JCV、顔認証クラウドサービス「Mercury Cloud」の提供を開始
-2,000万IDの顔認証に対応したプラットフォームで高品質なサービス提供-
ソフトバンク株式会社の子会社、日本コンピュータビジョン株式会社(本社:東京都千代田区、以下「JCV」)は、お客さまのシステムやサービスに高精度な顔認証APIを提供するプラットフォーム、顔認証クラウドサービス「Mercury Cloud」の提供を開始したことをお知らせ致します。
社会的課題である少⼦⾼齢化や⼈⼿不⾜に伴い着⽬されてきた顔認証は、昨今においては⾮接触との併用ニーズの急増と合わせ、お客さま自社サービスとの組み合わせての利用や早期に導入したいというニーズから迅速に導入できる顔認証テクノロジーへの需要が高まってきています。
現在、多くの企業が顔認証をサービスとして導入し、個人認証や業務の効率化を図っています。
顔認証クラウドサービス「Mercury Cloud」は、世界最大の経済圏にある数百の加盟店の商用顔認証システムで試験運用されています。試用したお客さまからのフィードバックは非常に良好で、一般提供サービスに急速に採用されています。導入の決め手となったのは、マスク着用時も高精度な顔認証で本人確認が実現できる事と、1ユーザーあたり月額30円以下という低価格でシンプルな利用体系です。
今回、提供開始する顔認証クラウドサービス「Mercury Cloud」は、AIを活用した画像認識技術を提供するプラットフォームで、高品質なCV PaaSサービス(顔検出、顔比較、顔検索、属性検知など)を提供します。
柔軟なサービス展開や高いコストパフォーマンスを持ち、サービス可用性、高レベルなセキュリティを備えています。またクラウドアーキテクチャを採用していることで、安定かつ継続的なビジネス成長の実現に向けた様々なアプリケーションとサービスの連携を可能とするサービスフレームワークを提供します。
マスク着用時の顔認証に対応する高精度な顔認証エンジンをクラウドベースで提供することで、お客さまへ顔認証の利便性提供のみならず、パートナー企業さまと協力し、お客さま課題の解決やビジネス成長の実現に向けたソリューション、サービス開発を展開してまいります。
◾️顔認証クラウドサービス「Mercury Cloud」の特長
- 世界最高峰*の顔認証技術をクラウドベースでサービス提供
- シンプルな料金体系 年額サブスクリプリションでの提供
- マスク着用時の顔認証に最適されたアルゴリズムで、高精度な顔認証を実施
- 2,000万人の顔データ登録が可能で、顔検知、顔比較 (1:1)、顔検索 (1:N)、属性検知を高速に実施
- 多種多様なカメラ付きデバイス(JCV提供デバイス以外)での利用が可能
- 使い勝手の良いOpen APIを用いたシンプルな開発で実装でき、複雑な開発は不要
◾️想定ユースケース
- リテールや飲食店などKIOSK端末(カメラ付き)による顔認証決済
- オンラインサービス利用時にモバイル端末からの本人確認(eKYC)
- 大規模イベント等でIPカメラによる顔認証チケットレス入場
- 複数の社内システムへのシングルサインオンを顔認証IDで実施. 等
なお、本「Mercury Cloud」含めた顔認証テストライセンスを「デペロッパーサイト」にて提供しております。
詳細は以下をご確認ください。
https://developer.japancv.co.jp
注1.米国国立標準技術研究所(以下 NIST)が実施した最新の顔認証ベンチマークテスト(FRVT2020)において、8つの評価項目の内5つの主要分野でNo.1の優秀な精度を評価されるなど、世界トップレベルのSensetimeの顔認証アルゴリズムを使用しています。
日本コンピュータビジョン株式会社(JCV:Japan Computer Vision Corp.)は、ソフトバンク株式会社の子会社で、AI技術を活用し、スマートビルディング分野やスマートリテール分野に対し最先端の顔認証ソリューションを提供するビジョナリーカンパニーです。JCVは、最先端の技術に、日本国内で求められる個人情報保護や高水準のセキュリティを加え、人々が幸せに暮らせる、より効率的で便利な新しい世界の出発点となるようなプロダクトを生み出していきます。
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