプローチで苦悩するヒロインを演じました。ドラマが悲劇へと転じていく第3幕のアリア「手紙の歌」では、オペラ・ファンが固唾をのんで藤村実穂子のシャルロットに聞き入り、割れんばかりの拍手が起こりました。この時の藤村実穂子はシャルロットのロールデビュー(初役)。劇場へ詰めかけたファンの最高潮の期待の中で絶唱を聞かせた、オペラならではの決定的瞬間を映像でご覧ください。
この『ウェルテル』の配信を持って、「巣ごもりシアター」は6月26日(金)に終了いたします。
再び皆様を劇場にお迎えする日を心待ちにしております。
- <配信概要>
◆J.マスネ作曲 オペラ『ウェルテル』
(2019年3月21日公演)フランス語上演/日本語字幕付き
指揮:ポール・ダニエル 演出:ニコラ・ジョエル
出演:サイミール・ピルグ、藤村実穂子、黒田 博、幸田浩子、伊藤貴之、糸賀修平、駒田敏章 ほか
合唱:新国立劇場合唱団
児童合唱:多摩ファミリーシンガーズ
管弦楽:東京交響楽団
【配信日時】2020年6月19日(金)15:00~26日(金)14:00
巣ごもりシアター『ウェルテル』視聴サイト:
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/sugomori-werther/
英語版 巣ごもりシアター『ウェルテル』視聴サイト:
https://www.nntt.jac.go.jp/english/productions/opera/project/nntt-at-home-werther.html
- 新国立劇場 「巣ごもりシアター」とは
配信作の多くは3万回ほどの視聴回数を記録、これまでに全演目で約20万回再生され大好評を博しました。普段から舞台に親しみのある方々からの声のみならず、「この機にオペラ・バレエを見てみたくなった!」「劇場が再開したらぜひ生の舞台を楽しみたい!」というご感想も多数お寄せいただき、舞台芸術の振興・普及を理念とする新国立劇場にとっても意義深い試みとなりました。
また、新国立劇場の演劇作品もご自宅でお楽しみいただくべく、「巣ごもりシアター おうちで戯曲」として、当劇場のために書き下ろされた戯曲を、期間限定でウェブ公開し、こちらも多くのアクセスをいただきました。
●「巣ごもりシアター」総合案内ページはこちら:https://www.nntt.jac.go.jp/sugomori/
●「巣ごもりシアター おうちで戯曲」はこちら:https://www.nntt.jac.go.jp/play/sugomori_gikyoku/
- 新国立劇場について
新国立劇場は、 日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、 バレエ、 ダンス、 演劇の公演の制作・上演や、 芸術家の研修等の事業を行っています。
Web: https://www.nntt.jac.go.jp/
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