武蔵野美術大学と株式会社フロンティアコンサルティングが「日常の側にあるワーケーション」のデザインプロジェクトを実施
プロジェクト概要
デジタル技術の発展やコロナ禍以降の価値観変化により、これまで私たちが常識としていた家庭や就労、教育、介護などにともなう様々な制約(時空間や文化、慣習など)を超えて、それぞれのライフスタイルや事情にあった形を選択できる社会への変化が始まっています。
本研究では、東京都大島町をフィールドに本学造形構想学部クリエイティブイノベーション学科の学生が、人々が社会参画する様々な生産活動と個人の時間を二項対立としない新しい暮らし方のケースを検討します。そして、暮らし方の変容を促進するソリューションアイデアを創出したものから、プロトタイピングを通した有識者のフィードバックを参考に、ワーケーション促進を図るコンセプトの方向性を探索します。
株式会社フロンティアコンサルティングについて
「Creating a new work stage.」をブランドスローガンに掲げ、オフィスを中心とするワークプレイスといった環境と、時代に呼応して更新する働き方やコミュニケーションといった機会の有機的な結びつきをより深め、働く人と働く場所の未来をつくります。また、オウンドメディア『Worker’s Resort』(https://www.workersresort.com)による、海外オフィスの最新トレンドやオフィステック、ワークプレイスカルチャーなどオフィスにまつわる広範な情報発信は、クライアント以外の企業・団体からも第三者オピニオンとして注視されます。
【本学学生が実践する社会課題解決】
クリエイティブイノベーション学科は、美術・デザインを学ぶことで身につく力「創造的思考力」を持って、社会の中で実践的に学ぶことを目的として、2019年に開設し、2023年3月に第1期生を輩出いたしました。
本学科では、入学後2年間、本学鷹の台キャンパスで美術・デザインの基礎、フィールドリサーチ、イノベーションに関する歴史的背景を学びます。3年次からは、市ヶ谷キャンパスで、提携企業・自治体等と連携したプロジェクト型授業を通じて社会と共創していきます。
本プロジェクトを含め、企業や自治体等と連携し、持続可能な未来社会について、様々な分野の専門家と対話しながら、実社会における様々な課題に取り組んでいます。
本件に関するお問い合わせ先
武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス事務室
rcsc_staff@musabi.ac.jp
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