GEヘルスケア・ジャパン、MRIに関わる全ての人へ快適な検査環境を提供する新型1.5TワイドボアMRI装置「SIGNA™ Champion」を販売開始
医療課題の解決に取り組むヘルスケアカンパニー、GEヘルスケア・ジャパン株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長兼CEO:若林正基:以下、GEヘルスケア)は、新型1.5T(テスラ)MRI(磁気共鳴断層撮影装置)「SIGNA™ Champion(シグナチャンピオン)」を4月11日(木)より発売しました。
SIGNA™ Championは、MRIに関わる全ての人の検査体験を変革することを目指し、ディープラーニング技術をはじめとする多数の先進技術を結集して開発されたMRIスキャナーです。まず、患者さんの検査における快適性の向上を考慮し、設計されたゆとりある検査空間と、患者負担を軽減するAIR™ コイルは、快適な検査環境を提供します。また、ノイズやアーチファクト低減など画質向上に寄与するディープラーニング画像再構成技術AIR™ Recon DLを搭載することで、検査数の増加、診断の確信度向上、読影負担の軽減などMRI検査全体に革新的な変化をもたらします。さらに、1.5Tワイドボアクラス最小のコンパクトなレイアウト設計や、稼働ヘリウム量を削減したマグネットの搭載により、環境面での負荷を低減し、ランニングコストを抑えた運用を実現します。
これらの画期的な技術は、患者さんはもちろん、医療従事者の検査体験を向上させ、病院経営者には堅実な投資を可能にします。SIGNA™ Championはまさに全ての人のために設計されたMRIスキャナーです。
【製品特長】
■検査に携わる全ての人を快適に - True comfort for all
SIGNA™ Championのワイドボアシステムは、患者さんの快適性を最優先に考え、広い検査空間を追求しました。検査体位での前後方向50cmを超えるゆとりある空間は、より快適な検査環境を実現します。また、患者テーブルが49cmまで下がることで、乗り降りする患者さんへの負担を軽減します。そして、柔軟で多目的なAIR™コイルは、患者さんの快適性を向上させると同時に、全身領域でのコイル選択やポジショニングを容易にし、ワークフローの向上に貢献します。これらの革新的な技術は、「患者さんに合わせてもらうMRI検査」から「患者さんに合わせるMRI検査」を実現します。
■全ての画像を次世代に - Exceptional images for all
SIGNA™ Championは、1人1人の患者さんの画像を次世代のレベルへと引き上げるべく、必要となる多数の先進技術を搭載しています。
AIR™ Recon DLによる次世代イメージングは、k空間に対して直接ディープラーニングアルゴリズムを適応することでノイズ低減、尖鋭度向上、トランケーションアーチファクトの低減を実現します。さらにAIR x™による自動スライス設定は、ディープラーニングアルゴリズムを用いることで再現性の高い検査を実現します。これらの革新的なディープラーニング技術は、検査の信頼性を向上させます。
さらに、SIGNA™ ChampionはMRIでの骨イメージングを可能とする撮像技術oZTEoや、音のしない*1MRI撮像技術Silent Scanを含む、患者さんへの優しさを追求した様々なアプリケーションを搭載しています。
これらの革新的なディープラーニング技術と、多彩なクリニカルアプリケーションは、1人1人の臨床ニーズに合わせた最適な検査を提供します。
*1 検査環境音+3dB以下
■堅実・安全な投資 - A secure investment for all
SIGNA™ Championは、GEヘルスケアの1.5Tワイドボアの中で最もコンパクトなレイアウト設計を実現しました。最小24平方メートルのレイアウト設計が可能であり、コンパクトで柔軟なレイアウト設計は不動産コストを軽減し、検査スペースの有効活用を可能とします。
加えて、マグネットを軽量化し、希少性が高まっている稼働ヘリウム量を70%*2削減。これによりランニングコストだけでなく環境負荷も軽減しました。
SIGNA™ ChampionのMRI導入から運用までを考慮したコスト効率の良さは、小規模な画像センターから大規模病院に至るまで、様々な医療施設にとっての財務負担を軽減し、長期的な経営を多角的にサポートします。
*2: 自社従来比
製品概要
製品名: SIGNA Champion
薬事認証名称: シグナ Champion
発売日:2024年4月11日(木)
医療機器認証番号: 306ACBZX00003000
GEヘルスケア・ジャパンについて
GEヘルスケア・ジャパン株式会社は、GEヘルスケアの中核拠点の1つとして1982年に創設されました。予防から診断、治療、経過観察・予後管理までをカバーする「プレシジョン・ケア」の実現を目指し、インテリジェント機器やデータ分析、ソフトウェア、サービス等を提供しています。国内に研究・開発、製造から販売、サービス部門までを持ち、日本のお客様のニーズにお応えしつつ、日本が直面する医療課題の解決に取り組んでいます。日本における社員数は約1,500名、本社および約60カ所の事業拠点があります。
詳細はホームページをご覧ください。https://www.gehealthcare.co.jp/
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