「今度は、自分が誰かを助けたい」小児がんや重い病気を経験した子どもたちの願いを叶える『シャイン・オン!コミュニティ』 クラウドファンディング開始
この事業は、闘病中に当法人のファシリティドッグ 、ビーズ・オブ・カレッジに参加した子どもたちの、このプラグラムをもっと多くの人に知って欲しい、闘病中に助けてもらった恩返しをしたい、という声から生まれました。
背景
小児がんに罹患する子どもたちは年間2,000人程度と言われており、5年生存率は7〜8割となっています。残念ながらお空に旅立つ子どもたちも多い中、一方で、7〜8割の子どもたちはがんを乗り越え、その後の人生を歩んでいきます。
国立がん研究センター がん情報サービス
https://ganjoho.jp/public/life_stage/child/patients.html
がんは5年ほどの間の再発がなければそれで終わりではありません。特に小児がんの場合、成長期に侵襲性の高い治療を受けることから6割の小児がん経験者(以下経験者)が何らかの晩期合併症と向き合いながらその後の人生を歩んでいきます。多くの経験者は「疲れやすさ」を抱えているとも言われ、社会復帰への困難を抱えたり、キャリア形成に悩んだり、様々な生きづらさに向き合っているとされています。
彼らは治療後も日々、同級生と同じ生活を送りながらも、晩期合併症の発症リスク、さらには再発のリスクも背負いながら人生を歩みます。社会復帰やキャリア形成に困難を感じることが少なくありません。また、家族やきょうだい児も精神的・経済的な支援が必要になることがあります。
退院した小児がんや重い病気を経験した子どもたちには、社会復帰やキャリア形成にポジティブに取り組んでいくための、自己肯定感を高め自己効力感を得られるような成功体験が求められているのです。
困難な経験を乗り越えた子どもたちだからこその「入院中の仲間を勇気づけたい!」という気持ちを、未来につなげる『シャイン・オン!コミュニティ』
小児がんや重い病気を経験した子どもたちは、治療でお世話になった医療従事者や家族、様々な周囲のサポートを受けた原体験から「今度は、自分たちにできることで、皆に恩返しがしたい、貢献したい」と思う気持ちを持つことが少なくありません。
多くの困難を経験してきた彼らが共通して口にするのは「今まで色々な人に支えられてきたから、同じ経験をしている仲間を勇気づけたい!」という想いです。多くの人に支えられてきたからこそ、今度は自分たちが支えたい!という思いをカタチにしたいという新たな夢を育んでいます。
『シャイン・オン!コミュニティ』は、小児がんや重い病気を経験したからこそ生まれる本人の自発的な「こうしたい!」「こうなりたい!」「こうありたい!」という気持ちを尊重し、自身の他者貢献を形にするペイ・フォワード(恩送り)の精神を大切にした活動を社会参画機会として、次世代に自己効力感と自己肯定感、そして自分自身のキャリアをポジティブに捉え育んでいけるような機会を広げていきます。
【募集概要】
URL:https://syncable.biz/campaign/6024
★主催:認定NPO法人シャイン・オン・キッズ
★期間:2024年6月17日(月)〜9月2日(月)
★目標:200万円
★寄付金使途:『シャイン・オン!コミュニティ』における下記の活動費
1- 子ども企画室が中心となって行う啓発活動
2- 心のケアの重要性の啓発&チャリティグッズ開発・販売
3- 学会や活動報告会での当事者目線での発信
4- 入院中の仲間に届けるグッズ開発・情報発信
★認定NPO法人への寄付となるので税制優遇の対象となります
支援のお願い
困難な経験を乗り越えた子どもたちが「入院中の仲間を勇気づけたい」という思いを実現するため、皆様のご支援をお願い申し上げます。ご寄付は、『シャイン・オン!コミュニティ』の活動費として大切に使用させていただきます。
【関連リンク】
闘病中にファシリティドッグの絵を描き続けた少年。700点を超える作品の一部を展示・販売します
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000023199.html
<こども企画室>チャリティ販売(ファシリティドッグ写真展)
https://www.youtube.com/watch?v=c57ggo-cCy8
◆シャイン・オン!キッズとは
小児がんや重い病気の子どもたちとそのご家族を心のケアのプログラムで支援。ファシリティドッグ・プログラム(動物介在療法)、ビーズ・オブ・カレッジ プログラム(アート介在療法)、キャンプカレッジ(小児がん経験者のコミュニティ運営)、シャイン・オン!コネクションズ(オンラインで心のケアや学習支援アクティビティを提供)、シャイン・オン!フレンズ(小児がん経験者のWEBコミュニティ)などを運営。2006年設立、2024年4月現在全国31病院にて活動中。(https://ja.sokids.org/)
◆ファシリティドッグ
ファシリティドッグが寄り添うことにより、小児がんや重い病気の子どもたちが治療を前向きに捉え、自尊心を保てるよう、子どもたちとその家族の生活の質の向上を目指す活動です。
ときどき訪れて短い時間だけふれ合うのではなく、同じ犬がいつもそこにいて多くの時間を繰り返し過ごせることが、入院治療している子どもたちの心の励みになります。
◆ビーズ・オブ・カレッジ
小児がんなど重い病気とたたかう子どもたちへの心のケアを目的とした「アート介在療法」です。アメリカで開発されたプログラムで、シャイン・オン!キッズは日本で展開できる唯一の組織として認証を受けています。2024年6月現在全国29の医療施設に導入しています。
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