CCCアートラボグループの【光村推古書院】は『溝縁ひろし写真集 昭和の祇園 昭和48~64年』を発刊します。
昭和の祇園を,美しい白黒写真で振り返る。
昭和48年(1973)から昭和64年(1989)までの京都・祇園甲部の写真集。
ここに写し出されるのは、芸妓、舞妓が行き交う花街の風景、をどりの舞台、そして様々な年中行事。
時代を経てなお、人々を魅了し続ける祇園の力強さ、魅力を堪能できる美しい一冊です。
ここに写し出されるのは、芸妓、舞妓が行き交う花街の風景、をどりの舞台、そして様々な年中行事。
時代を経てなお、人々を魅了し続ける祇園の力強さ、魅力を堪能できる美しい一冊です。
50年近くにわたって京都の花街を写し続ける写真家・溝縁ひろし。
膨大な写真の中から、祇園甲部の昭和の写真をセレクトしました。期間は昭和48年(1973)から昭和64年(1989)年。頁をめくると、今では見られなくなった風景、お店、生活などに、時代の流れを感じる一方で、時代を経ても脈々と続く伝統の世界にゆるぎない力強さを感じることができます。
祇園甲部は京都にある5つの花街のひとつ。八坂神社(旧祇園感神院)の門前町として栄えたことに始まり、正徳2年(1712)には現在の祇園新橋あたりが幕府より茶屋営業の正式認可を受けました。明治14年(1881)に祇園甲部と祇園乙部(現在の祇園東)に分かれ、現在に至っています。
芸妓と舞妓が行き交う花街の情景。そこに地蔵盆を楽しむ子どもたちの姿や、新聞配達や天秤かついだ物売りの姿などがあり、祇園町で暮らす人々の息吹が感じられます。銭湯へ行く人、青空市場に足を止める人、懐かしい昭和の風景です。
祇園甲部の春のをどりの舞台「都をどり」は京都の春の風物詩。華やかな舞台はもちろんのこと、その稽古風景や楽屋での芸妓・舞妓たちの自然な姿も本書の見どころのひとつです。技芸の伝承の場が臨場感を持って写し出されています。
始業式や八朔といったいまと変わらぬ季節の行事の写真、また店出しといわれる舞妓さんのお披露目の写真などもたくさん掲載しています。舞妓の愛らしさ、芸妓の凛とした美しさは時代を経ても色あせることがありません。
昭和の記録としても貴重な写真の数々。ぜひ手に取ってご覧ください。
【著者プロフィール】
溝縁ひろし (みぞぶち ひろし)
1949 年、香川県に生まれる。1971 年、千葉工業大学卒業後、株式会社ユニチカUGに入社。1975年、同社を退社し、スタジオ勤務を経てフリーの写真家になる。1980年、写真事務所「PHOTO-HOUSEぶち」設立。1982年JPS入会。1994年にJPS関西展運営委員長をつとめる。2000年と2002年には京都・キルギス国際写真交流会代表として独立記念日に国立美術館で作品展。現在、京都の花街を中心に撮影を続けており、京都の四季や祭、四国八十八ヵ所、西国、坂東、秩父の日本百観音霊場撮影など様々なテーマに取り組み、また海外取材や、海外での写真展(アメリカ・ワシントンDC、ドイツ・ミルテンベルク、ロシア・サンクトペテルブルク)など国際交流も積極的に行っている。
日本写真家協会会員、NHK文化センター京都写真教室講師
『溝縁ひろし写真集 昭和の祇園 昭和48~64年』
写真・文 溝縁ひろし
体裁 148㎜×168㎜ 240頁 上製本
定価2400円+税
ISBN978-4-8381-0608-0
発売日 2021年3月31日(水)
発行 光村推古書院株式会社
http://www.mitsumura-suiko.co.jp/
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