PTC、FlexPLM流通小売向け製品ライフサイクル管理(PLM)ソリューションを拡張する新たなアプリケーションをリリース

「Tech Pack Access」アプリケーションにより製品データへのすばやいアクセスとサプライヤとのコラボレーション強化を実現

PTCジャパン

【2016年9月12日】PTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は、本日、同社の流通小売、ファッション、フットウェア、アパレル、コンシューマー製品向け製品ライフサイクル(PLM)ソリューションの最新版 FlexPLM®  11に対応する初のロールベース・アプリケーションであるTech Pack Accessをリリースしたとの米PTCの発表を明らかにしました。



ロールベース・アプリケーションは、より多くの関係者に対して日々の業務に合わせた適切な製品データと必要な機能を、素早く簡単に提供することでユーザ体験を向上します。Tech Pack Accessは、現在開発が計画されているアプリケーションの第一弾で、生地・副資材の明細情報、寸法、縫製仕様、絵型等の商品仕様データをベンダー各社に提供することが可能になります。アパレルメーカー側でも重要な商品データにすばやくアクセスすることができるため、サンプル製作や生産時の精度、協業、効率の改善につながります。この縫製仕様書の生成機能により、製品の完全性を維持し、費用のかかるミスの削減を実現します。

PTCリテールプロダクトマネジメント シニアディレクターのクオ・ハイ(Quach Hai)は「Tech Pack Accessは、FlexPLM 11をさらに進化させ成熟度を高めるもので、リテール企業の商品開発やサプライヤとの協業に新たな視点をもたらすものです。例えば、ベンダー各社は生産現場を離れることなく最新の縫製仕様を簡単に確認することが可能になります。FlexPLM 11を利用する商品開発や調達部門は同一の最新情報を得ることができるため、並行して作業が進められ、全体の市場投入期間を短縮することが可能になります」と述べています。

FlexPLM 11およびロールベース・アプリケーションは、シーズンレス、パーソナライズ、可視化を実現する道のりであるPTCのRetail Journeyの極めて重要な要素です。Retail Journeyは3つのステップで構成されています。

  • Understand(現状把握) – データの分析により計画、デザイン、ソーシングの意思決定プロセス・方法を改善
  • Advance(差別化) – トレンド分析やベンダー主導の商品開発により優れた商品を開発
  • Outperform(新しい価値の提供) – シーズンレスの商品ライン、パーソナライズされた商品、サプライチェーンの可視化を通じて価値と競争優位性を最大化


Tech Pack AccessはPTC ThingWorx® Technologyで実現された初めてのアプリケーションです。モノのインターネット(IoT)の機能を活用することで縫製仕様情報を他の情報と連携させることも可能になります。例えば、仕様書の生地データをテキスタイルメーカーの在庫情報や価格とリンクさせることが考えられます。

他のロールベース・アプリケーションは来年一年を通じてリリースされる予定です。


<関連情報>
- PTC FlexPLM 11について
http://www.ptc-jp.com/product-lifecycle-management/windchill/flexplm

- PTC FlexPLM 11について(プレスリリース)
http://www.ptc-jp.com/news/2016/ptc-announces-new-smart-connected-retail-plm-software

- PTC小売業界向けPLMソリューションについて
http://www.ptc-jp.com/retail-plm

- On the Runway: Retail Apparel Software Blog
http://www.ptc.com/retail-apparel-software-blog

- ハーバードビジネスレビュー誌: “How Smart, Connected Products are Transforming Companies”; PTC 社長兼最高経営責任者(CEO)のジェームス・E・へプルマン(James E. Heppelmann)、ハーバード大学マイケル・ポーター教授共著
http://www.ptc-jp.com/internet-of-things/harvard-business-review


【PTCについて】
PTC(NASDAQ: PTC)は企業がモノのインターネット(IoT)の「モノ」の開発、運用、サービスを変革するテクノロジー プラットフォームやソリューションをグローバルに提供する企業です。PTCの次世代ThingWorx®テクノロジー プラットフォームは、スマート コネクティッド プロダクツやシステムが生み出す膨大な量のデータを記録、分析、活用するためのツールを開発者に提供します。PTCの実証済みソリューションは製品またはサービスの優位性を生み出すべく世界28,000社以上で導入されています。業界のソートリーダーとして認知され、さまざまな受賞歴を有するPTCのCEOはIoTがビジネスにもたらす影響に関する明確な指針をHarvard Business Review誌に共著しています。Harvard Business Review誌の記事:http://ja.ptc.com/internet-of-things/harvard-business-review

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のWindchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のIntegrity、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミック パブリッシング システムのArbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のServigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、拡張現実(AR)プラットフォームのVuforiaといった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc-jp.com

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会社概要

PTCジャパン株式会社

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業種
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本社所在地
東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー
電話番号
-
代表者名
桑原 宏昭
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
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