百草園の礎を築いた青木角蔵
講座開催と秘仏公開
日野市百草にゆかりのある歴史や文化財を紹介する「真慈悲寺現地イベント」。今年は明治期に百草園を開いた青木角蔵について、講座を開催します。
百草園の地には、江戸時代、景勝地として知られた慈岳山松連寺がありましたが、明治期には廃寺となり荒れ果てていました。この地を買い取って整備し、百草園として一般に公開したのが、百草村出身の生糸貿易商、青木角蔵です。講座では、角蔵の横浜での活躍について紹介します。
安政6年(1859)の開港後、横浜は生糸貿易の中心地となり、全国各地から大志を抱いた若者が集まりました。百草村出身の青木角蔵もその一人で、徐々に商才を発揮し頭角を現わし、財をなします。百草園開園の催しには各界の名士が招かれており、角蔵の交友関係の広さをうかがい知ることができます。
また当日は、会場隣の百草八幡神社において、国指定重要文化財「銅造阿弥陀如来坐像」の年に一度の公開が行われます。
(講演会は要申し込み)。
1.日時 令和6年9月15日(日) 講座:午前10時~正午、銅造阿弥陀如来坐像公開:午前10時~午後3時
2.会場 講座:京王百草園松連庵(日野市百草560)、銅造阿弥陀如来坐像公開:百草八幡神社境内
3.講座名:「百草園の礎を築いた青木角蔵~横浜での活躍~」(第18回 真慈悲寺現地イベント 2024)
4.講師:ふるさと文化財課学芸員
5.対象 講座:高校生以上*阿弥陀如来坐像公開は申し込み不要
6.申し込み:9月4日(水)午前10時から電話にて受付(ふるさと文化財課 042-583-5100)
先着25名、京王百草園団体入園料400円必要
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