速報機能により電気設備の事故報告を効率化
~「詳報作成支援システム」に「速報作成機能」を追加~
独立行政法人 製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、電気事故報告書(詳報)を作成・提出できる「詳報作成支援システム」の機能強化を行い、令和5年4月3日に公開しました。
「詳報作成支援システム」は、電気工作物で発生した事故の報告時に必要な情報を漏れなく入力できるなど、報告者の支援を目的としたWebアプリケーションで、NITE電力安全センターが運営しています。
今回の機能強化では、最新の法令に対応・準拠するとともに、新たに「速報作成機能」を追加しました。これにより事故発生から30日以内に提出が必要な詳報だけでなく、24時間以内に必要となる事故の概要(速報)についてもシステム上で報告が可能になります。そして、速報で入力した情報は詳報に引き継がれるため、電気事故報告に伴う業務を更に軽減することが期待されます。
「詳報作成支援システム」は、電気工作物で発生した事故の報告時に必要な情報を漏れなく入力できるなど、報告者の支援を目的としたWebアプリケーションで、NITE電力安全センターが運営しています。
今回の機能強化では、最新の法令に対応・準拠するとともに、新たに「速報作成機能」を追加しました。これにより事故発生から30日以内に提出が必要な詳報だけでなく、24時間以内に必要となる事故の概要(速報)についてもシステム上で報告が可能になります。そして、速報で入力した情報は詳報に引き継がれるため、電気事故報告に伴う業務を更に軽減することが期待されます。
- 電気事故の報告義務
これは、電気事業法第106条、電気関係報告規則第3条及び3条の2に定められたもので、電気事故の発生を覚知してから
・24時間以内に「事故の概要(速報)」
・30日以内に「事故の詳細(詳報。電気事故報告書のこと)」
を報告しなければなりません。
- 機能強化の内容
[図1] 詳報作成支援システムの速報作成画面
詳報作成支援システム>>>https://www.nite.go.jp/gcet/tso/shohosupport/
- 電気事故情報に関するNITEの取り組み
NITEでは、「詳報作成支援システム」、「詳報公表システム」の取り組みを通じて経済産業省への情報提供や制度改善などの提言を行い、今後の日本における電気保安の向上、電力供給の安定化に取り組んでいます。
[図2] 詳報公表システムについて
- NITE 電力安全センターについて
NITE 電力安全センターの業務紹介 >>>
https://www.nite.go.jp/gcet/tso/index.htm
※電気事業法の事故報告制度については、経済産業省にお問い合わせください。
(https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/index.html)
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