アスコット、英国チェルシー・フットボール・クラブとのグローバルパートナーシップを締結
ブランドポートフォリオの拡大によりヨーロッパでの成長を加速
• チェルシー・フットボール・クラブと「オフィシャルグローバルホテルパートナー」として複数年にわたるパートナーシップを締結
• スタジアムホテルは、lyfスタンフォードブリッジロンドン としてリブランド
キャピタランド・インベストメント(CLI)が100%出資する宿泊事業部門であるThe Ascott Limited(アスコット)は、2024年7月8日(ロンドン/シンガポール)、グローバルでの拡大戦略を加速させる中で、ヨーロッパ市場におけるいくつかの大きなマイルストーンを発表しました。これには、ヨーロッパのポートフォリオに新たに6つのプロパティ(施設)を契約、「アンリミテッドコレクション」ブランドの初出店、同地域におけるlyf(ライフ)ブランドのさらなる拡大が含まれます。アスコットの一連のブランドに対する需要の高まりを背景に、この度の新規契約により、ヨーロッパにおけるアスコットのポートフォリオは、6ブランドで約8,000室と14%増加し、同地域におけるアスコットのプレゼンスは、24都市から29都市に拡大します。新たにフランスのコルマール、イギリスのエディンバラ、グラスゴー、レスター、マンチェスターの5都市が加わります。
ヨーロッパでのアスコットの知名度をさらに高め、その広範なグローバルネットワークをサポートするため、アスコットはチェルシー・フットボール・クラブ(チェルシーFC)と、複数年にわたる戦略的なパートナーシップを締結し、イングランドプレミアリーグクラブのオフィシャルグローバルホテルパートナーとなりました。また、アスコットは2024年下半期より、チェルシーの本拠地であるロンドンのスタンフォード・ブリッジにある232室のスタジアムホテルの運営を引き継ぎ、2025年下半期には「lyfスタンフォードブリッジロンドン」として新しいブランドに生まれ変わる予定で、世界中のチェルシーファンにアスコットのホスピタリティを伝える拠点となります。
アスコットおよびCLIロッジングの最高経営責任者であるケビン・ゴーは、次のように述べています。
「グローバルにおける観光とビジネスのハブとして、ヨーロッパはアスコットの拡大計画において重要な役割を果たしています。多様でダイナミックなホスピタリティ部門は、アスコットがオーナーとのパートナーシップをより成功させる可能性が大いにあります。アスコットのフレックスハイブリッドビジネスモデルである『ホテル・イン・レジデンス』を活用することで、これを実現していきます。このビジネスモデルは、現地の深い知識を持つ経験豊富なチームに支えられ、幅広いブランドとカスタマイズされたソリューションを通じて、オーナーそしてゲストのさまざまなニーズに対応できるように設計されています。
さらに、アスコットが確立したコンバージョン能力は、オーナーの信頼を得る上で効果的であることがすでに証明されています。また、ヨーロッパは、フランチャイズマネジメントの事業に適しているマーケット環境であり、次の成長の柱になると期待しています。既存オーナーの皆さまに対しては、ゲストの滞在体験をより向上させる取り組みに着手することで、持続的な価値を提供し続けます。」
アスコットのヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)・南アジア・中国担当最高執行責任者(COO)であるLee Ngor Houai(リー・ゴー・ホウアイ)は、次のように述べています。
「アスコットのヨーロッパのポートフォリオは好調に推移しており、パンデミック前の水準を約30%上回る平均レートを記録しています。2023年には、ヨーロッパのホテルは、1室あたりの売上高(RevPAU)で他の市場を大きく上回り、グローバル全体の売上の約16%に貢献しました。ヨーロッパ市場におけるアスコットのプレゼンスを拡大・強化することで、ヨーロッパの成長機会を捉え、観光セクターのさらなる繁栄に貢献できる体制を整えてまいります。
また、ヨーロッパは世界中に広がるアスコットのネットワークにとって、重要な供給源でもあります。2023年には、ヨーロッパからの旅行者がアスコット全体のビジネスの約16%に貢献しています。ヨーロッパで拡大したアスコットのポートフォリオに加え、本地域におけるブランド構築をさらに強化することで、2028年までにこの数字をほぼ2倍の30%にすることを目標としています。」
チェルシーFCとのパートナーシップを活用したグローバル展開
2024年7月より、アスコットは今後4シーズンにわたり、チェルシーFCのオフィシャルグローバルホテルパートナーとなります。アスコットは、世界で最も人気を集める上位10のフットボールクラブの1つであるチェルシーFCの強力な支援を活用し、世界中にあるホスピタリティブランドと幅広いポートフォリオを、新たなゲストに紹介していきます。
このパートナーシップを通じ、アスコットのロイヤリティプログラムであるアスコットスターリワーズ(ASR)メンバーには、希少な体験を提供していきます。限定的なスタンフォードブリッジでのゲーム観戦や、ブルーズコバムトレーニンググラウンドへのVIP訪問などがその一部です。また、アスコットブランドは、スタンフォードブリッジでの試合を観戦できるほか、チェルシーのソーシャルチャンネルやデジタルチャンネルにてファンが楽しめる魅力的なコンテンツを展開していきます。さらには、チェルシーFCと海外ファンの距離を縮めるというアスコットのコミットメントにおいて、チェルシーFCの代表的な国際ファン参加イベント、2つの海外マーケットで開催される「フェイマスCFC」のプレゼンティングパートナーとなります。
アスコットのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるTan Bee Leng(タン・ビー・レン)は、次のように述べています。
「本パートナーシップは、アスコットとチェルシーが持つグローバルな視野と広範なネットワークを持つ由緒あるブランドであるという強い相乗効果により実現したものです。オフィシャルグローバルホテルパートナーとして、アスコットはチェルシーFCと協力し、革新的なマーケティングおよびプロモーションを展開、ヨーロッパ内外の何百万人ものサッカーファンにアピールしていきます。世界中で6億人*を超えるチェルシーFCの巨大なグローバルファンベースと、ヨーロッパのサッカー界におけるプレミアポジションを活用し、ホスピタリティとフットボールの世界を融合させ、記憶に残るファン参加型アクティビティや、チェルシーサポーターのための限定オファー、アスコットプロパティでのファンやゲストのためのオーダーメイドな宿泊体験などを提供していきます。
さらには、ロイヤリティプログラムが成長の重要な原動力となることから、アスコットスターリワーズ(ASR)メンバーに、ユニークでインパクトのある体験を提供することの重要性を認識しています。プレミアリーグの試合やメジャーなテニストーナメントなど、注目を集めるイベントに参加できる特別な機会を提供することは、旅行体験を充実させるだけでなく、ゲストとアスコットとのつながりを深めることにもつながります。ASRのブランドプロミスである『Stay Rewarded(リワードのある旅)』に沿って、アスコットのメンバーであることを認識していただき、感謝の気持ちをアスコットのコミットメントとして表しています。」
*出典: Premier League & Nielsen (2024)
成長のためのロイヤリティの構築
アスコットは、旅行者が特別な体験を重視する傾向が高まっていることを受け、アスコット・プリヴィレッジ・シグネチャーズ・プログラムの一環として、世界的なイベントの第一弾を開催しました。ロンドンで開催された本イベントには、ASR会員のプラチナ・ティアとリスペクト・オーナーから80名を超えるゲストが参加し、ゲストはザ・キャベンディッシュ・ロンドンでの宿泊と、7月6日に開催されたウィンブルドン2024の男女決勝トーナメント3回戦を観戦するためのコートへの入場券を手にされました。ASR会員に喜んでいただき、会員数を増やすために、さまざまなイベントを準備しています。
The Ascott Limited(アスコット)について
アスコットは、アジアパシフィック地域初のインターナショナルクラスのサービスレジデンスとして、1984年にアスコットシンガポールをオープンして以来、世界各地に950以上のプロパティを展開するホスピタリティグループへと成長しました。シンガポールに拠点を置くアスコットは、アジアパシフィック、中央アジア、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アメリカの40カ国、220以上の都市に展開しています。
アスコットでは、サービスアパートメントやホテル、コリビングホテルをメインに、その他シニア向けレジデンス、学生向け宿泊施設、賃貸住宅などの幅広い宿泊施設を展開しています。受賞歴のあるホスピタリティブランドとして、アスコット、オークウッド、シタディーン、lyf、サマセット、The Crest Collection(クレストコレクション)、The Unlimited Collection(アンリミテッドコレクション)、プレファレンス、QUEST(クエスト)、FOX(フォックス)、HARRIS(ハリス)、POP!(ポップ)、Vertu(ヴァーチュ)、YELLO(イエロー)を展開し、Domitys(ドミティ)とはブランド提携パートナーシップを結び、様々なニーズにお応えするブランドをご用意しています。アスコットのロイヤリティプログラムであるAscott Star Rewards(ASR)通じ、メンバー限定特典やお得なオファーなどをお楽しみいただくことができます。
現在日本国内では、アスコット、オークウッド、シタディーン、lyf、サマセットの5ブランドにて22プロパティを運営しています。
キャピタランド・インベストメント・リミテッドの完全所有事業部門であるアスコットは、垂直統合型のホスピタリティオペレーター会社です。 アスコットは、他オーナー企業との広範なネットワークとマーケットに関する専門知識を活用し、ホスピタリティマネジメントとインベストメントマネジメントの能力を通じて手数料関連収益を拡大しています。 アスコットはまた、スポンサーのキャピタランド・アスコット・トラストとプライベートファンドを成長させることで、運用するファンドを拡大しています。
アスコットは今年、40 周年を記念し、「Unlimited Opportunities(無限の機会)」、「Unlimited Choices(無限の選択肢)」、「Unlimited Freedom(無限の自由)」、 そして「Unlimited Good(無限の価値)」をテーマとしたキャンペーン、Ascott Unlimited(アスコットアンリミテッド)を実施しています。 世界的な変化と旅行の視点の進化を背景に、無限の可能性を持つ未来をナビゲートするアスコットアンリミテッドでは、さらなる可能性を開拓し、グローバルホスピタリティ企業として、次の成長のステージへ。アスコットアンリミテッドの詳細については、www.discoverasr.com/ascottunlimitedをご覧ください。
アスコット公式サイト:https://www.discoverasr.com/the-ascott-limited
アスコット公式ソーシャルアカウント:
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チェルシー・フットボール・クラブについて
チェルシー・フットボール・クラブは世界でもトップクラスのサッカークラブであり、男子チームは、2021年のFIFAクラブワールドカップの優勝チームである。この成功は、2021年にポルトでマンチェスター・シティに勝利し、UEFAチャンピオンズリーグで2度目の優勝を果たしたことに続きます。
1905年に創設されたチェルシーは、4万人収容の象徴的なスタジアム、「スタンフォード・ブリッジ」を本拠地とするロンドンで最も中心的なサッカークラブです。「ブルース」の愛称で親しまれ、2012年にチャンピオンズリーグを初制覇したほか、プレミアリーグで5回、FAカップで8回、フットボールリーグ・カップで5回、UEFAヨーロッパリーグで2回、UEFAカップウィナーズカップで2回、UEFAスーパーカップで2回、フットボールリーグ・チャンピオンシップで1回優勝しています(1955年)。
2021年のチャンピオンズリーグとスーパーカップの優勝により、チェルシーは、ヨーロッパリーグとカップウィナーズカップに続き、UEFAクラブ4大大会を2度制覇した初のクラブとなりました。
チェルシー女子チームは、大きな成功を収めており、2024年にはFA女子スーパーリーグで5年連続、通算7度目の優勝を果たしました。女子FAカップは5度優勝しており、2021年にはUEFA女子チャンピオンズリーグ決勝に進出し、FA女子リーグカップを2度制しています。
チェルシーは、世界で最も知名度の高い選手を擁するだけでなく、サリー州コブハムに最新鋭のアカデミーとトレーニングセンターを構え、その将来にも投資している。2008年にアカデミーがオープンして以来、クラブは7度のFAユースカップ、2015年と2016年のUEFAユースリーグ連覇、直近では2019・20年と2017・18年にそれぞれU23とU18プレミアリーグの国内選手権で優勝しています。
チェルシー財団は、スポーツ界で最も広範なコミュニティ・イニシアチブを誇り、世界中の子供たちや若者の生活向上に貢献しています。
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