【新国立劇場】新国立劇場バレエ団公演再開!世界初演・新作バレエ公演『竜宮 りゅうぐう ~亀の姫と季(とき)の庭~』を開催<7月24日(金・祝)~31日(金)>

森山開次×新国立劇場バレエ団!子どもも大人も楽しめる新作バレエ・ファンタジー

新国立劇場バレエ団公演が待望の再開!5ヶ月ぶりの公演は、日本の御伽草子「浦島太郎」をモチーフにした新作バレエを世界初演します。
ダンサー・振付家として国内外の舞台やテレビで精力的に活躍する森山開次が初めてバレエを演出・振付。森山らしい遊び心あふれる世界観で描かれた、子どもも大人も理屈抜きで楽しめる作品です。


新国立劇場では、日本の御伽草子「浦島太郎」をモチーフにした新作バレエを世界初演します。これまでに『サーカス』『NINJA』など、子どもも大人も楽しめるダンス作品を生み出してきた森山開次が、初めてバレエを振付・演出。新国立劇場バレエ団のダンサーたちと共に新しいバレエ作品を創り上げ、オペラパレスで上演いたします。 豪華絢爛な竜宮城には、愉快な海の生き物たちがいて太郎をもてなし、春夏秋冬の美しい四季が堪能で きる不思議な季(とき・時)の部屋があります。そして故郷に帰った太郎を待っていた運命とは? 森山開次の手がける「日本をテーマにしたバレエ・ファンタジー」は、お子さまだけでなく、大人のバレエファンにもきっとご満足いただけることでしょう。 
 

  • 作品について
日本の昔ばなしをテーマにした世界初演バレエ
日本の御伽草子「浦島太郎」をモチーフにした、新作バレエを世界初演いたします。
「御伽草子」では、私たちが知る「浦島太郎」の物語と違い、カメが竜宮城のプリンセスという設定。太郎が竜宮城から帰ってからの結末も、太郎が翁になった後に更なる展開が待ち受けています。
この「御伽草子」の「浦島太郎」を下敷きにしつつ、海の中の竜宮城の設定も取り込まれ、オリジナルのバレエの物語が出来上がりました。

森山開次が新国立劇場バレエ団とコラボレーション
『サーカス』『NINJA』など、大人もこどもも楽しめるダンス作品を生み出してきた森山開次が、初めてバレエを演出・振付。
新国立劇場バレエ団のダンサーたちと共に新しいバレエ作品を創り上げ、オペラパレスで上演いたします。
コンテンポラリー・ダンスの振付・創作で活躍してきた森山がダンサーたちと共に、クラシック・バレエからどのような新しい表現を生み出していくのか、どうぞご期待ください。

森山ワールド全開!魅力的な海のキャラクターたち
今回、森山は演出・振付だけでなく、美術・衣裳のデザインも手掛けます。
カメのプリンセスをはじめとして、おもてなし担当のお茶目なフグ、タンゴを踊るイカの三兄弟など、竜宮城には愉快な海の生き物たちがたくさん!
物語以外の部分でもチャーミングな衣裳に身を包んだ、ユーモア溢れるキャラクターたちの踊りを楽しむことができ、まさに森山ワールドというべき想像力を掻き立てられる舞台をご堪能いただけます。
 

 

 
  • 演出・振付 森山開次からのメッセージ
新作バレエ『竜宮』は、「御伽草子」の浦島太郎を下敷きにしています。
その物語を読んで私が先ず驚いたのは、助けたカメが竜宮城のプリンセスだったこと。そして一番驚いたのは太郎がお翁(じい)さんになったあと、さらに鶴に変身して亀の姫と再会、最後には鶴亀の夫婦明神(めおとみょうじん)となって人々を守っていったという話です。「なんで鶴に変身するの?」って、子どもたちにもびっくりしてもらいたい、そしてバレエらしいロマン溢れる舞台を皆様にお届けしたいと思っています。「御伽草子」の竜宮城は島、陸の上にあるのですが、このバレエでは海の中に設定し、ふぐやタコ、マンボウなど愉快な海の仲間たちが登場して太郎を<おもてなし>します。

今回は、美術・衣裳までトータルで担当させていただくので、身が引き締まる思いです。でも多くのプロフェッショナルなスタッフがサポートしてくれ、私のプラン、世界観を具現化してくれる、その共同作業がとても楽しい。一人では舞台は作れるものではないことを、改めて感じています。

新国立劇場バレエ団とのコラボレーションは、昨年秋のワークショップから始まりました。私の振付はコンテンポラリー・ダンスに分類されますがオリジナルで、バレエもベースに取り込んでいます。今までは、私が先ず踊ってみせることが多かったのですが、イメージを伝えるだけで「バレエだったら、こういう動きがある」とアイデアを出してくれる。クラシック・バレエの伝統を保ちつつ新しい表現へ挑戦しようとする新国立劇場バレエ団のメンバーの<創作に対する意識>は、とても高いと感じています。

この作品にはテーマとして「時」が流れています。竜宮城には、不思議な「季(とき)の庭」があり、一度に春夏秋冬の美しい四季を堪能することができます。太郎が竜宮城にいる間に700年もの年月が経過していました。ふるさとで玉手箱を開けた太郎はお翁(じい)さんになってしまいます。玉手箱には、時が封印されていた、そうこれは「時の物語」なのです。

時とは何か。そして、竜宮城とは何か。なぜ、太郎は故郷に帰ったのか。現代を生きる私たちも「今」という時をどのように生きるべきか、あらためて見つめることができるかもしれません。ダンスや音楽は、時の芸術でもあります。そして舞台は、今を共有できる時の空間。舞台上の一瞬を届けるために、私たちは鍛錬と稽古を繰り返す。
 
当たり前のようにあった<舞台のありがたさ尊さ>をあらためて感じる今。時の感覚も違って感じられます。新国立劇場バレエ団のみんなと、今また創作ができる喜び。どんな『竜宮』が誕生するか、心から楽しみにしています。

森山開次

  • ものがたり 
【第一幕】
むかしむかし ある島に 浦島太郎という心の優しい青年がいました。
ある日、浜辺で子ども達が亀を面白がっていじめるのを見た太郎は、亀を助け、海に逃してやりました。その晩、太郎は、風を切り、光を放ち、大空を飛んでいる不思議な夢を見ます。次の朝、波の中から昨日助けた亀が現われて言います。「お礼に、竜宮城にご招待をさせてください。」亀の背中に乗って、いざ海の旅へ出ると、波が二人を運び、魚たちと光がきらめいて、水と空の二重の風景が太郎を包んでいます。
この亀は、竜宮城のプリンセスだったのです。辿りついた竜宮城では楽しい宴が始まり、美味しいお酒と料理、魚たちの歌と踊りで太郎は厚い接待を受けます。とりわけ亀の姫の舞は、妙なる美しさでした。心の優しい太郎に惹かれた姫と太郎は互いに心を寄せ合い、恋に落ちます。
そして時は瞬く間に過ぎていきました。

 



【第二幕】
亀の姫と夢のような時を過ごす太郎は、竜宮城に「季(とき)の部屋」があるのを知ります。
その部屋の四方の襖の向こうには、それぞれの四季の庭が広がっていて、四季の美しさを一度に堪能できるのです。長い時間入ってはいけないこの部屋に「少しだけ...」と入ってしまった太郎は、日本の四季に感動し、故郷の美しさをあらためて思い出します。我に返った太郎は「故郷に帰らなければ」という思いを亀の姫に伝えます。泣く泣くその思いを受け入れた姫は、玉手箱を太郎に授け、別れを告げるのでした。「この玉手箱は、竜宮城に受け継がれてきた、大切な宝の箱。あなたへの愛の証をこの箱に閉じこめました。でも、決して開けてはいけません。」


太郎は、再び波に運ばれて海を進み、気がつくと、浜辺に倒れていました。
あたりを見回すと、寂しげな気配。そこは、700年の歳月が流れた浜辺でした。人影はなく、老松だけが佇み、子ども達の声も聞こえません。途方にくれた太郎は、抱えていた玉手箱を開けてしまいます。すると、玉手箱から煙が立ち上り、みるみるうちに太郎は老人になってしまうのです。年老いた太郎は、涙しながら全てを受け入れて行きます。「時の流れの中で生きる、限りある命のこと」「すべてを産んでくれた偉大な母なる海のこと」を。 そして鶴に姿を変え、大空に飛び立ちます。風を切り、光を放ち、空を飛ぶ明神となった太郎。「あの時みた夢は、このことだったのか!」そこへ、亀の神となった亀の姫があらわれます。亀の姫は鶴の浦島太郎とともに、この島の夫婦明神(めおとみょうじん)として、未来永劫、島の民の守り神となりました。

めでたし めでたし!

 
  • スタッフプロフィール
【演出・振付・美術・衣裳】森山開次 MORIYAMA Kaiji

©石塚定人©石塚定人


神奈川県出身。2005年『KATANA』でNYタイムズ紙に「驚異のダンサー」と評され、07年ヴェネチアビエンナーレ招聘。12年新国立劇場『曼荼羅の宇宙』にて芸術選奨文部科学大臣新人賞ほかを受賞。13年文化庁文化交流使。18年『不思議の国のアリス』全国17都市ツアー、19年『ドン・ジョヴァンニ』でオペラ初演出。 NHK教育テレビ「からだであそぼ」、日本ユニセフ協会「世界手洗いダンス」など幅広く活躍。新国立劇場では15年・18年『サーカス』、19年『NINJA』でも演出・振付・アートディレクション・出演。世代を超えて多くの観客を魅了し続けている。http://kaijimoriyama.com
  • 配役・プロフィール
2020年7月24日(金・祝)13:00、7月26日(日)13:00、7月30日(木)13:00
プリンセス 亀の姫:米沢 唯

 

浦島太郎:井澤 駿


2020年7月25日(土)13:00、7月26日(日)19:00
プリンセス 亀の姫:池田理沙子

 

浦島太郎:奥村康祐


2020年7月25日(土)19:00、7月29日(水)13:00、7月31日(金)13:00
プリンセス 亀の姫:木村優里

 

浦島太郎:渡邊峻郁

 
  • 公演概要
新国立劇場 こどものためのバレエ劇場 2020
世界初演・新作バレエ公演「竜宮 りゅうぐう」
~亀の姫と季(とき)の庭~


芸術監督:大原永子
音楽:松本淳一
演出・振付:森山開次
美術・衣裳デザイン:森山開次
映像:ムーチョ村松
照明:櫛田晃代
音響:仲田竜太
振付補佐:貝川鐵夫/湯川麻美子
出演:新国立劇場バレエ団

公式サイト:https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/turtle-princess/

【公演日程】
2020年7月24日(金・祝) 13:00
2020年7月25日(土) 13:00
2020年7月25日(土) 19:00
2020年7月26日(日) 13:00
2020年7月26日(日) 19:00
2020年7月29日(水) 13:00
2020年7月30日(木) 13:00
2020年7月31日(金) 13:00

*託児サービスは当面休止いたします。
*開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
*本公演は録音音源を使用いたします。

【会場】新国立劇場 オペラパレス (京王新線 新宿駅より 1 駅、初台駅中央口直結)

【主催】新国立劇場

【後援】渋谷区教育委員会 / 東京都公立小学校長会 / 東京私立初等学校協会
【特別協賛】京王電鉄株式会社
【協賛】株式会社 小学館 / コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社 / 三菱重工機械システム株式会社

【予定上演時間】約2時間<休憩1回含む>

【全国公演情報】
〇2020年9月19日(土)14:00 長崎県/アルカスSASEBO 大ホール
<お問い合わせ先> TEL:0956-42-1111
〇2020年9月22日(火・祝)14:00 富山県/オーバード・ホール
<お問い合わせ先> TEL:076-445-5610
 
【チケット料金(税込)】
こども(4歳~小学生):2,200円   大人(中学生以上):3,300円
*アトレ会員割引を含め、各種割引はございません。
*適切な間隔を保つため、前後左右をあけた席配置(全指定席)といたします。

【前売り開始日】
2020年7月8日(水) 10:00~

【チケットのお求め・お問い合わせ】
<ウェブでの予約・購入>
新国立劇場 Web ボックスオフィス http://pia.jp/nntt/ (PC、携帯共通)
チケットぴあ http://pia.jp/t/ (PC、携帯共通)
イープラス http://eplus.jp/ (PC、携帯共通)
ローソンチケット http://l-tike.com/ (PC、携帯共通)

<電話での予約・購入>
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
チケットぴあ        TEL:0570-02-9999

*公演日時、発売日が当初予定から変更になりました。
*本公演は新型コロナウイルス感染予防、拡大防止対策をとって上演いたします。
詳細:
世界初演・新作バレエ公演『竜宮 りゅうぐう』公演実施について 
https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_017588.html

新国立劇場における新型コロナウイルス感染拡大予防への取り組みと主催公演ご来場の皆様へのお願い
https://www.nntt.jac.go.jp/release/detail/23_017576.html

 

 
  • 新国立劇場について
新国立劇場は、日本唯一の現代舞台芸術のための国立劇場として、オペラ、バレエ、ダンス、演劇の公演の制作・上演や、芸術家の研修等の事業を行っています。オペラパレス、中劇場、小劇場の3つの劇場を活用し、年間約300ステージの世界水準の主催公演を行っています。

 
  • 新国立劇場バレエ団について
新国立劇場バレエ団は、1997年に新国立劇場の開場とともに発足しました。
「白鳥の湖」をはじめとする古典作品から、アシュトン、バランシンといった振付家による20世紀の名作、さらには現代振付家の作品に至るまで幅広いレパートリーを持っており、日本を代表するトップバレエダンサーと世界レベルと評される圧巻のコール・ド・バレエを有する日本有数のバレエ・カンパニーです。

撮影:鹿摩隆司撮影:鹿摩隆司

 
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