【経営者96.2%が「社会の不確実性」の高まりを実感】約7割が「ビジネスを再構築する必要性が高まった」と回答
〜ビジネス再構築に必要な能力は「分析力」と「リスクの許容力」〜
技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田諒、以下 アカリク)は、従業員数が1000名以上いる企業の経営者・役員・執行役員・部長105名に対し、「社会経済の不確実性」に関する意識調査を実施しましたので、お知らせいたします。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大など、現代社会の不確実性が高まる中、企業を強くするためには、企業が求めるコンピテンシーにマッチした人材を獲得することが求められています。そこで、本調査では、今企業が求めているコンピテンシーの可視化を試みました。そして、得られたコンピテンシーと大学院生の特徴と照らし合わせることで不確実な社会において大学院生が活躍する可能性について検討しました。
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月30日〜同年3月31日
有効回答:従業員数が1000名以上いる企業の経営者・役員・執行役員・部長105名
・ややそう思う:41.0%
・あまり思わない:1.9%
・全く思わない:1.9%
・わからない:0.0%
・地球環境の脆弱化:55.4%
・セキュリティリスクの増大:55.4%
・金融市場の脆弱化:46.5%
・民主主義の脆弱化:45.5%
・情報のネットワークの拡大・複雑化:41.6%
・ネットワークの拡大・複雑化:35.6%
・ヒトのネットワークの拡大・複雑化:23.8%
・その他:6.9%
・特にない/答えたくない:2.0%
<自由回答・一部抜粋>
・60歳:人心と思想の変化。
・59歳:コロナの終焉が見えないことと、ロシアのウクライナ侵攻による景気の悪化。
・53歳:情報の漏洩が何処から漏れているのか分からないから。
・59歳:経済格差。
・40歳:自分勝手な人が増えた。
・46歳:人の考え方や価値観が多様化していること。
・51歳:政治の質低下。
・ややそう思う:40.6%
・あまり思わない:29.7%
・全く思わない:1.0%
・わからない:2.0%
・リスクの許容力:57.4%
・思考の継続力:48.5%
・行動力:45.6%
・コミュニケーション力:45.6%
・グローバリゼーションへの対応力:44.1%
・マネジメント力:42.6%
・リーダーシップ:39.7%
・その他:1.5%
・わからない/答えたくない:1.5%
<自由回答・一部抜粋>
・48歳:情報収集能力。
・53歳:時代に応じた専門性の変更。
・45歳:自分の信念。
・52歳:発想力。
・58歳:DXの推進。
・52歳:センシングした最も可能性が高い仮説の立案と、その仮説に対する対応策の構築力。
・55歳:先見性。
・ややそう思う:37.3%
・あまりそう思わない:6.0%
・全くそう思わない:1.5%
・わからない:1.5%
まず、経営者の96.2%が「社会の不確実性の高まり」を実感していることが分かりました。その理由として、「経済の脆弱化」が68.3%で最多、「地球環境の脆弱化」が55.4%、「セキュリティリスクの増大」が55.4%という結果となりました。他にも、「人心と思想の変化」や、「コロナの終焉が見えないことと、ロシアのウクライナ侵攻による景気の悪化」などの理由も挙がりました。
次に、経営者の約7割が、「ビジネスを再構築する必要性が高まった」と回答しました。そこで、ビジネス再構築に必要な能力を伺うと、「分析力」が60.3%、「リスクの許容力」が57.4%、「思考の継続力」が48.5%となり、他にも「情報収集能力」や「時代に応じた専門性の変更」などを重視する声も挙がりました。また、9割以上の経営者が、「ビジネス再構築に必要な能力を持つ人材の採用を希望する」と回答しました。
今回の調査では、長引くコロナ禍などによって、社会の不確実性が高まっており、経営者がビジネスを一度ゼロベースで考え、再構築する必要性を実感していることが明らかとなりました。また、ビジネスの再構築を念頭においた場合、あらゆる情報を分析する力や、リスクを許容する力だけでなく、思考を継続する力を持つ人材を求めるという声が多く寄せられました。この特徴は、大学院生の特徴とも言われている能力、すなわち事実や理由を性急に求めず、答えの出ない事態に耐える能力である「ネガティブ・ケイパビリティ」と類似します。「ネガティブ・ケイパビリティ」や思考を継続する力などの企業の求めるコンピテンシーを備える大学院生は、不確実な社会において必要とされる人材として企業で活躍できると言えるでしょう。これまで積み上げてきた実績に胡座をかくのではなく、ゼロからビジネスを立ち上げることに対して真摯に向き合っている経営者にとって、マニュアル通りにアウトプットできる人材よりも、答えの無い事態に耐える精神力を持ち、考え続けることのできる人材が求められているようです。
Acric:https://biz.acaric.jp/
会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。
- 調査サマリー
- 調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年3月30日〜同年3月31日
有効回答:従業員数が1000名以上いる企業の経営者・役員・執行役員・部長105名
- 経営者の96.2%が「社会の不確実性の高まり」を実感
・とてもそう思う:55.2%
・ややそう思う:41.0%
・あまり思わない:1.9%
・全く思わない:1.9%
・わからない:0.0%
- 社会の不確実性の高まりを感じる理由、「経済の脆弱化」が68.3%で最多
・経済の脆弱化:68.3%
・地球環境の脆弱化:55.4%
・セキュリティリスクの増大:55.4%
・金融市場の脆弱化:46.5%
・民主主義の脆弱化:45.5%
・情報のネットワークの拡大・複雑化:41.6%
・ネットワークの拡大・複雑化:35.6%
・ヒトのネットワークの拡大・複雑化:23.8%
・その他:6.9%
・特にない/答えたくない:2.0%
- 他にも「人心と思想の変化」や、「コロナの終焉が見えないことと、ロシアのウクライナ侵攻による景気の悪化」などの理由も
<自由回答・一部抜粋>
・60歳:人心と思想の変化。
・59歳:コロナの終焉が見えないことと、ロシアのウクライナ侵攻による景気の悪化。
・53歳:情報の漏洩が何処から漏れているのか分からないから。
・59歳:経済格差。
・40歳:自分勝手な人が増えた。
・46歳:人の考え方や価値観が多様化していること。
・51歳:政治の質低下。
- 経営者の約7割が、「ビジネスを再構築する必要性が高まった」と回答
・とてもそう思う:26.7%
・ややそう思う:40.6%
・あまり思わない:29.7%
・全く思わない:1.0%
・わからない:2.0%
- ビジネス再構築に必要な能力、「分析力」が60.3%、「リスクの許容力」が57.4%
・分析力:60.3%
・リスクの許容力:57.4%
・思考の継続力:48.5%
・行動力:45.6%
・コミュニケーション力:45.6%
・グローバリゼーションへの対応力:44.1%
・マネジメント力:42.6%
・リーダーシップ:39.7%
・その他:1.5%
・わからない/答えたくない:1.5%
- 他にも「情報収集能力」や「時代に応じた専門性の変更」などの能力を重視する声も
<自由回答・一部抜粋>
・48歳:情報収集能力。
・53歳:時代に応じた専門性の変更。
・45歳:自分の信念。
・52歳:発想力。
・58歳:DXの推進。
・52歳:センシングした最も可能性が高い仮説の立案と、その仮説に対する対応策の構築力。
・55歳:先見性。
- 9割以上が、「ビジネス再構築に必要な能力を持つ人材」の採用を希望
・とてもそう思う:53.7%
・ややそう思う:37.3%
・あまりそう思わない:6.0%
・全くそう思わない:1.5%
・わからない:1.5%
- まとめ
まず、経営者の96.2%が「社会の不確実性の高まり」を実感していることが分かりました。その理由として、「経済の脆弱化」が68.3%で最多、「地球環境の脆弱化」が55.4%、「セキュリティリスクの増大」が55.4%という結果となりました。他にも、「人心と思想の変化」や、「コロナの終焉が見えないことと、ロシアのウクライナ侵攻による景気の悪化」などの理由も挙がりました。
次に、経営者の約7割が、「ビジネスを再構築する必要性が高まった」と回答しました。そこで、ビジネス再構築に必要な能力を伺うと、「分析力」が60.3%、「リスクの許容力」が57.4%、「思考の継続力」が48.5%となり、他にも「情報収集能力」や「時代に応じた専門性の変更」などを重視する声も挙がりました。また、9割以上の経営者が、「ビジネス再構築に必要な能力を持つ人材の採用を希望する」と回答しました。
今回の調査では、長引くコロナ禍などによって、社会の不確実性が高まっており、経営者がビジネスを一度ゼロベースで考え、再構築する必要性を実感していることが明らかとなりました。また、ビジネスの再構築を念頭においた場合、あらゆる情報を分析する力や、リスクを許容する力だけでなく、思考を継続する力を持つ人材を求めるという声が多く寄せられました。この特徴は、大学院生の特徴とも言われている能力、すなわち事実や理由を性急に求めず、答えの出ない事態に耐える能力である「ネガティブ・ケイパビリティ」と類似します。「ネガティブ・ケイパビリティ」や思考を継続する力などの企業の求めるコンピテンシーを備える大学院生は、不確実な社会において必要とされる人材として企業で活躍できると言えるでしょう。これまで積み上げてきた実績に胡座をかくのではなく、ゼロからビジネスを立ち上げることに対して真摯に向き合っている経営者にとって、マニュアル通りにアウトプットできる人材よりも、答えの無い事態に耐える精神力を持ち、考え続けることのできる人材が求められているようです。
- 大学院生のキャリアを支援する「アカリク」
アカリクは大学院生に特化したダイレクトリクルーティングや採用イベント、人材紹介サービスです。累計登録者数15万人以上の国内最大の理系・院生データベースから採用をトータルサポート。スカウトサービスの他に、「分野別・専攻別に開催する大学院生採用イベント」、「ピンポイントでスキル・研究がマッチする方をご紹介するエージェントサービス」などもご提供しています。
Acric:https://biz.acaric.jp/
- アカリクについて
会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)
創業 :2006年11月
代表者:代表取締役社長 山田諒
所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
資本金:1億1500万円
事業 :大学院生・ポスドク向け就活情報サイト「アカリク」の運営、研究分野・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など。
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