絶賛公開中『コンサート・フォー・ジョージ』ジョージ・ハリスンを追悼するために豪華アーティストが集結!

第三弾 公開記念トークイベント報告レポートが到着!和田唱さん(TRICERATOPS)x藤本国彦さんトークショーと“ジョージへの感謝上映”が盛況に行われました!

カルチャヴィル合同会社

“静かなるビートル”ジョージ・ハリスン生誕80周年を記念し、絶賛公開中の映画『コンサート・フォー・ジョージ』。日本での初劇場上映を記念した第3弾トーク・イベントが、8月24日、TOHOシネマズ シャンテにて開催されました。トーク・ゲストに、ミュージシャンとしての視点からビートルズの魅力を掘り下げ、現在NHK-FMで放送中の『ディスカバー・ビートルズII』のパーソナリティも務められているTRICERATOPSの和田唱さんと、書籍『ディスカバー・ビートルズ THE BOOK』(シンコーミュージック刊)の監修を担当されたビートルズ研究家の藤本国彦さんを迎え、“ジョージへの感謝上映”として、声出し拍手OKの応援上映というスペシャルな形での上映に多くの観客の方が参加されました。

第三弾トークイベント 和田唱さん(TRICERATOPS)x藤本国彦さんトークショー第三弾トークイベント 和田唱さん(TRICERATOPS)x藤本国彦さんトークショー


本編上映中はポール・マッカートニーやリンゴ・スター他、出演アーティストの登場シーンには大きな歓声が、演奏の後には拍手、そして、曲に合わせての手拍子も起こる楽しさ溢れる上映回となりました。本編上映後、トーク・ゲストのTRICERATOPSの和田唱さんとビートルズ研究家の藤本国彦さんが登壇すると、ビートルズはもちろん、本作ををよく知るお二人のトークを楽しみに待っていた客席からは一層大きな拍手が起こり、和気藹々(あいあい 開く?)としたムードの中、対談がスタート。

 

試写を含めて劇場で4回ご覧になったという藤本さんと、DVDで度々鑑賞され、2003年旧日本青年館での特別試写以来の劇場鑑賞だったという和田さん。2003年当時の試写会には来日中のエリック・クラプトンとオリヴィア・ハリスンも試写会に参加していたことから「ファンだったので、映画どころではなくなってしまうのではと心配していたものの、始まったら映画に引き込まれて、エリックどころではなくなってしまって(笑)。でもエリックがいることも相まって特別な経験でした」という和田さんの思い出から対談はスタート。

劇場での改めての鑑賞に関して、和田さんからは「やはり、特に「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」が素晴らしい。「マイ・スウィート・ロード」あたりからこのフィルムが持つ一体感が増して、僕らも観客席にいるような感覚になっていきました。極めつけは「I’ll See You in My Dreams(夢で逢いましょう)」でしたね」と話されると、「エンディングの花吹雪、いいですよね」と藤本さんも相槌を打たれ、客席からも深い頷きがありました。続けて、「I’ll See You in My Dreams」をTRICERATOPSでカバーしたきっかけはこのコンサートですか、と藤本さんが尋ねると、「もちろんそうです。ジョー・ブラウンが演っているのを聞いて、改めて素敵な曲だなぁ、と思って。雰囲気がぴったりですよね」と和田さん。

 

本作の音楽監督を務めたエリック・クラプトンに関して、藤本さんより「クラプトンはジョージの弟分として、裏方に徹して、気も回しながら甲斐甲斐しく主催者を務めていて、そのあたりにもジョージへの想いの強さがでていますね」と語ると、和田さんも「この映画を観るとクラプトンが好きになりますよね。普段よりもよく笑っているんですよ。そのあたりも素敵だな」と話されました。また、ソロも控えめで「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」も前半はレコードに忠実にギターを弾くクラプトンに、ポールのピアノ、リンゴのドラムとレコーディングしたときのメンバー3人が揃っていることへの改めての驚きも語られました。

「ビートルズの二人、リンゴやポールが出てくるだけでオール・スター・バンドのようになりますね」と言う藤本さんに、「ビートルズの二人が持っている華は特別なものがありますね」と和田さん。「フォー・ユー・ブルー」でポールがリンゴに合図を送って、リンゴが一節を歌う場面なんかもいいですよね」と継ぎ、しばしポール談義に花が咲きました。

「モンティ・パイソンのハチャメチャなコメディーやいわゆるブラック・ユーモアからインド音楽や宗教的な荘厳さまで、ジョージらしい幅がありますよね」(藤本さん)「そうですよね。ロックもありで、最後は「夢で逢いましょう」という音楽的にミクスチャーなところも好きな所なんですよ」(和田さん)「そこもジョージだからこそですよね。ジョージが好きだった人たちがちゃんと声をかけられて集まっているのもわかります」(藤本さん)と、ジョージ不在のトリビュート・コンサートながら、様々な場面でジョージらしさを感じられるコンサートだったこともしみじみと語られました。

和田さんからの「ジョージの日本公演でもバックを支えた面々がいるのもいいですね。かつてジョージの曲を演奏している人たちがバックにいるから演奏もタイトでまとまっています」とのお話や、開催から21年経ち、トム・ペティやビリー・プレストン、ラヴィ・シャンカール、ゲイリー・ブルッカー、ジム・キャパルディなど、既に亡くなっているミュージシャンも多く、月日を感じるということや、ジョー・ブラウン、サム・ブラウンを始めとする出演ミュージシャンにまつわるお話など、本作をよく知るお二人ならではの様々なエピソードがテンポよく語られ、会場からの大きな拍手とともに30分のトーク・イベントは終了となりました。

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『コンサート・フォー・ジョージ』はジョージ・ハリスンが他界したちょうど1年後の2002年11月29日に盟友エリック・クラプトンと妻オリヴィア・ハリスンによって開催された、ジョージ・ハリスンの音楽と“美しき人生”を称えるトリビュート・コンサート映画。

 

音楽監督を務めるエリック・クラプトンの呼びかけで、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、シタール奏者のラヴィ・シャンカール、トム・ハンクスがサプライズ参加したモンティ・パイソンまで、ジョージを愛するアーティストが奇跡の共演を果たし、ジョージの名曲の数々を演奏するトリビュート・コンサートは、ジョージ・ファンはもとより、音楽ファンの心を揺さぶる歴史的一夜として語られています。

 

今回、日本初劇場公開となる『コンサート・フォー・ジョージ』は、昨年開催20周年を記念し海外でワンナイト上映された、高音質・高画質のリマスター版。豪華アーティストが結集した感動溢れるコンサート映画を劇場の大スクリーンで体験ください。


■登壇者プロフィール

 

和田唱 (わだ しょう)

1975 年生まれ。1997 年メジャーデビューしたロックバンド、TRICERATOPS(トライセラトップス)のボーカル、 ギター。作詞作曲も担当。ポジティブなリリックとリフを基調とした楽曲、良質なメロディセンスとライブで培った 圧倒的な演奏力が、幅広い層から大きな評価を集めている。各アーティストへの作品提供も多数。2018 年か らソロ活動も開始し、2 枚のアルバムをリリース。今年 9 月からトライセラトップスで全国ツアーを行なう。また、 10 月から上演される「Musical のだめカンタービレ」の音楽を担当。アグレッシブな活動に、今後も大きな注目を集めている。

 

藤本国彦(ふじもと くにひこ)

音楽情報誌『CDジャーナル』編集部(1991年~2011年)を経てフリーに。主にビートルズ関連書籍の編集・執筆やイベント・講座などを手がける。主な著作は『ビートルズ213曲全ガイド』『ゲット・バック・ネイキッド』『ジョン・レノン伝 1940-1980』『気がつけばビートルズ』『365日ビートルズ』。映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years』『ザ・ビートルズ:Get Back』『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』『ジョン・レノン~音楽で世界を変えた男の真実~』『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』などの字幕監修/監修も担当。最新編著は『ディスカバー・ビートルズ THE BOOK』。相撲とカレーと猫好き。

 

■ 『ディスカバー・ビートルズ』関連情報

 

書籍 『ディスカバー・ビートルズ THE BOOK』

 

知れば知るほど好きになるその魅力新発見!

NHK-FMで2020年4月から毎週放送されていた『ディスカバー・ビートルズ』を書籍化。ナビゲーターの杉真理、和田唱(TRICERATOPS)を中心に、ビートルズの世界に様々な角度から迫った内容を一冊に凝縮した本書。ソングライター/ミュージシャン目線の詳細な解説はもちろん、星加ルミ子、中島卓偉、藤本国彦、長谷部宏との対談も掲載。さらに、著名人33人が語る「ビートルズ、この一曲」など、今までにない視点も満載。この度重版も決定した。

A5判/328ページ2,700円+税

NHK-FM『ディスカバー・ビートルズ』制作班(編) / 監修:藤本国彦
発行:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント

https://www.shinko-music.co.jp/item/pid0653580/

 

ラジオ番組 NHK-FM 『ディスカバー・ビートルズ II』

あたかも大河ドラマのように1年かけてビートルズの魅力を深掘りするラジオ番組。

 

・MC:杉 真理(ミュージシャン)/ 和田 唱(TRICERATOPS)
・放送:NHK-FM毎週日曜 午後1時~/再放送:NHK-FM毎週金曜 午前10時~
・公式HP:https://www.nhk.jp/p/fab4-2023/rs/MVYJZXMPWJ/

 

 

■大好評につき全国に上映劇場が拡大中!

TOHOシネマズ シャンテほか8/31(木)までの劇場もございますので、お見逃しなく!

 

全上映劇場はこちら:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=cfg

 

 

■著名人の方々からの推薦コメント (敬称略・50音順)

 

掲載ページ url : https://www.culture-ville.jp/comments

 

オカモトコウキ(OKAMOTO'S) / 岸田繁(くるり) / 喜多建介(ASIAN KUNG-FU GENERATION) / 

杉真理(シンガーソングライター) / 立川直樹(プロデューサー/ディレクター) / 直枝政広(カーネーション) / 萩原健太(音楽評論家) / 藤田朋子(俳優) / 藤本国彦(ビートルズ研究家) / ピーター・バラカン(ブロードキャスター) / 星加ルミ子(元ミュージック・ライフ編集長) / 本秀康(イラストレーター) / 安田顕(俳優) /山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長) / 湯川れい子(音楽評論・作詞家) / 和田唱(TRICERATOPS)

 

■ 映画劇場予告編 

 

◯ 7.28公開『コンサート・フォー・ジョージ』

100秒劇場予告編:https://youtu.be/IA_dQAfx6b8

60秒劇場予告編:https://youtu.be/lYyHzGiYMSc

 

 

 

■ 映画作品概要

作品名: 『コンサート・フォー・ジョージ』

収録:2002年11月29日 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール

上映時間: 約102分

 

監督:デヴィッド・リーランド

製作:レイ・クーパー、オリヴィア・ハリスン、ジョン・ケイメン

製作総指揮:オリヴィア・ハリスン、ブライアン・ロイランス

音楽監督:エリック・クラプトン

コンサート・オーディオ・プロデュース:ジェフ・リン

撮影監督:クリス・メンゲス

編集:クレア・ファーガソン

 

出演:エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、リンゴ・スター、ジョー・ブラウン、サム・ブラウン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、レイ・クーパー、アヌーシュカ・シャンカール、ラヴィ・シャンカール、モンティ・パイソン with トム・ハンクス

 

制作年:2003年/2022年  制作国:アメリカ/イギリス 

コピーライト:© 2018 Oops Publishing, Limited Under exclusive license to Craft Recordings

 

公開表記:TOHOシネマズ シャンテほか 絶賛公開中

 

オフィシャル・サイト:https://www.culture-ville.jp/concertforgeorge

 

■ ビートルズ研究家・藤本国彦さんによる曲解説動画 

 

「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」 :https://youtu.be/TdPDNz2Sexw

「オール・シングス・マスト・パス」 https://youtu.be/JLaquEsbM3g

「ハンドル・ウィズ・ケア」 https://youtu.be/5MNbnuPXrv4

 

 

 

ジョージ・ハリスン生誕80周年記念 関連作品

 

V/A 『コンサート・フォー・ジョージ』 

2018.2.23発売

劇場の感動をご自宅で

ロイヤル・アルバート・ホールにビッグ・スターが集いジョージ・ハリスンを偲んだ伝説のコンサートのライヴ盤がリリース。

本作品はグラミー賞「ベスト・ロング・フォーム・ミュージック・ビデオ」を受賞。

 

ザ・ビートルズでの活躍をはじめ、ソロになってからも数多くの名曲を残したジョージ・ハリスン。ジョージが他界してからちょうど1年後の2002年11月29日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでジョージの妻オリヴィア・ハリスンと盟友エリック・クラプトンの発案によって行われた伝説のトリビュート・コンサートがリリース。

 

<商品フォーマット>

『コンサート・フォー・ジョージ』(2CD + 2Blu-ray)

<輸入盤> 品番 : 720-3003 | 価格:オープンプライス 他、全4形態で発売

 

商品形態・収録曲他詳細:ユニバーサル・ミュージック 公式ページ 

https://www.universal-music.co.jp/george-harrison/products/720-3003/

 

書籍 『ジョージ・ハリスン インタヴューズ』

2023.6.28発売

 

ジョージ・ハリスン生誕80年。ザ・ビートルズがデビューした1962年から晩年の2001年まで、全キャリアから未発表インタビュー、連載コラム、マイケル・ジャクソンとの同席取材、ジョージが発した最後のメッセージ等の貴重な発言を収録。ジョージの生い立ち、最初に買ったレコード、最初に買ったレコード、ビートルズの舞台裏、名曲誕生秘話、エリック・クラプトンとの絆、ジョン・レノンの死に関しての発言など、ジョージ・ハリスンの知られざる素顔に迫る決定版!! 

ジョージ曰く「ビートルズで富を手に入れて、それが全てじゃないことが分かった」と語ったことの真実は?

 

ジョージ・ハリスン インタヴューズ

A5判/680頁/定価3,520円(税込)/6月28日発売

ISBN:978-4-401-65247-1

発売:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント www.shinko-music.co.jp/

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会社概要

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https://www.culture-ville.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿西 1-32-12-4F
電話番号
080-6716-3153
代表者名
中村未知子
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2010年07月