高校生を対象にプログラミング学習機会を無償提供する第2回「DMM WEBCAMP プログラミングハイスクール」を実施

〜最新AIを駆使した学習で、実社会で活躍できるIT人材へ〜

株式会社インフラトップ

2023年7月10日 11時00分

株式会社インフラトップ（本社：東京都港区、代表：大島礼頌　https://infratop.jp/）は、2023年8月24日より、｢DMM WEBCAMP プログラミングハイスクール」第2回をリリースすることをお知らせします。全国の高校生を対象に無償で3ヶ月間のプログラミング学習機会の提供を行います。

◾️「DMM WEBCAMP プログラミングハイスクール」とは？

高校生のキャリア選択の幅を広げるため、社会人向けプログラミングスクールであるDMM WEBCAMPが提供する、高校生対象のプログラミング学習機会の無償提供プロジェクトです。当プロジェクトは約3ヶ月の間、エンジニアという職種に関わるスキルである、HTMLやCSS、RubyなどのITスキル習得を目指して実践的な学習を行います。学習期間中にはChatGPTの活用やDMM WEBCAMPのメンターがサポートに入りながら、Webアプリケーションを自ら企画設計し、開発するなど、実践的なカリキュラムに取り組みます。

当プロジェクトは2022年8月に第1回を開催し、10名の高校生に参加いただきました。第1回開催時には募集人数をはるかに超える応募がありました。実際に参加した高校生からはプログラミングに関する知識はもちろん、エラー解決の考え方・調べ方など自ら探求する学習ができたとコンテンツに対する評価をいただきました。参加いただいた高校生の中には、その後もプログラミング学習を継続し、DMM WEBCAMPの学生メンターとして活躍いただいている方もおり、それぞれのキャリア選択の一助になったと実感しています。

熱意を持った高校生の多さと、このプログラミング体験を通したキャリア選択の広がりという意義を実感し、より多くの高校生に向けてプログラミングに触れる機会を提供したいと思い、第2回の開催を決定しました。

◾️コンテンツ概要（*1）

◾️学習期間

2023年8月24日(木)〜11月26日(日)

◾️費用

無償

◾️学習プログラム

基礎学習60時間 / 開発体験24時間以上（期間計：84時間以上）※週あたり約7時間

・Webアプリケーション開発体験

・メンターによるオンライン講義（毎週火曜日19:00-21:30）

・学習言語・カリキュラム

　HTML / CSS / Ruby / Ruby on Rails / GitHub / JavaScript

◾️Webアプリケーション開発とは？

インターネット（Web）などのネット上で動作するアプリケーションソフトウェアを開発することです。

＜DMM WEBCAMPの卒業生が開発したWebアプリケーションの一例＞

・日程調整アプリ

・タスク管理アプリ

・料理レシピサイト

・ゲーム攻略サイト

・趣味マッチングサイトなど

◾️その他学習支援コンテンツ

・ライフコーチによる学習支援面談（週1回）

◾️募集要項

下記に該当する全国の高校生が対象となります。

・プログラミングやWebサイト制作に興味があること

・3ヶ月間の学習を継続するための時間確保が可能であること（週7時間程度）

・毎週火曜日（19:00-21:30）にグループ学習（メンターによる講義）への参加が可能であること　※テスト期間 / 体調不良などを除く

・学習する予定の場所（自宅など）にPC環境があること（ZOOMなどのオンラインビデオ通話が可能であること）

◾️応募方法

下記URLのエントリーフォームからご応募ください。（面接/面談等はございません）

https://www.lp.web-camp.io/pghighschool2023

※応募締切：2023年7月28日(金)

※2023年8月9日(水)までにメールにて結果を連絡いたします

※定員以上のご応募をいただいた場合、抽選となりますこと予めご了承ください

（*1）：コンテンツの開発状況によって一部内容が変更になる可能性がございます。

◾️これからの時代に合わせたプログラミング学習へ

2022年4月より、「情報Ⅰ」が共通必履修科目となりプログラミング教育が含まれるようになりました。更に、2023年度からはより発展的な内容としての「情報Ⅱ」が一部の高校で実施され、2025年1月からは大学入学共通テストでも「情報」が出題される予定となっています。しかし、授業内の限られた時間の中でプログラミングの実践的な内容に踏み込むことは容易ではありません。そこで今回のプログラムではプログラミングに対して興味を持った高校生に、授業で学んだことを活用しながら、より実践に近い開発の体験をする場を提供します。

また、昨今最新AIを使用したツールが登場し、今まで以上に身近に感じることが増えました。今回のコンテンツでは、プログラムのエラーの解決や問題解決のためのアイデアの壁打ちなどに、ChatGPT(*2)を活用しながら開発や学習に取り組みます。次世代の学習方法や開発スタイルを先取りし、今後AIとどのように付き合っていく必要があるのかを考えるきっかけになると考えています。一方で、実際の人への質問する機会も重要であると考えているため、AIの活用だけでなく、従来通り定期的に人間のメンターに質問できる機会も提供します。人間とAI、両方の力を活用しながら開発や学習を行っていく「次世代のプログラミング教育」の場を提供します。

(*2)：ChatGPTを提供するOpenAI社の利用規約によれば、ChatGPTの利用は13歳以上、18歳未満の場合は保護者の許可が必要となります。「DMM WEBCAMP プログラミングハイスクール」では、保護者の承諾を得た上でChatGPTを活用した学習環境を提供します。

◾️担当者の想い

株式会社インフラトッププロジェクト担当高野泰臣

過去1年間でChatGPTなどの生成AIが著しく進化し、高校教育における情報教育の本格化が進むなど、私たちはまさに「プログラミング教育の変革期」に直面しています。

私自身、高校で情報科を担当する教員が集まる学会に参加した際、「限られた授業時間の中でプログラミングの演習まで踏み込んだ教育を実施するのはなかなか難しい」という声を直に聞きました。プログラミング教育の変革期の渦中にある中で、せっかく価値ある情報教育に関する授業が実施されているのにも関わらず、実践的な演習にまで辿り着くことができない状況は非常にもったいないと感じました。

その現状に対して私は「時代の変革期の渦中にある高校生たちに、何ができるだろうか？」「情報教育に対して、我々が何らかの形で貢献できるのではないか？」と思い、授業内容を補完しつつ、授業では体験できない実践的な開発体験を提供することが、我々にできる高校生の情報教育に対する最大の貢献ではないかと考えました。

今回我々は実践的な開発体験ができる機会を提供します。しかし、最終的には参加者であるあなた自身の努力が必要です。継続的な努力を通じて、「自身の望む未来を描き、切り開く力を身につけたい」という想いを持った高校生に、「DMM WEBCAMP プログラミングハイスクール」を活用してもらえたら幸いです。

皆さんの熱意あふれるご応募を心よりお待ちしています。

◾️DMM WEBCAMPについて