大手鉄道会社のコラボイベントに「クロワッサン」導入。目標値の5倍超、定量データを収集できる見通し。

～データドリブンな施策に向けて、世代問わず使いやすいUI／UXで参加者の声を集める阪急電鉄×Osaka Metroのイベント事例～

株式会社on the bakery

2024年3月12日 09時30分

SNS・インフルエンサーマーケティングを支援する株式会社on the bakery（本社：神奈川県横浜市　代表取締役：井戸裕哉）が提供するノーコードでガチャや診断、アンケートを作成できる「クロワッサン」が、阪急阪神マーケティングソリューションズが企画・実施を手掛ける阪急電鉄×Osaka Metro沿線周遊イベントに導入されました。

リアルイベントに参加される方々の声をデジタルで集め、今後のマーケティングに活用したいという趣旨のもと、「クロワッサン」を導入いただいた阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社の平井理絵氏（以下、敬称略）にお話を伺いました。

＜診断・ガチャ・アンケートアプリ生成の「クロワッサン」公式URL＞https://www.lp.croissant.buzz/

2023年5月に新型コロナウイルスが5類に分類されたことを機に、リアルイベントに力を入れる企業が増えています。

ノーコードで簡単に企業がオリジナルのオンラインガチャや診断、アンケートを作成できる「クロワッサン」は、リアルイベントとも相性が良いため、活用のご相談を頂く機会も増えてきています。

直近では、阪急電鉄×Osaka Metroの沿線周遊イベント「くらべてどっち派―いちごのショートケーキ―」でも、「クロワッサン」で生成したアンケートが導入されました。

同イベントのマーケティングに携わっている阪急阪神マーケティングソリューションズの平井理絵氏（以下、敬称略）に「クロワッサン」を導入された経緯や使ってみた手応え、今後の見通しについて伺いました。

＜会社情報＞

会社名　：阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社

所在地　：大阪府大阪市北区中崎西 2- 4 -12 梅田センタービル 26Ｆ

事業内容：阪急電鉄・阪神電気鉄道・北大阪急行・神戸市交通局の交通広告。他、ブランディングから広告企画制作、デジタルマーケティング、イベント企画運営等。

URL 　：https://hhms.co.jp/

阪神阪急マーケティングソリューションズの事業について

ーー貴社の事業についてお聞かせください。

平井：阪急阪神マーケティングソリューションズ（https://hhms.co.jp/）では、阪急電鉄・阪神電気鉄道・北大阪急行・神戸市交通局の交通広告総代理を担うほか、ブランディングから広告企画制作、デジタルマーケティング、イベント企画運営まで幅広い事業を展開しています。また、これまで阪急電鉄様をはじめ、阪急阪神ホールディングス様の様々なマーケティング施策なども手掛けてきました。その施策の一つとして、電車の利用を増やすための沿線周遊イベント等の企画・運営にも力を入れています。

ーーイベントの企画・運営を行っていく上で、課題は何かありましたでしょうか。

平井：様々なイベントを手掛ける中で、以前から課題としていたのが、参加者から定量的なデータを収集できていないという点でした。できれば、後々のデータ分析やペルソナ設定等への活用も考えて、アナログなやり方ではなく、デジタルツールでアンケート等を行いたいと考えました。

「クロワッサン」のアンケートが導入された理由：UI／UX等への評価

ーーアンケートに用いるデジタルツールは、どのような基準で選ばれたのでしょうか。

平井：電車を利用される顧客層は、老若男女幅広く、ITリテラシーにもばらつきがあります。そうなると、アンケートフォーム一つとってもUI／UXの分かりやすさが重要なポイントになります。また、企画の詳細をぎりぎりまで煮詰めることが多いため、細々とした変更にも柔軟かつスピーディに対応できるシステムを使いたいと考えていました。

ーー「クロワッサン」が導入された理由をお教えください。

平井：Google Formsのような無料のデジタルツールから有料のシステムまで幅広く比較検討しましたが、求めていた要件を最も満たしていたのが「クロワッサン」でした。導入が決まってから実装までの間に様々な変更が入りましたが、都度都度、スピード感を持って柔軟に対応いただけたので期待値以上だったと感じています。

井戸：「クロワッサン」はガチャ・診断・アンケートのWEBアプリをノーコードで作成できるツールなので、アプリの作成や修正が簡単かつスピーディにできる点を強みの１つとしています。今回、ご期待に応えられたことを嬉しく思います。

目標値の５倍超、定量的なユーザーデータが集まる見通し

ーー今回のイベントでは、どのようにアンケートを実施されたのでしょうか。

平井：今回の「くらべてどっち派」では、企画で取り上げたケーキ店でイベント参加者に配布するオリジナルステッカーを活用し、アンケートフォームへのアクセスを促しました。ステッカーの裏側に二次元バーコードが印刷されており、それを読むとアンケートに回答できる仕組みです。

ーー「クロワッサン」導入後の成果についてお聞かせください。

平井：イベントが始まってまだ１ヶ月足らずですが、滑り出しは順調です。「クロワッサン」の画面で集計のグラフを毎日確認できるのですが、このままのペースであれば、回答数が目標値の5倍以上に達すると見込まれます。アンケートのUI／UXが分かりやすいため、お客様の離脱が少なく、ノイズの少ない具体的かつ定量的な回答が多数得られています。

▶「クロワッサン」のデータ分析画面サンプル

井戸：アンケート結果が表示されるページには、今回の「くらべてどっち派」イベントの特設サイトへの導線を入れ込んでいますので、ページ遷移も効率よく促せているかと思います。クロワッサンのアンケートを通じて、イベントの盛り上げに貢献できればと存じます。

「クロワッサン」は結果ページに導線を自由に設定できますので、今回のような特設サイトへの誘導の他、自社のホームページや商品・サービスのLPへの遷移を促したり、自社のSNS・LINEのフォロー登録を促進したりと、幅広くご活用いただけます。今後のイベント企画の参考にして頂ければ幸いです。

収集データをもとにしたペルソナ設定で、より効果的なイベント提案を

ーー今後の展望について、お聞かせください。

平井：今回のような沿線周遊イベントやデジタルスタンプラリーなど、ユーザー体験を重視したリアルイベントはクライアントから期待される提案の一つです。「クロワッサン」のアンケートを使って今後も定量的なデータを収集・分析し、ペルソナ設定等に活用しながら、より効果的な提案を出していきたいと考えています。また、「クロワッサン」はお子様からご年配の方まで楽しめるアミューズメント性の高いガチャや診断も作れるので、電車の沿線周遊イベントに限らず、幅広く活用できそうです。不動産など他業種のリアルイベントでもぜひ前向きに検討していきたいと思います。

井戸：リアルイベントでの定量的なデータ収集に初めて取り組まれた阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社様でのお取り組みが、イベントの企画立案やプロモーションに悩まれている企業様への良い事例となり、当社にとっても嬉しく思います。

ーーありがとうございました。