茶野篤政選手
名古屋商科大学硬式野球部の卒業生で、育成ドラフト4位でオリックス・バファローズに入団した茶野篤政(チャノトクマサ)選手が、オープン戦での活躍が認められ、開幕スタメンで公式戦に出場しました。育成入団1年目で開幕スタメンに名を連ねるのは史上初の快挙です。開幕戦では、8番ライトで出場し、プロ初打席で初安打を放ち盗塁も決め、期待の新人として早速結果を残しています。その後も(4/6現在)全試合スタメンで起用されており、俊足巧打の育成出身ルーキーとして、早くも注目が集まっている茶野選手。リーグ3連覇、日本一連覇を狙うオリックス・バファローズでのさらなる活躍が期待されています。
中京高校野球部〜名古屋商科大学硬式野球部〜徳島インディゴソックス球団〜オリックス・バファローズ(2023年入団)
高校時代は3年夏に公式戦デビューを飾り、岐阜県大会準優勝に貢献。名古屋商科大学に入学後は、入学早々春季リーグ戦からレギュラーとしてベンチ入りを果たし、その年の秋季リーグ戦では主に指名打者で活躍。大学2年の秋季リーグ戦では2部リーグ最優秀打者賞に輝くなど、愛知大学野球連盟2部リーグ屈指の巧打者として活躍しました。2022年3月卒業後は徳島インディゴソックス球団に進み、1年目から59試合に出場して打率.316(177打数56安打)、2本塁打、23打点、37盗塁、出塁率.424をマークし、首位打者を獲得。2022年10月のドラフト会議において、オリックス・バファローズより育成4巡目指名。オープン戦での活躍が認められ、晴れて開幕一軍スタメンを勝ち取りました。
茶野選手は、本学の重点強化クラブである硬式野球部に所属し、毎春秋開催されるリーグ戦で勝利することを目標に仲間と練習に励む日々を送りながら、野球を通じ、技術だけでなく人間力の向上を目指して真摯に取り組んでまいりました。その一つが学業と部活動の両立への取り組みです。その結果として、大学4年生でクラブ活動に参加する成績優秀学生に贈られる「同窓会奨学生」へ採用されるなど、本学を代表する学生として高い評価を得ています。
半世紀近い伝統を誇る硬式野球部は総勢80名の部員で活動しています。愛知大学野球連盟の2部リーグに所属し、リーグ戦は年に2回(春季と秋季)行われます。赤松幸輔監督の指導のもと、部員一丸となって1部リーグ復帰を目指して、日夜練習に励んでいます。
施設も充実しており、主な活動場所である第一野球場は平成17年に全面改修を施し、内野は特殊な混合の土を使用し、土ほこりがたちにくく水はけの良いフィールドに、外野部分は全面人工芝となっています。他にも雨天練習場やトレーニングルームもあり、雨天時も充実した練習をすることができます。
1953年の開学以来、世界標準の経営教育を追求。国内初となる3つの国際認証(トリプルクラウン)を取得。現在は5学部10学科2研究科を設置し、世界61カ国154校の提携校とともに交換留学や国際ボランティアなどを積極的に実施。ビジネススクール(経営大学院)は、世界QSランキングにおいて5年連続で国内第1位を獲得(2022年)。「THE(Times Higher Education ranking)」の2022年度日本版において、国際性の分野で東海北陸地区で第1位、国内では第16位にランクインしています。