株式会社滋賀レイクスターズ2025年6月度決算報告

Bプレミア参入決定、平均来場者数クラブ最高更新など躍進の2024-25シーズンに

滋賀レイクス

株式会社滋賀レイクスターズ(代表取締役:原 毅人、本社:滋賀県大津市)の2025年6月期(第18期)決算についてご報告いたします

2025年6月期(第18期/2024-25シーズン)は、企業理念【LAKES STATEMENT】、そして5カ年を見据えた中期目標【LAKE UP 5GOALS】を策定し、クラブの総力を上げて達成するため、各部門において新たな取り組みに積極的に挑戦し、事業面では「自力事業売上約130%増」を記録、2026年秋から開幕するBリーグの新トップカテゴリー「B.LEAGUE PREMIER」への初年度参入が決定するなど大きな飛躍の年となりました。

競技面では大変厳しい戦績となりましたが、ホーム会場である滋賀ダイハツアリーナでは「圧倒的なホームコートアドバンテージ」をテーマに集客施策を強化し、「前期比122%となる1試合平均4,345人のご来場人数」と「クラブ最多来場者記録を5,064人に更新(前記録4,691人)」し、クラブ創設以来初めて平均4,000人を超えるお客さまにご来場いただくことができました。

また、1月5日にホーム開催された公式戦において、試合中に選手が倒れた際のチームスタッフ、運営スタッフによる「EAP(Emergency Action Plan)」(緊急時対応計画)に基づく対応が評価され、「B.LEAGUE AWARD SHOW 2024-25」において、「特別表彰」を受賞いたしました。今後とも、安心安全な興行運営を追求してまいります。

5カ年の中期目標【LAKE UP 5 GOALS】の2カ年目となる2026年6月期(第19期/2025-26シーズン)は、事業面では自力事業売上を更に130%以上成長させ、全体売上「16億円以上」を目指します。競技面ではシーズンスローガンに「Get Hyped !」を掲げ、シーズン目標として「勝率5割を目指し、CS出場と優勝へ可能性を繋ぐ」を目標に、事業面/競技面ともに”勝負の2年目”と位置付け、全員でクラブを前に進めて参ります。

<補足>
「自力事業売上」とは、オーナー関連企業からの協賛以外の売上を指しております。以下の表の通り、全体売上の規模で見ると直近3期は同水準で推移しておりますが、自力事業売上構成率は直近2期の前期比でそれぞれ、140.2%増(前期)138.7%増(当期)と高い実績であり、事業成長は加速しているとご認識いただけますと幸いです。 なお、当期につきましては最終的に当期純損失となっておりますが、こちらは期初に策定した予算計画の想定範囲内であり、計画通りの着地となっておりますので、併せてご報告申し上げます。

中期目標【LAKE UP 5 GOALS】

事業成長進捗及び目標

2025年6月期決算 全体総括

2025年6月期決算は、売上高12億3,900万円となり、最終的な損失は4,965万円でした。 全体の売上高は前期比96.5%で、前期から4,504万円の減収となりましたが、事業部単位ではチケット売上は2.13億円(前期比109.6%)、アカデミー売上は1.44億円(前期比122.3%)、物販売上は1.31億円(前期比124.8%)となり、いずれも過去最高の売上を達成しています。パートナー売上は6.27億円(前期比81.5%)となっておりますが、自力売上では前期比136.1%となっており、自力売上ベースではこちらも過去最高の売上となっております。

各事業の概況

パートナー売上

パートナー売上は前期比81.5%と、2期連続で減少となりましたが、オーナー関連企業からの協賛を除くパートナー売上においては前期比136.1%と大幅な事業成長を遂げることができました。B.LEAGUE PREMIER参入決定や、ホームゲームの集客力やエンタメ性の向上、県内認知度と発信力(県内認知度80%以上)などを評価いただき、広告宣伝やPR効果だけでなく、社内外エンゲージメント向上や地域/社会貢献活動など、企業様のニーズに沿った提案・営業活動を推進した結果、新規/既存ともに売上が増加しました。

チケット売上

平均来場者数の増加と有料顧客率の向上を実現し、1試合あたりの売上は前期比187%と事業の成長を力強くけん引しました。3月には5,064人のお客さまにお越しいただき、前期に記録したクラブ最多来場者記録(4,691人)を大きく更新いたしました。
※8試合減少の内訳:(前期:B2プレーオフ7試合開催、当期:試合中止1試合)

物販売上

物販売上は前期比124.8%と、3期連続の大幅増加となりました。ホームゲーム来場者数の増加や、ホームゲームのコンセプトにそった新規商品や限定企画の投入が会場物販の伸長をけん引したほか、受注生産を活用した真新しさのある新規商品のオンライン販売が成長を促進しました。

ファンクラブ売上

ファンクラブ売上は前期比141.5%と、3期連続で前期比130%超の大幅な事業拡大を実現しました。会員特典の充実と入会促進企画を並行して行い、シーズンを通じて新規会員の獲得に成功した結果、中期目標【LAKE UP 5GOALS】における「ファンベース拡大」において順調なスタートを切ることができました。

アカデミー売上

アカデミー部門(バスケットボールスクール、チアスクール)では、3期連続で前期比120%超の成長を遂げることができました。
通常のレッスンに加え、バスケットボールスクールでは「SCHOOL CUP」「MAGNEE CUP」「LAKE UP TOURNAMENT」、チアスクールでは「CHEER FESTIVAL」といったプロスポーツ興行運営のノウハウを活かしたイベントを開催することで会員の満足度向上、それに伴う新規入会者の増加が成長の主要因となっております。

【会員数(2025年6月末時点)】
バスケットボールスクール:843名(前年同期:703名)
チアスクール:488名(前年同期:441名)
合計:1,331名(前年同期:1,144名)

その他

特に「バスケットLIVE」における視聴数・会員数増加の貢献度に応じた傾斜配分が前年比で伸長し、配分金増加に寄与する形となりました。

SNSフォロワー数の推移

代表取締役社長 原 毅人 コメント

日頃より、滋賀レイクスへのご支援とご声援を賜りまして誠に有難うございます。本日は、株式会社滋賀レイクスターズ2025年6月期決算(第18期/2024-25シーズン)及び、2026年6月期決算(第19期/2025-26シーズン)の経営計画と進捗に関してご報告をさせていただきます。

上記決算報告の通り、当期の売上に関しましては、【チケット・物販・ファンクラブ・アカデミー売上】の全ての「B2C事業」で3期連続での成長を実現いたしました。特に、物販売上は前期比124.8%増、ファンクラブ売上は前期比141.5%増、「B2B事業」の【パートナー売上】に関しても、自力事業売上では前期比で136.1%増となる大きな躍進の1年となりました。競技成績が振るわなかった中、多大なるご支援を頂きました皆様には、改めて感謝申し上げます。

中期目標【LAKE UP 5 GOALS】の達成に向けて2カ年目となる今期の経営計画と致しましては、当期に「B.LEAGUE PREMIER」への初年度参入が決定したこと、本決算報告通りの事業成長が実現出来ていること、業界内での比較においても自クラブの成長余地が多分にあることなどから、成長スピードを加速させていく “勝負所” として各部門の予算設定を行っております。

「B2C事業」においては、他B1クラブとの比較において差が生じているチケット売上を向上させるべく、可能な限り興行価値の向上に励んで参るのはもちろんのこと、段階的なチケット価格の引き上げへのご理解とお願いを申し上げて参りました。 当期のBリーグ公表のクラブ決算数値を見る限り、B1クラブのチケット売上平均値が約5億円(滋賀ダイハツアリーナと同等規模の5,000人収容規模のアリーナを本拠地とするクラブの最上位で10億円以上)となっており、チケット売上は20位(B1全24クラブ中)という状況であり、クラブとしては今期中に最低でも3億円以上の売上を目指して参りたく存じます。本日時点では開幕節2試合が終了した段階ですので大きな進捗はございませんが、より多くの既存のブースター・ファンの皆様、新規のお客様にご来場頂きたく、皆様の益々のお力添えにお願い申し上げたく存じます。

「B2B事業」のパートナー売上は、自力事業売上で130%増以上を目指しており、現時点の自力事業売上で既に約120%増が見込めております。厳しい競技成績になった中、多くの既存パートナー企業の皆様に契約更新と増額でのご支援を頂戴しておりますこと、同じく多くの新規パートナー企業の皆様に滋賀レイクスの未来に想いも託して頂けておりますこと、パートナー部門、そしてクラブ一同、大きな責任感と感謝の気持ちを持っております。

直近2期の自クラブの業績を総括していく中で、仮に所属するカテゴリー/競技成績がより上位だった場合、事業成績に与えるプラスの影響は当然あると想像するものの、「B2降格後で集客人数が増加した史上初のクラブ」、そして「B1最下位という厳しい戦績の中でも高い事業成長したクラブ」として、「どんな状況下でも事業成長する」「自力事業売上/利益で強いクラブを創っていく」というマインドセットをクラブのスタンダードとして今後も強化し築きあげていきたく存じます。

競技面では最下位から上昇する ”勝負が懸かった2シーズン目” として、事業面では中期目標以上の成長を掴むために更に加速する “勝負所の2カ年目” として、チーム・フロント、そして滋賀レイクスに関わる全ての皆様と一緒に、「Get Hyped!」超興奮の1シーズンにして参ります。

今後とも、”Lake up”をキーワードに、滋賀レイクスという「コミュニティー・カルチャー・ムーブメント」を広げ、皆様と一緒に豊かな未来の”熱源”になっていきたく存じますので、益々のご声援とご支援を宜しくお願い申し上げます。

Lake up together
今日より明日を素晴らしいものに

株式会社滋賀レイクスターズ
代表取締役社長 原 毅人

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会社概要

株式会社滋賀レイクスターズ

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URL
https://www.lakestars.net/
業種
サービス業
本社所在地
滋賀県大津市におの浜 オプテックスビル3F
電話番号
077-527-6419
代表者名
原 毅人
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2007年08月