センシンロボティクス開発の点検記録アプリ『ショルイラ』、竹中工務店東京本店作業所にて導入
作業所における毎月の点検票の印刷、ファイリングおよび毎日の点検、押印にかかる時間を80%削減
社会インフラDXのリーディングカンパニーである株式会社センシンロボティクス(本社:東京都品川区、代表取締役社長 CEO:北村卓也、以下センシンロボティクス)が提供するペーパーレスアプリケーション『ショルイラ』が竹中工務店東京本店の某作業所にトライアル導入されたことをお知らせします。
建設現場では事故を防ぐために多くの安全確認作業があり、これまで紙帳票の配布・回収・確認が大きな業務負担となっていました。 また、2024年より本格施行される時間外労働時間の上限規制にむけて、作業所員の業務効率化・負荷低減を実施する施策が必要でした。
この度、竹中工務店の東京本店の作業所では、『ショルイラ』の導入により、従来の紙帳票にかかる付帯業務の工数80%削減を実現しました。
導入効果
・紙帳票の配布・回収・ファイリングにかかる手間や交換忘れを解消
・遠隔で点検状況を確認できるようになり、確認作業が容易に
・ペーパーレス、タイムリーな確認、管理状態の構築を実現
紙での点検とショルイラでの点検における対応時間の比較
従来の紙での点検 | ショルイラでの点検 | |
安全帳票を出力・差し替える時間 | 30分/月 | 0分/月 |
安全帳票を回収・ファイリングする時間 | 600分/月 | 0分/月 |
点検・確認する時間 | 5000分/月 | 1000分/月 |
承認・押印する時間 | 900分/月 | 300分/月 |
合計(作業所トータル) | 6530分/月 | 1300分/月 |
お客様の声
作業所所長
従来型の紙帳票の大部分を今回、ショルイラでデジタル化したことで、月間で数百枚の紙の削減に繋がりました。点検状況もPCやスマホでタイムリーに確認ができ、安全管理状態の見える化を実現しました。また、これらの時間短縮は、作業所員の業務効率化・生産性向上に寄与していると言えます。
工事担当者
作業所員としては、紙の点検表などを印刷・配布・回収する手間がなくなりました。自身で点検・チェックする作業にもすぐ慣れました。協力会社の作業員の方の中には、ITツールに不慣れな方や、年齢、国籍も多種多様ですので、記録報告アプリであるショルイラが浸透するかどうか懸念がありましたが、シンプルな画面で現場の作業員の方々もスムーズに操作しています。また、点検状況もPC上で容易に確認でき、協力会社と共に安全管理状態の維持に努めています。
点検・記録の電子化アプリ『ショルイラ』について
『ショルイラ』は、ITツールに馴染みのない人でも簡単に電子チェックシートの作成、記録、管理ができる業務アプリケーションです。専門知識いらずで、誰でも簡単にカスタマイズできるため、特定の担当者に属人化せず、電子チェックシートのひな形のブラッシュアップをスムーズに行うことができます。
日常巡視などの業務報告や足場点検などの現場管理といった紙への記録を電子化することで、エクセルへの転記作業やデータの抜け漏れのダブルチェック、帳簿への捺印作業など煩雑な作業を効率化します。
センシンロボティクスについて
センシンロボティクスは『ロボティクスの力で、社会の「当たり前」を進化させていく。』をミッションに掲げ、企業や社会が抱える課題を、ドローンをはじめとするロボティクス技術で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニーです。
設備点検・災害対策・警備監視・現場管理など、業務における「労働力不足・ミス防止・安全性の向上・時間・コスト」や災害発生時の迅速な対応など企業や社会が抱える様々な課題を解決するためのテクノロジーとソリューションを提供しています。
豊富なプロジェクト実績で得られたノウハウを活用し、シナリオ策定から実証実験、実業務への定着化まで一気通貫で支援、老朽化する産業インフラや社会インフラの点検や、少子高齢化による労働人口の減少、激甚化する災害対策といった社会課題の解決を目指します。
本社所在地:東京都品川区大井一丁目28番1号 住友不動産大井町駅前ビル4階
設立:2015年10月
代表:代表取締役社長 CEO 北村卓也
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