”ジェンダーギャップ指数2019”日本は過去最低を更新するも、東大祝辞、#KuToo、性暴力反対デモ等、今年は女性ムーブメントが話題の1年
東大祝辞で話題の上野千鶴子先生にゼロからフェミニズムについて聞きました!
■上野千鶴子さんの東大祝辞が日本に衝撃
2019年4月上野千鶴子さんの東大祝辞が話題になった。女性差別を淡々と描き、韓国でベストセラーとなった『82年生まれ、キム・ジヨン』が日本でも15万部を超えるヒット、さらに日本の職場で女性のみにハイヒールやパンプスを強いる企業の服装規定をなくす運動「#KuToo」が2019年流行語大賞でベストテン入りするなど、性差別に関するムーブメントが湧き上がる1年となった。
■この対談が実現するにあたり
田房永子さんは自身の「毒親」を描いた『母がしんどい』で話題となった漫画家・ライター。今年創刊したフェミニズム雑誌『エトセトラ』の責任編集長を務めた。上野先生の東大祝辞を受け、フェミニズムについて聞いてみたいという事から企画が始まる。
■上野先生に聞いてみたい!
田房さん自身の境遇「妻であり、母であり、働く女性」30代~40代の団塊ジュニアが抱える生きづらさや「モヤモヤ」を代弁し、上野さんに質問を投げ掛けていきます。フェミニズムの成り立ち、母娘の関係、仕事、恋愛、結婚、子育て、性の話まで多岐に渡り、時代背景とフェミニズム的な視点で上野さんが丁寧に解説。あらゆる世代を横断したフェミニズム入門書となっています。
団塊世代の母と娘、学生闘争、仕事と子育て、夫婦関係、性暴力、モテとフェミニズムについてなど盛り沢山です!
フェミニズムが話題なのは知っていてもよく分からない人、フェミニズムに苦手意識を持っている人にも読んで頂きたい一冊です。
【目次】
はじめに 田房永子
第一章 女はどうしてこんなに大変なの?
第二章 女はどうやって闘ってきたの?どうやって闘えばいいの?
第三章 結婚・恋愛・子育てについて真剣に考えてみる
第四章 フェミニズムと性の話。おっさん的想像力よ、さようなら!
第五章 私はフェミニスト?
おわりに 上野千鶴子
【著者プロフィール】
上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年富山県生まれ。社会学者。東京大学名誉教授。認定NPO法人ウィメンズアクショネットワーク(WAN)理事長。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間、教育と研究に従事。著書に『家父長制と資本制』(岩波書店)、『おひとりさまの老後』(文春文庫)、『女ぎらい』(朝日文庫)、『ケアの社会学』(太田出版)など多数。
田房永子(たぶさ・えいこ)
1978年東京都生まれ。漫画家、ライター。母からの過干渉に悩み、その確執と葛藤を描いたコミックエッセイ『母がしんどい』(KADOKAWA/中経出版)がベストセラーに。主な著書に『ママだって、人間』(河出書房新社)、『キレる私をやめたい~夫をグーで殴る妻をやめるまで~』(竹書房)、『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』(大和書房)など。
【書籍概要】
書名 :上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!
著者 :上野千鶴子 田房永子
発売日 :2020年1月10日
販売元 :株式会社大和書房
価格 :1500円+税
URL :http://www.daiwashobo.co.jp/
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