フジテック・パシフィックが設立40周年を迎えました
フジテック株式会社(本社:滋賀県彦根市、社長:原田政佳)のグループ法人であるフジテック・パシフィック(Fujitec Pacific, Inc./所在地:グアム)は、2025年、設立40周年を迎えました。フジテック・パシフィックは1985年(昭和60年)12月の設立以来、グアム島を中心にマリアナ諸島での事業を拡大し、世界有数のリゾート地における移動インフラを支えてまいりました。
■リゾート地での挑戦と「フジテック旋風」
設立当時、観光産業で活況を呈していたグアムのエレベータ市場は、すでに他社メーカーによってシェアが占められており、新規参入は容易ではない状況でした。 しかし、1980年代後半のホテル建設ラッシュを機に、当社は果敢に営業活動を展開しました。転機となったのが、1987年(昭和62年)に完成した「パシフィック・スターホテル」への納入です。これを皮切りに品質とメンテナンス力が現地で高く評価され、島内にフジテック旋風を巻き起こしました。
その後、「ホテル・ニッコー・グアム」「ロッテ・ホテル・グアム(旧グアム・ホテル・オークラ)」「ウェスティン・リゾート・グアム」など、グアムを代表する一流ホテルに次々と当社商品が採用され、近代都市だけでなく国際観光地においても「強いフジテック」を証明することとなりました。
■「安全・安心」を世界のお客さまへ
現在、フジテック・パシフィックはグアム島・サイパン島を含むマリアナ諸島の広域にわたり事業を展開しています。世界中から多くの観光客が訪れるリゾート地において、私たちは創業以来変わらず「安全・安心」な移動空間の提供を使命として取り組んでいます。
40周年という大きな節目を迎え、私たちはこれからも高い技術力と質の高いサービスで、地域社会と観光産業の発展に貢献してまいります。
■<現地責任者からのメッセージ> フィールド・オペレーション・マネージャー Jun D. Sinlao(ジュン・D・シンラオ)
創立40周年、誠におめでとうございます。 私自身も36年間、フジテック・パシフィックと共に歩んでまいりました。この大きな節目を皆さんと共に祝えることを、大変光栄に思います。今日の私たちの成長があるのは、歴代の仲間たちの献身的な努力、そして大切なお客さまとフジテックグループの多大なるご支援のおかげです。
この40年はゴールではなく、通過点です。
私たちは過去を振り返るだけでなく、新たな可能性を受け入れ、限界を超えて価値を創造し続けていかなくてはなりません。感謝の気持ちを胸に、これからも一丸となって新たな挑戦を続けてまいります。

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