江戸川区外国人未就学児向け日本語支援事業、継続実施のお知らせ
2021年度から4年目の取り組みとなり、2023年度には21名のボランティア講師を派遣
この度、2024年度も本事業を継続実施することが決まりましたのでお知らせいたします。
江戸川区内の小学校に通う児童の約5%にあたる250名ほどが、外国にルーツをもつ児童となっており、日本語指導を必要とする児童は年々増加傾向にあります。TCJは、江戸川区教育委員会の日本語支援事業「放課後にほんご広場」のうち、小学校入学前の子どもに日本語を指導する「入学前にほんご広場」のボランティア講師(日本語サポーター)を当校の受講生及び修了生の方にご案内し、江戸川区と協働で本事業を実施しています。なお、本事業に参画して3年目となり、TCJ養成講座受講生に対する受講中の日本語指導の機会としても好評を得ています。
(子どもたち2~3名に対して受講生1名がつく、きめ細やかなサポートを実施)
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【目 的】
外国にルーツをもち日本語が話せない未就学児が、小学校入学後により充実した学校生活を送れるよう、学校・社会生活におけるコミュニケーションのための日本語を指導する
【指導対象】
江戸川区内の小学校に入学予定の日本語が話せない未就学児
【指導内容】
学校・社会生活におけるコミュニケーションのための日本語(サバイバル日本語)
あいさつ、体調不良を伝える表現、等
【スケジュール】
継続決定:2024年5月
講師募集:2024年10月
実施:2025年2~3月
※本スケジュールはリリース時点のものであり、変更の可能性もあります。
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養成講座受講生にとっても、養成講座受講中から外国人学習者を対象に日本語指導をすることは、非常に貴重な経験となります。
2022年度は実施する小学校は4校でしたが、2023年度は5校に増え、21名の養成講座受講生が各小学校で日本語指導を行いました。
日本語学習者の中でも未就学児を対象とする難しさもありますが、楽しく学べるように、椅子取りゲーム等のゲームを交えながら自然と日本語が学べるように工夫していました。
(楽しそうに椅子取りゲームをする子どもたち)
(緊張もほぐれ、笑顔があふれる子どもたち)
(イラストを使用しながらあいさつを教えるTCJ養成講座受講生)
2024年度も事業実施が確定しています。TCJでは、随時参加希望の受講生を募集していきます。
多くの受講生にさまざまな日本語支援の機会提供をしていきます。
【今後の展望】
東京中央日本語学院(TCJ)は、日本語教育の未来を拓くため未就学児の支援事業にも積極的に取り組んでいきます。国際規格ISO29991の取得校として、高い教育技術と良質な情報コンテンツを提供し続けることで、日本語教師を目指す方へのサポートを強化していきます。さらには、今後も増え続ける国内の外国人材への日本語教育の担い手育成の需要に応えるため、多様な文化背景を持つ学習者への対応力を高める教材や教授法の開発にも力を入れていきます。
【サービス紹介】
東京中央日本語学院(TCJ)は36年以上の歴史を持つ総合日本語教育機関です。
1988年から東京新宿区を拠点に外国人向けの日本語教育、日本語教師の養成を行っています。留学事業は定員数1,000名を越える法務省告示校であり、全国トップ10規模の収容数です。総合日本語コース(在日外国人、海外在住者、企業向け研修向け)は75の国籍の受講生を抱える国内最大級の日本語講座となっています。並びに、外国人向け日本語教育のみならず、累積5,000名近くの修了生を輩出する日本語教師養成講座を運営しています。
【会社概要】
会社名:株式会社東京中央日本語学院
学院長:中澤匠
設立:1988年
所在地:東京都新宿区信濃町34 トーシン信濃町駅前ビル4・5・6F
事業内容:外国人留学生向け進学・就職日本語コースの運営、総合日本語コースの運営(在日外国人、海外在住者、企業向け研修)、日本語教師養成事業、行政・教育機関・企業向けの日本語教育コンサルティング
日本語講座:https://tcj-education.com/ja/
日本語教師養成講座:https://xn--euts3n8lg6bk91h.jp.net/
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