生徒と卒業生が見た“海の未来”――大阪・関西万博「BLUE OCEAN DOME」で広がる循環と共生の輪
唐津南高校「虹ノ松原プロジェクトチーム」、Precious Plastic 唐津と共に海洋プラスチック問題を考える

NPO法人唐津Farm&Foodは唐津南高校「虹ノ松原プロジェクトチーム」の生徒および卒業生とともに「BLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャンドーム)」を訪問しました。唐津と万博をつなぐ本取り組みは、海洋プラスチック問題と循環型社会の未来について学ぶ貴重な機会となりました。




万博の舞台で学びと体験を共有
Precious Plastic 唐津と唐津南高校の生徒たちは、前回〈対馬ウィーク〉での連携をきっかけに、今回特別に「海の環境パビリオン BLUE OCEAN DOME」(主催:ZERI JAPAN)を見学しました。
サラヤ株式会社と対馬市のご配慮により、環境建築と海の未来をテーマとした空間を深く体験することができました。


BLUE OCEAN DOMEとは
「BLUE OCEAN DOME」は、2050年までに海洋プラスチックごみをゼロにする「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」を掲げ、海洋資源の持続的利用や海洋生態系保護をテーマとしたパビリオンです。
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建築監修:万博テーマ事業プロデューサー/建築家 坂茂 氏(紙管など再生素材を活用)
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内装・体験設計:良品計画アートディレクター 原研哉 氏(「人と海の循環と共生」を表現)
唐津の生徒たちは、建築とデザインに込められた「海の未来へのメッセージ」に触れ、映像や展示を通して深い学びを得ました。


Precious Plastic 唐津の取り組みと「波絵馬」
今年6月の〈対馬ウィーク〉では、対馬市・金沢美術工芸大学・サラヤと連携し、トークセッション「おとーしゃと波の想い」、漂着プラスチックごみをアップサイクルした「波絵馬」づくりをワークショップとして実施しました。
願いを込めた波絵馬は、唐津市の離島や小学校にも広がり、約300枚が展示されるなど、世代や地域を超えた共感を呼びました。今回の万博訪問は、その取り組みを振り返りながら次世代へとつなぐ学びの一歩となりました。
https://karatsu-f-f.com/expo2025.html

感謝とこれから
唐津南高校の現役生と卒業生が共に学びを深められたことは、貴重な成果となりました。改めて、サラヤ株式会社 様、対馬市 様、ZERI JAPAN 様に心より御礼申し上げます。
唐津Farm&Foodと唐津南高校は、今後も「資源循環と環境教育」を軸に、唐津から世界へ広がる持続可能な取り組みを推進してまいります。
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