AIプラットフォーム「exaBase」と顧客環境を閉域網で接続

~シームレスなデータ連携・AIサービスの提供に向けてNTTコミュニケーションズと協業を開始~

株式会社エクサウィザーズ

 AIを利活用したサービスによる社会課題解決に取り組む株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長:石山 洸、以下「エクサウィザーズ」)は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:丸岡 亨、以下「NTT Com」)が提供する次世代インターコネクトサービス「Flexible InterConnect※1」 (以下:「FIC」)等を活用したAIサービスの提供において協業を開始しました。

☑︎背景・目的 - エクサウィザーズのAIプラットフォーム「exaBase」と、NTT Comの閉域接続でセキュアな「FIC」の連携が可能に
 エクサウィザーズはこれまでAIプラットフォーム「exaBase」を国内時価総額トップ100社の半数以上を含む500社超の企業にソリューションを提供してきました。しかし、exaBaseを活用して国内大企業の顧客環境にAIサービスを提供する場合、オンプレミス環境への対応などが、スピード感を持ったAIサービス開発を行う上で一部妨げになるといった課題がありました。
 こうした背景の元、今回、NTT Comが提供する「FIC」等を活用し、「exaBase」と顧客環境の間に独自の閉域ネットワークを構築することで、顧客データをフル活用したセキュアで高速なAIサービスの提供・開発を行うことが可能となりました。「exaBase」は単なる機械学習アルゴリズムの提供に留まらず、MLOpsやUI付帯サービスの提供を開始しており、今回の協業で、顧客に対してよりシームレスなデータ連携・AIサービスの提供が可能になります。今後は、相互の顧客に対して順次ソリューションを提案していく予定です。
 なお、現在“Well-being Tech”領域で業務提携している住友生命保険相互会社との協業プロジェクトにおいて、相互の迅速なデータ連携を目的とした導入検討を進めています。

※1「Flexible InterConnect」は、NTT Comが提供する次世代インターコネクトサービスです。データ利活用によるDX実現を加速させるプラットフォーム「SDPF<https://www.ntt.com/business/sdpf/>」のサービスであり、社内外のクラウドサービスやデータセンター等のさまざまなICTサービスを閉域網でセキュアに接続します。詳細はWebサイト<https://www.ntt.com/business/services/data-utilization/dxplatform/sdpf/fic.html>をご覧ください。
 


☑︎協業の概要 – ネットワークからAIサービスまでのオールインワン・ソリューション
 エクサウィザーズが提供するAIプラットフォーム「exaBase」は、すぐに使えるSaaSのAIアプリケーションや、AIアルゴリズム・API、MLOpsはもちろん、AI・DX戦略コンサルティングサービス、DX人材・組織開発サービスの提供からJV組成まで、AI・DXに関わる幅広いソリューションを、ニーズに応じて組み合わせて提供することで、多くのプロジェクトにおいて実インパクトを創出しています。
 このたびの協業により、エクサウィザーズは閉域接続を実現する「FIC」等を中心としたネットワークの提供が可能になり、以下の(1)〜(3)の協業を進めていきます。

(1) エクサウィザーズのAIプラットフォーム「exaBase」における閉域網を活用した顧客環境との接続
エクサウィザーズは閉域接続を実現する「FIC」等を中心としたNTT Comのネットワークを活用することで、「exaBase」と顧客環境を直接接続し、顧客環境とは独立した形でのAIサービスの開発・提供をセキュアかつ高い効率で実現可能となります。

(2) NTT Comの閉域網における「exaBase」を活用したAIサービスの提案
DXソリューションの提供においてAIの重要性が高まる中、NTT Comは「FIC」等と「exaBase」を組み合わせることで、ネットワークのみの提供に留まらず、ネットワーク上で活用できるAIサービスの提案が可能になります。

(3) 上記両社の既存サービスの機能強化に留まらない、共同でのソリューション開発
エクサウィザーズのAIプラットフォーム「exaBase」と、「FIC」等のNTT Comの閉域網のネットワークのノウハウを組み合わせ、新たなAI・DXソリューションの提供を検討していきます。

 エクサウィザーズとNTT Comは、企業の課題解決・顧客価値の最大化をより強力にサポートする本取り組みを通じて、社会課題解決に向けたAIの社会実装およびDX推進をより一層加速させていきます。


☑︎エンドースメント
佐々倉 秀一:NTTコミュニケーションズ株式会社 常務執行役員
プラットフォームサービス本部 データプラットフォームサービス部長

この度、エクサウィザーズ社が NTT Com の「Flexible InterConnect(FIC)」等を活用し、閉域接続による「exaBase」の提供を開始されたことを、心より歓迎いたします。
エクサウィザーズ社のAIを用いた社会課題解決を通じて幸せな社会を実現することに貢献しつつ、弊社の「FIC」等とエクサウィザーズ社の強みを組み合わせることで、マルチクラウド時代におけるお客様の DX の推進や Re-connect X®<https://www.ntt.com/about-us/re-connectx.html>の実現に貢献して参ります。

石山 洸:株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長
現在、デジタル・トランスフォーメーションの実現に向けて、もう一つのDXとして、デベロッパー・エクスペリエンス(Developer eXperience:開発者体験)の重要性が挙げられています。一方で、AIの活用範囲がインターネットから重厚長大なサイバー・フィジカルの世界へ拡大していく中、オンプレミス環境や常駐での開発からのトランスフォーメーションが課題となっておりました。今回、exaBaseとNTTコミュニケーションズの閉域網を連携することで、開発者体験を最大化し、AIを用いた社会課題解決を加速して参ります。

【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立  :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 石山 洸
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL  :https://exawizards.com/

【NTTコミュニケーションズ株式会社 会社概要】
会社名 : NTTコミュニケーションズ株式会社
所在地 :東京都千代田区大手町2-3-1 大手町プレイスウエストタワー
営業開始日:1999年7月1日
代表者 :代表取締役社長 丸岡 亨
事業内容:国内電気通信事業における県間通話サービス、国際通信事業、ソリューション事業、
及びそれに関する事業等
URL  :https://www.ntt.com/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社エクサウィザーズ

69フォロワー

RSS
URL
http://www.exawizards.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ツインビル東館5階
電話番号
-
代表者名
春田 真
上場
東証グロース
資本金
22億6490万円
設立
2016年02月