【摂南大学】インキュベーションラボ開所記念シンポジウム
腸科学からアレルギー治療まで最新の研究成果を発表
摂南大学(学長:久保康之)は2月11日、インキュベーションラボの開所を記念し、「インキュベーションラボ開所記念シンポジウム~今からでも間に合う生活習慣の改善~」を開催します。
フレイル・老化予防、最新の“腸”科学、アレルギーとの付き合い方など、生活習慣の改善をテーマに各分野の著名な研究者3人が講演します。
【本件のポイント】
● ヘルスケア・ライフサイエンスへの貢献を目的に産官学連携の核となる研究施設が開所
● 3人の研究者が生活習慣の改善をテーマに最新の研究成果を紹介
● 会場参加者に腸活弁当(申込先着150人)とすももちゃんサイダー(全員)を無料配布
1. 開催日時:2025年2月11日(火・祝)13:00~15:40
2. 場 所:摂南大学 枚方キャンパス8号館2階 8210教室
大阪府枚方市長尾峠町45-1 ※オンラインでライブ配信あり
3. 内 容:招待講演
内藤 裕二 教授/京都府立医科大学大学院医学研究科
「人生100年時代の健康栄養学 ~腸から始まるフレイル・老化予防~」
講 演
井上 亮 教授/摂南大学農学部応用生物科学科
「腸内フローラから考える生活習慣 ~最新の“腸”科学~」
奈邉 健 教授/摂南大学薬学部薬学科
「これからのアレルギー治療薬 ~アレルギーとうまく付き合うために~」
4.その他 :参加費無料。プログラムの詳細は添付の資料をご覧ください。
会場参加者には、腸活を科学的に評価するための研究の一環として本学で開発した食物繊維豊富な「腸活弁当」(申込先着150人)と、地元のすももを使った枚方市とのコラボ商品「すももちゃんサイダー」を無料で配布します。腸活弁当を6週間、昼食に摂取した被験者の腸内フローラの変化も講演内で紹介予定です。また、枚方市のふるさと納税返礼品に採用された摂南大学・京都府立医科大学・プリメディカの三者が開発した「腸内フローラ検査サービス」を受けられる抽選会も行います。
●講演者プロフィール●
内藤 裕二(ないとう・ゆうじ)
京都府立医科大学大学院医学研究科 教授 医学博士
1983年京都府立医科大学卒業。米国ルイジアナ州立大学医学部客員教授、京都府立医科大学大学院准教授などを経て、2021年から現職。日本酸化ストレス学会副理事長、日本消化器免疫学会理事、2025大阪・関西万博の大阪パビリオンアドバイザー。腸内細菌が寿命や健康にどう影響しているかなどを研究。腸内細菌叢研究の第一人者として知られる。
井上 亮 (いのうえ・りょう)
摂南大学農学部応用生物科学科 教授 博士(農学)
2004年京都府立大学大学院農学研究科博士後期課程修了。英国国立ローウェット研究所腸管免疫研究室客員研究員、京都府立大学大学院生命環境科学研究科講師などを経て、20年から現職。関西日本畜産学会評議委員、日本食物繊維学会評議委員。生活習慣と腸内環境の関係や腸内細菌叢のデータベース化などに関する先進的な研究に取り組んでいる。
奈邉 健(なべ・たけし)
摂南大学薬学部薬学科 教授 博士(薬学)
1990年京都薬科大学大学院薬学研究科博士前期課程修了。京都薬科大学准教授、米国アラバマ大学バーミングハム校微生物学客員研究員などを経て、2014年から現職。日本薬理学会学術評議員・代議員、日本免疫学会評議員。難治性ぜんそくの新たな治療戦略などアレルギー疾患について研究。スタンフォード大学とエルゼビア社による「世界で最も影響力のある研究者トップ2%」に23・24年選出。
インキュベーションラボは、医・薬・食などに関する研究プロジェクトや産官学の共同研究プロジェクトにおいて、本学が保有する研究シーズ、知的資産、人的資源等を活用し、研究成果の社会実装を通して地域や社会のヘルスケア・ライフサイエンスに貢献することを目的に、昨年11月、枚方キャンパスに完成しました。化学系・生物系実験を行う4つの研究室と研究者が交流できる共有スペースを備えています。
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