DataRobot、生成AIの信頼性ギャップを解消 導入を加速させるエンタープライズグレードの新機能を発表

大規模言語モデルにおけるコストとパフォーマンスのモニタリング、観測コンソール、マルチプロバイダーの比較が可能なプレイグラウンド、その他の機能強化を発表し、より高い透明性とガバナンスを実現

DataRobot, Inc.

※当資料は、2023年11月9日に米国で発表されたニュースリリース( https://www.datarobot.com/newsroom/press/datarobot-announces-new-enterprise-grade-functionality-to-close-the-generative-ai-confidence-gap-and-accelerate-adoption/ )の抄訳版です。

バリュー・ドリブン AIのリーダーであるDataRobot(本社:マサチューセッツ州ボストン、CEO:Debanjan Saha)は本日、生成 AI の信頼性ギャップを解消するために設計された新しいエンドツーエンド機能を発表しました。DataRobot AI Platformの機能強化により、組織は正確性と制御性を備えた運用、完全な透明性を実現した管理、スピードとオプション性を備えた構築を行うことが可能になります。

■Venky Veeraraghavan(Chief Product Officer, DataRobot)は次のように述べています。

「生成AIに関する需要は幅広く、複雑で、リアルタイムで進化しています。500社以上の我々のお客様が本番環境でAIを導入・管理されており、私たちはAIを安全かつ大規模に構築・管理・運用するために何が必要かを理解しています。この最新の発表では、生成AI特有の課題を対処し、変革的なソリューションを実用化するのに必要な自信を深めていただくため、本番環境に対応する一連の機能を設計しました」


これらの新機能は、DataRobot AI Platformにおいて、生成AIと予測AIの両方にエンタープライズグレードのガバナンスとオブザーバビリティ(観測可能性)をもたらします:


●360° 観測コンソール

クラウドプロバイダー、オンプレミス、エッジのいずれにおいても、DataRobotとサードパーティのモデルを360°全方位から監視することができます。このコンソールは、AIシステムとモデルのパフォーマンス、動作、健全性に関する包括的な洞察を備えたコマンド・コントロール・センターとして機能し、問題や異常を即座に検出することが可能です。


●LLMコストとパフォーマンスのモニタリング

生成AIソリューションとコストをリアルタイムで観察・管理するための、モニタリング機能です。生成AIソリューションごとの予測単価と総費用を確認し、しきい値を超えないように独自のアラートを設定することで、コストとパフォーマンスにおけるトレードオフの見極めを可能にします。


●生成AIガードモデル

生成AIモデルの毒性、センチメント、PIIの漏洩、プロンプトインジェクション、正確性といったクリティカルな属性を評価し、生成された回答の品質に関するユーザーフィードバックを取得することで、継続的にモデルの精度を改善していくことができます。


●一元的AIレジストリ

異なるシステムからのモデルも含め、生成・予測AI資産のすべてを一元的に管理する記録システムです。新しく一元化されたレジストリは、異種のプロジェクト・プロセス・マルチクラウド環境を横断的に統合しながら、組織全体でのコラボレーションに必要な追跡を実現します。


●マルチプロバイダLLMプレイグラウンド

GCP Vertex AI、Azure OpenAI、AWS BedRockへのビルトインアクセスを備えた、世界初のビジュアルインターフェイス。基盤モデル、ベクターデータベース、プロンプトストラテジーを自由に組み合わせて、さまざまなレシピを比較・実験できます。


●生成AIアクセラレータ

RAG(Retrieval Augmented Generation)アプリケーションの構築とホスティング、カスタムメトリクスの追加、外部モデルのモニタリング、SlackやMicrosoft Teamsなどのビジネスアプリケーションとの統合など、生成AIの導入を加速するための一般的なタスクを素早く実行できるように設計されています。


■Fred De Letter(Senior Director of Business Insights and Analytics, Keller Williams)は次のように述べています。

「DataRobotは、私たちが生成および予測AIのユースケースに取り組む際に役立っています。DataRobotのLLM運用(LLMOps)機能とすぐに使えるLLMパフォーマンス監視により、毒性、真実性、コストを監視しながら、最先端の生成AI技術をビジネスに導入することができるようになりました」


■Craig Civil(Director of Data Science and Artificial Intelligence, The British Standards Institute)は次のように述べています。

「AIは、さまざまな形で私たちの未来を形作ろうとしています。BSIの調査では、AIに対する人々の理解や信頼が不足しており、信頼性のギャップが見受けられます。AIシステムに対する信頼を得ることは、社会がAIが持つ変革の恩恵を享受するための鍵となります。DataRobotのソリューションがその構築に貢献してくれることが、我々の生成AIジャーニーで彼らと提携した理由です」


■Mike Leone(Principal Analyst at Enterprise Strategy Group)は次のように述べています。

「DataRobotは、AIとデータサイエンスの複雑さを簡素化することで長年評価されてきました。我々の調査によると、組織は好みのLLMやインフラを使用できる柔軟性のある、オープンかつ厳密に統合されたエコシステムを必要としていることがわかります。予測AIと生成AIを、ガバナンスとコストの透明性を備えた単一のエンドツーエンドのAIライフサイクルプラットフォームに統合することで、DataRobotは、AIプロジェクトの拡大を目指す顧客に真の価値を提供しています」


■イベントのお知らせ

今回のプレスリリースで発表された新機能は、11月30日に開催されるハイブリットイベント「DataRobot Launch Event ~2023 Fall」で詳細をご紹介予定です。イベント当日はSBIホールディングス株式会社や本田技研工業株式会社にもご登壇いただき、実ビジネスにおいて信頼できるAIをどのように実現されているかをご紹介いただきます。


11/30(木) ハイブリットイベント「DataRobot Launch Event ~2023 Fall」開催

信頼性の高い生成AIをDataRobotで実現

〜真のビジネス価値を創出する予測AIと生成AIの先進事例〜


開催日時:2023年11月30日(木)14:00

詳細・参加申込は以下URLよりご確認いただけます。

https://www.datarobot.com/jp/events/2023-fall-launch-event/?utm_source=database&utm_medium=SFMC&utm_campaign=fall23_database


■DataRobotが提供する生成AIの詳細についてはこちら

https://www.datarobot.com/jp/generative-ai/ )をご覧ください。


■DataRobotについて( https://www.datarobot.com/jp/

DataRobot はバリュー・ドリブン AI のリーディングカンパニーとして、当社のオープンなAI プラットフォームと、AI に関する深い専門知識、それに幅広いユースケースに対応してきた経験を組み合わせた独自の協調的なアプローチで、ビジネスの運営、成長、最適化をさらに進められるようサポートしています。

DataRobot AI Platform は、データ、アプリケーション、ビジネスプロセスに対する既存の投資を活かしながら、オンプレミスにもクラウド環境にもデプロイできる包括的な AI ライフサイクルプラットフォームです。DataRobot と当社のパートナーが抱える世界最高クラスの AI 専門家チームは、AI チーム(データサイエンティスト、ビジネス担当者、IT 担当者)と連携してきた 10 年間の経験を活かして、頻発する問題を解決し、プロジェクトを成功に導くベストプラクティスを開発して、価値の実現、収益の増加、およびコストの削減にかかる時間を短縮しています。DataRobot の顧客には、フォーチュン 50 企業の 40%、米国の上位 10 銀行のうち8 行、製薬会社上位 10 社のうち7 社、電気通信会社上位 10 社のうち 7社、グローバルメーカー上位 10 社のうち 5 社が含まれています。

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会社概要

DataRobot, Inc.

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URL
https://www.datarobot.com/jp/
業種
製造業
本社所在地
225 Franklin Street, 13th Floor, Boston, MA 02110
電話番号
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代表者名
Debanjan Saha
上場
未上場
資本金
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設立
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