PingCAP、2025年Deloitte Technology Fast 500™において北米で最も急成長している企業第125位にランクイン
過去4年間の期間において675%の成長を達成
※このニュースは2025年11月19日に公開された英語プレスリリース「PingCAP Ranked Number 125 Fastest-Growing Company in North America on the 2025 Deloitte Technology Fast 500™」の内容をもとにしています。
2025年11月19日 米サニーベール発 – オープンソースで分散型SQLデータベースTiDBの開発元であるPingCAP (US), Inc. (以下、PingCAP) は、北米におけるテクノロジー、メディア、通信、ライフサイエンス、フィンテック、エネルギーテック分野で最も急成長している企業500社をランキングする「Deloitte Technology Fast 500™」において、125位に選出されたことを発表しました。同ランキングは今年で31回目を迎えます。PingCAPは2021年から2024年までの期間において、675%の成長を達成しました。

PingCAPの共同創業者兼CEOのMax Liuは次のように述べています。
「この成果は、戦略的パートナーシップを通じてAI機能を強化し、TiDBプラットフォームの価値と普及を拡大してきた当社の取り組みが実を結んだ結果です。過去3年間で、顧客ニーズに真摯に応え続ける姿勢と、規律ある実行力、そして迅速に動けるチーム体制を確かなものとしてきました。新技術への継続的な投資と顧客満足への揺るぎない注力によって、成長を加速させ、持続的な成長基盤を築くことができました」
Deloitte Tax LLPの米国デロイト・プライベート&新興クライアント・ポートフォリオ責任者兼パートナーを務めるWolfe Tone氏は、PingCAPの選出について次のようにコメントしています。
「今年のランキングは、持続的なリーダーシップと革新的な勢いの双方を鮮明に示しています。受賞企業の半数以上は過去にも選出された企業である一方、トップ10の多くは初登場です。これは主要分野において、確固たるリーダーの継続的な存在感と、新たなイノベーターの加速的な成長が共存していることを物語っています。また、例年同様、非上場企業が上位を占めており、競争の激しい市場環境において非上場企業が持つ俊敏性こそが、本ランキングに見られる驚異的な3桁・4桁の成長を裏付けています」
2025 Deloitte Technology Fast 500について
Deloitte Technology Fast 500は、今年で31回目を迎え、北米のテクノロジー、メディア、通信、ライフサイエンス、フィンテック、エネルギーテックといった主要分野における急成長企業 (上場・非上場を問わず) を対象にランキングを発表しています。受賞企業は、2021年から2024年までの会計年度における収益成長率を基準に選出されます。
Technology Fast 500の認定を受けるには、企業が自社の営業収益に大きく寄与する独自の知的財産または独自技術を保有していることが求められます。対象となる企業は、基準年度の営業収益が最低5万米ドル、当年度の営業収益が最低500万米ドルで、かつ成長率が50%以上である必要があります。さらに、事業開始から少なくとも4年が経過しており、本社が北米 (米国またはカナダ) に所在していることが条件となります。
※本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
TiDBについて
PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー)」は、ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloudを提供しています。TiDB Cloudは、スケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、また従来のデータベースの枠を超えた付加サービスを提供しています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。
Deloitte LLPについて
Deloitte LLP (以下 デロイト)は、フォーチュン500®企業の約90%や、米国に拠点を置く8,500社以上の非上場企業を含む、世界で最も評価されるブランドの多くに対して、業界をリードする監査、コンサルティング、税務、アドバイザリーサービスを提供しています。デロイトは、より公平な社会における信頼と確信を創出し、意義ある影響をもたらすことを使命としています。ビジネス洞察力、テクノロジー活用力、戦略的技術提携といった独自の強みを結集し、多様な業界のクライアントが未来を切り拓くための支援を行っています。デロイトは、クライアントにとって最も重要な市場でサービスを提供する、世界最大級の専門サービスネットワークの一員であることを誇りに思います。175年以上の歴史を持つ当ネットワークは、150以上の国と地域にメンバーファームを展開しており、約46万人のメンバーが世界中で連携しながら、さまざまなインパクトを生み出しています。詳細は www.deloitte.com/us をご覧ください。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance – ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
会社概要
会社名:PingCAP株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:Eric Han (エリック・ハン)
設立:2021年3月15日
事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供
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