コロナ禍2年目の夏、外出先でのマスク着用が日常化した一方、約9割の親がマスク着用による子どもの熱中症を不安視

〜「コロナ禍における子どものマスク事情」に関する調査〜

株式会社くふうカンパニー

くふうカンパニーグループにおいて、株式会社くらしにくふうが運営する、3歳からの「まなぶ・運動・食べる」をはぐくむメディア『おやこのくふう』(https://oyako-kufu.com/ )は、2021年4月28日〜5月5日の期間に、「コロナ禍における子どものマスク事情」に関して、3〜6歳の子どもを持つ親325名を対象にアンケート調査を実施しました。初の緊急事態宣言発令から1年以上が経過し、“コロナ禍2年目の夏”を迎えるにあたり、不特定多数の人と接する外出先や通園または園内において、5割以上の親が子どもにマスクを常時着用させる予定であると回答した一方、約9割がマスク着用による子どもの熱中症が気になると回答しました。

  • 「コロナ禍における子どものマスク事情」に関する調査結果
 
<調査サマリ>
1)コロナ禍で子どものマスク着用が日常化。1日にマスクを2枚以上使用する子どもは39.3%、1日に10枚以上使用する子どもも
2)マスク着用が日常化したコロナ禍2年目の夏、不特定多数の人と接する空間などで子どもに常時マスクを着用させる親が5割超
3)約9割がマスク着用による子どもの熱中症が気になると回答、肌荒れやマスク焼けの悩みも

《調査概要》
・調査テーマ:子どものマスク事情に関するアンケート調査
・調査方法:インターネットによる調査
・調査時期:2021年4月28日~2021年5月5日
・調査対象:3〜6歳の子どもを持つ親
・調査対象者数:325名

1)コロナ禍で子どものマスク着用が日常化。1日にマスクを2枚以上使用する子どもは39.3%、1日に10枚以上使用する子どもも

コロナ禍でマスクの着用が日常化している現在、「子どもがマスクをしているシーン」についてきいたところ、「スーパーなどで買い物をするとき」72.9%、「テーマパークや動物園などに出かけるとき」62.8%、「電車やバスなどに乗るとき」55.7%など、不特定多数の人と接する外出先や、密になる空間では高い割合で「基本的にマスクをしている」という結果となりました。また、「園へ行くとき、帰るとき」64.0%、「園の中で」55.1%という結果から、毎日通う幼稚園や保育園の場においても、子どものマスク着用が日常化していることがうかがえます。

子どもが1日に使用するマスクの枚数は、1枚が54.5%で最多となった一方、2枚以上使用する子どもは全体の39.3%、中には10枚以上使用している子どももいることがわかりました。

 


2)マスク着用が日常化したコロナ禍2年目の夏、不特定多数の人と接する空間などで子どもに常時マスクを着用させる親が5割超
続いて「今年の6月から8月頃(暑くなる時期)にかけて子どもがマスクをする予定のシーン」ついてきいたところ、現在同様、不特定多数の人と接する外出先や、通園時、園においても5割以上が子どもに「基本的にはマスクをさせる予定」と回答しました。約1年前にあたる2020年6月頃は、マスク不足や子どもが日常的にマスクをすることに慣れていなかったと予想されることから、前年と比べると、2021年の夏は着用させる割合が増えそうです。

 

3)約9割がマスク着用による子どもの熱中症が気になると回答、肌荒れやマスク焼けの悩みも
マスクの着用が日常化した一方で、熱中症へ影響が「気になる」と回答した親が約9割にのぼりました。また、「子どものマスク着用について気になること、悩んでいること(自由記述回答)」においては、熱中症以外にも、「暑くて子どもがマスクを外してしまう」といった悩みや、「マスクによる肌荒れが心配」、「マスク焼けが心配」といった声が多く目立ちました。

 

  • 乳幼児のマスク着用には危険があります。保護者や周りの大人がくれぐれも注意を

乳幼児のマスク着用に関して、日本小児科学会は次のように発表しています。

 「乳幼児は、自ら息苦しさや体調不良を訴えることが難しく、自分でマスクを外すことも困難です。また、正しくマスクを着用することが難しいため、感染の広がりを予防する効果はあまり期待できません。むしろ、次のようなマスクによる危険性が考えられます。

  • 呼吸が苦しくなり、窒息の危険がある。
  • 嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある。
  • 熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
  • 顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる。

特に、2歳未満の子どもではこのような危険性が高まると考えます。

子どもがマスクを着用する場合は、いかなる年齢であっても、保護者や周りの大人が注意することが必要です。感染の広がりの予防はマスク着用だけではありません。保護者とともに集団との3密(密閉、密集、密接)を避け、人との距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つことも大切です。

ベビー用等小さいマスクの型紙紹介、販売等がなされていますが、乳幼児へのマスク着用にはマスクの大きさにかかわらず上記の危険性があります。十分に留意しましょう。」

(日本小児科学会 乳幼児マスクの考え方より https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=117


◾『おやこのくふう』について

 

『おやこのくふう』(https://oyako-kufu.com/)は、3歳からの「まなぶ・ 運動・食べる」をはぐくむメディアです。心と脳、体、味覚などが急激に発達する3~6歳という大切な幼児後期に親として知っておきたい知育、運動、食育、習い事に関する専門性の高い情報を発信しています。

※『おやこのくふう』公式Instagram (https://www.instagram.com/oyako_kufu/)


◾株式会社くらしにくふう会社概要
会社名:株式会社くらしにくふう
設立:2019年7月
本社:東京都港区三田1-4-28三田国際ビル23階
代表者:代表取締役 堀口 育代(ほりぐち いくよ)
事業内容:暮らしのトレンドマガジン『ヨムーノ』の運営/くふうグループ内メディアの企画・運営・支援、その他関連事業
URL:https://kurashi-kufu.com/
 

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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル 23階
電話番号
03-6435-1687
代表者名
穐田誉輝
上場
東証グロース
資本金
1000万円
設立
2021年10月