NASC ビジネスプランコンテスト、ファイナリスト9組が決定。プレゼンテーション審査会を2月15日に開催
講演会にはForbes JAPAN Web編集長 谷本有香氏が登壇
※1 NAGANOスマートシティコミッション(NASC:ナスク):長野市の『スマートシティNAGANO基本計画』の推進主体です。2030年サーキュラーシティNAGANO~「世界一、スローとデジタルが共生したライフスタイル」の実現を目指し活動。現在234機関が参画中。
■NAGANOスマートシティコミッション(NASC) ビジネスプランコンテスト概要
長野市において、「リジェネラティブな未来を実現する産業」が地域に根付き、成長していくことが、サーキュラーシティNAGANOの実現と新産業共創加速につながります。本コンテストでは、関係人口・関係エコシステムパートナーとして、コミュニティーの一員・プレイヤー/ステークホルダーを巻き込み、『新しい産業を共創によって創出する』ことができる、幅広い領域のスタートアップ、起業家、研究者、企業の新規事業グループなどを対象に企画され、審査の結果、ファイナリスト9組が決定しました。
■プレゼンテーション審査会概要
日時:2024年2月15日(木)13:30~17:30
場所:長野市芸術館 3階 アクトスペース(長野市大字鶴賀緑町1613番地)
参加方法:現地参加とオンライン視聴のハイブリット開催(プレゼンテーションのみオンライン配信)
参加費:無料
参加定員:100名
申込み方法:下記のサイトよりお申し込みください
申し込みサイト:https://nasc040215.peatix.com/
主催:長野市NAGANOスマートシティコミッション(https://www.nasc-nagano.com/)
運営支援:NAGANOスマートシティコミッション運営事務局 SUNDRED株式会社(https://sundred.co.jp/)
■当日のプログラム
13:30 開会挨拶(13:00 開場・受付開始)
13:40 ファイナリストによるプレゼンテーション
15:55 講演会 (谷本 有香 氏 Forbes JAPAN Web編集長)
16:40 審査結果発表・表彰式
17:30 終了
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17:45-18:45 ビジネスマッチング(名刺交換やマッチング面談の機会を設けます)
※2 進行の関係で時間・順番を変更する場合がございます
■ファイナリスト・プラン一覧
1. 株式会社ベスプラ 遠山陽介
「健康」と「商業」を持続可能にするNASCとデジタルサービスの共創提案
国内自治体導入シェアトップクラスの健康アプリ×健康ポイントを活用した中高齢者の健康セルフケアサービス。アプリの継続的な利用により、生活習慣病や認知症の予防示唆効果や、健康ポイントによる商業の好循環を実現する。
導入事例:https://jichitai.works/article/details/1737
2. 災害モンスター研究所 石橋健次
防災ツーリズム(台風)×ゲーミフィケーション:災害モンスター・ギガビューン19号から長野を守れ!
エンタメ主体の日本初「台風防災ツーリズム×ゲーミフィケーション:災害モンスター リバー・クエスト」。台風19号からの復興観光を楽しみながら、 災害スポットに現れるモンスターの撃退を通して防災知識を習得。更にキャンプや渓流遊びで防災実践力をレベルアップ! 観光客が地域と共創する新感覚アドベンチャー。
3. 株式会社プラントフォーム 遠崎英史
棚田ポニックス
中山間地域の休耕田を利用した循環型農業(アクアポニックスシステム)。高収益のチョウザメ養殖で設備投資の早期回収、安定収入化をねらい、小麦・大豆等の輸入品と価格競争力がある品目を国内で生産し、持続可能な食 料供給、みどりの食料システム戦略への貢献、食品ロスの削減、団塊世代の2025年問題に応える。
4. MAMIZU 太田
未来へのキャスト~長野県の川や湖での釣りを多面的に磨き上げ、観光資源・地域活性財として確立する~
長野県の豊かな渓流・河川での釣りを、SDGs・ICT推進・食育の視座をもち、アクティビティとして磨き上げることで、新たな観光資源開発となり、地域の活性策とするビジネス。
5. PLEN Robotics株式会社 赤澤 夏郎
「SNOW Improves(スノーインプルーブス)」IoT技術でスキー/スノーボード技術の可視化し、ウィンタースポーツの活性化を目指す
IoT技術を活用してウィンタースポーツの活性化を目指すサービス。デジタルデバイス「SKI Improves(スキーインプルーブス)」でスキー・スノーボード技術を可視化。データに基づいたコーチングを可能にすることで、 市場を支えているコアなユーザーのモチベーション向上やウィンターリゾートに対するインバウンド需要の喚起をねらう。
6. 株式会社FieldWorks 山岸 開
農家の労働負荷を減らしたい! 農地用草刈ロボット開発
少人数でも農業を続けられる未来の実現を目指すロボット開発ベンチャーが、労働負担を削減できる低コストで導入可能な畝間の自動草刈りロボットを開発する。効率的な作業を実現し、農業従事者の高齢化、後継者不足、耕作放棄地発生抑制と解消の一助となる。
7. 株式会社BIOTA 伊藤光平
長野市の微生物多様性資源を活用した健康な街づくり
緑地設計を通して微生物多様性を高める街づくり。微生物多様性が低い環境では感染症のリスクが高まり、多様な微生物への曝露はヒトの正常な免疫 発達を促す。「Re-wilding」という緑地設計を実装し、微生物多様性を評価するシステム「BIOTA PACK」によって定量的に評価することで長野市 の公衆衛生を改善し、さらなるQOLの向上を目指す。
8. 信州大学工学部 実証的ソフトウェア工学研究室 筑山夢希翔
乗り捨て可能型カーシェアリングサービス「ECO Ride Shinshu」
乗り捨て可能なカーシェアリングシステム。降車予定ステーションから最大2km以内であればどこでも乗り捨て可能。 公共交通機関が限られた地域での移動手段の不足を解消し、特に若者や学生が車を簡単に利用できるようにすることを目指す。
9. 高橋 龍征/尹 熙元/各務 太郎/住谷 もえみ
マイクロデータセンター網による地産地消型・分散コンピューティング・インフラ
コンテナを躯体とした小型データセンターを複数繋げたITインフラ。 サイバー攻撃を無効化するセキュリティインフラとして、自動運転・配送に必要な低遅延コンピューティング処理ができるインフラとして、また、デジタル活用高度化やAI産業創造の基盤として地域の企業、自治体、病院、大学に対してサービスを提供する。
■「リビングラボ」を起点に未来の長野市を共創する(※3)
SUNDREDは本事業において、長野市における新産業の創出加速を目指し、オープンイノベーションの場としてのリビングラボ型共創コミュニティ運営による、新産業共創エコシステム構築に取り組んでいます。
対話を通じて「実現したい未来」をイメージすることで目的・アジェンダを共創し、新たな産業を共創するSUNDREDの「新産業共創プロセス」をもとに、個別の事業のインキュベーション、アクセラレーションにとどまらず、新産業共創エコシステムの実装と、トリガーとなる事業の創出を目指します。
また、各地におけるリビングラボ開発・運営を通じて確立したSUNDREDの「インタープレナーズ・リビングラボ」(※4)のコンセプトをベースに、大企業・地域企業・スタートアップ・地域コミュニティ・自治体・大学・その他の有識者・専門家・実践者等が、組織やセクターの壁を越えて社会起点で「インタープレナーシップ」をもとに対話・共創を行う場の形成を行います。
※3 リビングラボ:多様な関係者が集う場で、実現したい未来のイメージや、解決すべき社会課題を共有し、関連する知見や技術・ノウハウ、ソリューションを集約し、新たな結合(イノベーション)を構想・実証・実装することによって地域や社会の活性化を推進していくための仕組み。
※4 インタープレナー:自らの意思でより良い社会を創るという目的のために行動し、所属する組織を超えて自分が動かせるものを動かして価値創造を行っていく個人のこと。
■SUNDREDのIndustry-Up as a Service(エコシステムビルディングサービス)
SUNDREDは100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」として、アカデミアの研究とプロジェクトの実践を通じて開発した「新産業共創プロセス」にもとづき、社会起点の目的を実現する新産業の共創に取り組んでいます。その最大の特徴は個社単独での新規事業の開発ではなく、新産業の共創を通じて新たな事業機会・投資機会の創出を進めていくというコンセプトにあります。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、新産業のナラティブとスコープ、要素をまとめたアジェンダを形成、エコシステム仮説に落とし込み、その中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていきます。
目的・アジェンダの共創を加速するソリューション「Future Board」、新産業のエコシステムの共創を推進する「新産業共創スタジオ」、組織の壁を越えて目的・エコシステムの共創をリードする「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化、多様なインタープレナーが集うリビングラボ等の「対話・共創の場」の開発・運営を通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・エコシステムの構築・社会実装を加速しています。
Industry-Up as a Service
■これからの社会を牽引する「インタープレナー」について
SUNDREDは新しい時代における価値創造を牽引する人材として「インタープレナー」の開発に取り組んでいます。インタープレナーとは、組織の枠を超えて社会起点で発想し、オープンでフラットな対話を通じて目的を共創し、仲間とリソースを集めてプロジェクトを進め、所属する組織も動かして組織にも貢献し、目的を達成していく「社会人」のことです。全てのセクターに顕在・潜在している「インタープレナー」達が、新しい時代の価値創造の仕組みを理解し、自らの生き方について考え、動き出していくことによって新産業の共創が加速されると考えています。
SUNDREDのインタープレナー・コミュニティは、大企業、中小企業、スタートアップ、政府系公務員、自治体職員、大学研究者、医療者、教育者、プロフェッショナル、学生など各セクターから集まったインタープレナー約1,800人が参集・参画し、新産業のテーマや「実現すべき未来」について継続的に対話を行っています。令和3年度には経済産業省関東経済産業局と共同で「令和3年度 越境人材を中核とした新産業共創エコシステム構築事業」を推進し、「インタープレナー(越境人材)」の育成についての政策提言を実施しました。今後もSUNDREDでは「インタープレナー」の発掘・育成・ネットワーク化を加速し、インタープレナーが活躍する環境を整備していくこと新しい時代の価値創造を推進していきます。
インタープレナー
■会社紹介
企業名:SUNDRED株式会社
設立 :2017年3月設立
代表者:留目 真伸
本社 :東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー
オフィス:東京都港区北青山3-6-7 青山パラシオタワー11階
事業内容:100個の新産業の共創を目指す「新産業のエコシステムビルダー」。「新産業共創スタジオ」を運営し、エコシステムのデザインを起点に成長領域にリソースを集約し、新産業を共創していく 。
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