ビール醸造の副産物「モルト粕」を犬用おやつにアップサイクルする産学連携プロジェクト始動

そらとしば by よなよなエール×酪農学園大学の産学連携プロジェクト第2弾「動物愛護フェスティバルinえべつ2026」でサンプル提供し、商品化を目指す

株式会社ヤッホーブルーイング

北海道北広島市「エスコンフィールドHOKKAIDO」球場内に所在するクラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」と、酪農学園大学(所在地:江別市 学長:岩野 英知)は、クラフトビールをつくる過程で生じる「モルト粕(かす)」を活用した犬用おやつの開発プロジェクトを始動しました。愛犬との新しいライフスタイルの提案と、環境に配慮した循環型社会の実現を目指します。両者の産学連携の取り組みは、昨年の酪農学園大学産ライ麦・ライ小麦を使用したクラフトビール醸造、クラフトビールと相性の良いフード開発に続き2年目です。今回の取り組みでは、学生が栄養分析からレシピ考案、テスト品の制作までを行います。学生に一連の流れを体験してもらうことで、学生のチャレンジできる場づくりにも貢献したいと考えています。さらに、2026年10月4日(日)に酪農学園大学構内で開催予定の「動物愛護フェスティバルinえべつ2026」にてサンプルを提供、お客様のフィードバックを受け本格的な商品化につなげる予定です。そらとしば by よなよなエールは、クラフトビールの製造・販売にとどまらず、ビールを起点としたライフスタイルの広がりや地域とのつながりを育む取り組みを通して、ささやかな幸せをお届けしていきます。

そらとしば by よなよなエール × 酪農学園大学の産学連携プロジェクト第2弾

飼い主はビール、愛犬はおやつで乾杯!
ドッグフレンドリーな環境から生まれる、サステナブルな愛犬用おやつを開発

今回のプロジェクト発足のきっかけは、エスコンフィールドHOKKAIDO及びFビレッジが持つ国内屈指のドッグフレンドリーな環境にあります。ペットとともに観戦ができる専用シートやドッグランを備える同球場には、日々多くのペットオーナーとその飼い犬が訪れ、特別な時間を過ごしています。そんな球場に醸造所を構えるそらとしば by よなよなエールには愛犬家のスタッフも多く、以前から「ビールを飲む人(飼い主)だけでなく、一緒に球場に訪れる愛犬にも球場での体験を楽しんでもらいたい」という想いを持っていました。そこで着目したのが、ビール醸造の副産物である「モルト粕」です。

ビール醸造の際に排出されるモルト粕

クラフトビール醸造時に発生する「モルト粕(麦芽を糖化・ろ過した後の仕込み粕)」は、そらとしば by よなよなエールから年間約10t排出されます。従来は主に家畜用飼料として活用されてきましたが、これをペット向け商品としてアップサイクルし、「飼い主はビール、愛犬はモルトのおやつ」という、愛犬との新しいライフスタイルを提案します。開発にあたっては、動物に関する専門的な知見を有し、昨年の産学連携プロジェクトを行った酪農学園大学とタッグを組むこととなりました。学生にとって実践的な学びの場となることを目指し、2つのゼミを中心とした産学連携プロジェクトとして推進しています。

2年連続での産学連携の取り組み 学生の実践経験につなげる

そらとしば by よなよなエールと酪農学園大学は、昨年の2025年に初めて産学連携プロジェクトを実施。酪農学園大学の学生が構内で栽培したライ麦を活用したビール製造・販売と、そらとしば by よなよなエールで販売するフードの学生による開発を行いました。産学連携2年目となる今回は、モルト粕を活用した犬用のおやつを共に開発します。学生が製品開発の体験を通じて専門的な見識を深め、将来のキャリア形成につなげる教育の場となることを目指します(昨年度の取り組みはこちらよりご覧いただけます)。

酪農学園大学の2つのゼミと連携し、栄養分析とレシピを考案

本プロジェクトには、獣医保健看護学類「動物と人の関係学ユニット」と、食と健康学類「栄養教育学研究室」が参画しています。犬の生態に精通した知見と、調理・レシピ設計における専門性を融合させ、モルト粕を有効活用したペット用おやつの開発に共同で取り組みます。コンセプトの策定やネーミングから、実際の試作品の設計・提案に至るまでを学生が主体的に担い、産学連携による実践的な製品開発プロセスを経験する場としてプロジェクトを推進します。

学生たちが試作品を与えている様子(食いつきのテスト)
学生たちが試作品を与えている様子(食いつきのテスト)

■シェルターメディスン研究室詳細(川添敏弘教授)

動物と人の暮らしを豊かにしていく研究をしています。特に、動物が関連する社会問題を解決していくための研究に取り組んでいます。

研究室詳細:https://www.rakuno.ac.jp/teacher/14543.html

●コメント

「シェルターにいる保護猫の飼育管理をしている学生たちは、動物との社会参加を真剣に考えています。そういう学生が、環境問題と動物がコラボする企画に興味を持って参加しています。人と動物とSDGsをエスコンフィールドHOKKAIDOから発信できると嬉しいです。」

■栄養教育学研究室詳細(杉村留美子准教授)

食選択の決定を支援するための方法論を検討し、行動科学を用いてヒトの食行動がどのように変容するかを研究テーマとして、動機づけやスキルを高めるための栄養教育研究に取り組んでいます。

研究室詳細:https://www.rakuno.ac.jp/archives/teacher/9366.html

●コメント

「管理栄養士を目指す学生が栄養学の学びを活かし、ペットフードの製品開発に関わる機会をいただきました。

今回はモルト粕の栄養価に着目し、ペットのおやつに健康サポートとしての機能性を加えることができないかと考えています。ペットの嗜好性を含め、人と動物の共通点や相違点などを獣医保健看護学類から教わり一緒に取り組むことができる環境は、酪農学園大学の強みです。」

秋の「動物愛護フェス」でサンプル提供、その後の商品化も視野に

まずは、2026年10月4日(日)に酪農学園大学で開催予定の「動物愛護フェスティバルinえべつ2026」にて、サンプル提供をする計画でプロジェクトを進めています。サンプル提供と合わせてアンケート等を実施し、その結果を、その後の製品開発に繋げます。来年度には外部メーカーでのOEMによる商品化も視野に入れています。

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会社概要

URL
http://yohobrewing.com/
業種
製造業
本社所在地
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
電話番号
-
代表者名
井手直行
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1996年05月