無意識に生じる性別への先入観について、社会に気づきを発信しながら、実際に取り除くアクションを起こす取り組み「LUX Social Damage Care Project」始動
就職活動で性別の情報は必要?「#性別知ってどうするの」採用選考において、履歴書から顔写真の提出と性別の記入が不要に
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役 社長:サンジェイ・サチュデヴァ)が展開するヘアケアブランド「LUX(ラックス)」は、無意識に生じる性別への先入観について、社会に気づきを発信しながら、それを実際に取り除くアクションを起こしていく「LUX Social Damage Care Project(ラックス ソーシャルダメージケア プロジェクト)」を始動します。ラックスが行ったアンケート調査*1によると、約4人に1人が「採用過程において、男性と女性が平等に扱われていない」と感じています。そこで、本プロジェクトの第一弾として、2020年度の採用活動より、ユニリーバ・ジャパンの全ての採用選考の過程で、顔写真の提出や応募者への性別に関する一切の項目を排除していき、個人の適性や能力のみに焦点を当てた採用をしていくことを決めました。
ラックスは、女性が理想の自分に近づくために社会のルールや固定観念に囚われることなく、自分らしく輝くためのサポートをすることをブランドフィロソフィーに掲げています。2019年より“SHINE WITH NO LIMITS-女性の輝きに、限界なんてない-”というメッセージを発信し、現代社会を生きる女性が、より生きやすく、より自分らしく輝ける未来を目指しています。
しかし、今の社会は性別に関係なく輝けるような環境だと言い切れるでしょうか?ラックスが、採用の書類審査を担当することがある会社員、会社経営者424名にアンケート調査*1を実施したところ、約4人に1人が、「採用過程において、男性と女性が平等に扱われていない」と感じていることが分かりました。さらに、採用時において、性別への先入観が無意識に存在することや、履歴書のスクリーニングの段階で、履歴書に貼る写真が、合否に影響していることも分かりました。
そこでラックスは、「LUX Social Damage Care Project」を立ち上げました。ラックスがケアするのは髪だけではない。生き方のすべてなのだと改めて定義し、女性と社会のもっとなめらかな関係づくりをサポートするプロジェクトです。その第一弾として、社会で無意識に生じる性別や容姿への先入観を取り払うべく、新しい採用活動を、この活動に賛同いただいた人材会社のパートナー企業と共にスタートします。具体的には、2020年3月6日の採用選考から、性別に関する項目や顔写真の提出を排除していき、個人の適性や能力のみに焦点を当てた採用活動を、新卒・中途・いかなる採用ルートでも徹底していきます。
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社、 ラックス ブランドマネージャーである河田瑶子は、次のように述べています。
「ラックスは、女性が社会のルールや固定概念にとらわれることなく、自分らしく輝くことをサポートするビューティーケアブランドです。本プロジェクトを通じて、少しでも多くの方々が、日本社会/自分の周り/そして自分の中にあるかもしれない、性別に対する固定観念について、考えるきっかけになることを願っています。また、きっかけ作りにとどまらず、ラックス/ユニリーバ・ジャパンが採用過程においてアクションを起こすことで、日本社会に新たなムーブメントが起こり、より性別に関係なく輝ける未来になればと考えています。」
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社、取締役人事総務本部長である島田由香は、次のように述べています。
「今回のプロジェクトは、弊社にとって無意識に生じる性別への先入観を取り払うはじめの一歩であると同時に、日本社会全体に変革をもたらす一歩でもあると考えています。本プロジェクトが実現するまでに、性別への先入観による採用や職場環境でのさまざまな弊害を洗い出し、改善に向け議論を重ねてきました。今後、多くの方がラックスのプロジェクトに共感し、性別を超えだれもが活躍できることが当たり前な社会になるように継続して取り組んで参ります。」
パートナー企業の一社である株式会社ビズリーチ、執行役員 兼 HRMOS事業部事業部長である古野了大は、次のように述べています。
「この画期的なプロジェクトに採用パートナーとして参画できることは大変光栄なことです。 当社は、HRMOS採用やビズリーチ等の事業を通じて約13,000社の企業をご支援してまいりましたが、候補者に性別に関する質問を一切しない選考を導入しているケースはとても珍しく、先進的です。 すべての人が『自分の可能性』を信じられる社会にむけて、変革を推進する本取り組みが国内外の企業に広がっていくことを期待します。」
■プロジェクトご賛同企業 一覧
◆「採用における、無意識に生じる性別への先入観の調査」結果
TOPIC① 採用における、ジェンダー平等について
約4人に1人が、「採用過程において、男性と女性が平等に扱われていない」と感じていることが調査で分かりました。
TOPIC② 採用における、無意識に生じる性別への先入観について
回答者の18%は、応募職種から、男性候補者を優先したことがあると答えました。
TOPIC③ 履歴書に貼る写真について
履歴書のスクリーニングの段階で、履歴書に貼る写真が、合否に影響していることも分かりました。
*1【調査概要】
【調査地域】 全国
【対象者条件】現在、企業における従業員もしくは自身の所属部署の採用において、書類審査を担当することがあ
る会社員、会社経営者
【調査手法】インターネット調査
【実査期間】2020年1月24日~28日
【サンプル数】424人
■広告概要
・掲載媒体:日本経済新聞 朝刊
・広告掲出期間: 2020年3月6日(金)
■ムービー概要
タイトル:#LUX Social Damage Care Project: 採用篇
URL:https://youtu.be/s88mfuGvWGE
公開日:2020年3月6日(金)
■ハフポスト日本版との取り組みについて
ラックスは、社会に対するオピニオンやメッセージを発信するメディア「ハフポスト日本版」と共に、「いたみに気づけば、世界は変わる」というメッセージを掲げ、女性が感じてきた“見えない壁“に対する気づきを発信していくキャンペーンを実施します。3月6日(金)より、同メディアにて特集カテゴリー『私の壁見えてますか』をオープンし、女性をはじめ、全ての人が性別に捉われず、自分らしく輝くためのタイアップ記事を公開。公開第一弾は、「職業に、性別はない」というテーマで、ファッションモデルの冨永愛さんとカーレーサー兼、実業家として活躍している井原慶子さんが対談を行った記事を掲載します。
▶『私の壁見えてますか』カテゴリー : https://www.huffingtonpost.jp/news/invisible-wall/
■ラックスについて
ラックス・ヘアは1989年の「ラックス スーパーリッチ」の発売から今年で31周年を迎えます。多くの国や地域で販売され、日本でもヘアケア市場で5年連続、売上No.1*2を達成しています。日本上陸以降、ラックスは常に日本人の“女性らしい美しさ”を追求し、移り変わる時代ごとのヘアケアニーズに応え、髪や肌を美しく輝かせることをサポートしてきました。また、“SHINE WITH NO LIMITS-女性の輝きに、限界なんてない-”というメッセージを掲げ、現代社会を生きる女性が、より生きやすく、より自分らしく輝ける未来を目指しています。
*2 INTAGE SRI シャンプー・コンディショナー市場2014年10月~2019年12月金額シェア
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