キャセイパシフィック航空、旅客・整備・貨物で IP 無線 Buddycom 採用、部門毎に最適なハンズフリーマイクで音声 DX を実現
「Buddycom(バディコム)」が導入されたことをお知らせします。
- 【導入前の課題】
成田空港のキャセイパシフィック航空では、従来無線機を使用していましたが、バッテリーの消費が著しく、1 日に 2 度も充電をする必要がありました。そこで、無線機のリプレイスの検討を始め、2022 年 7 月から NTT ドコモ提供のスマートフォンにインストールした Buddycom を無線機の代替として検証を開始し、昨年 10 月より本格的に導入しました。旅客や整備だけでなく、貨物の現場でも利用されており、飛行機の運航状況などの情報共有を Buddycom でリアルタイムに行なっております。
今回キャセイパシフィック航空が導入した Buddycom は、NTT ドコモの携帯電話回線や Wi-Fi(無線 LAN)のデータ通信を利用して、スマートフォンやタブレットなどのデバイスにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人と同時コミュニケーションを可能にするサービスです。 そのため、持ち運ぶ機器を減らすことができるほか、無線機にはない多くの機能が備わっています。
- 【導入の効果】
キャセイパシフィック航空では Buddycom を利用し、定時運航や安全運航にかかわる件など、緊急性の高い情報連携を優先して行えるようになりました。他にも、「無線機と比較してバッテリーの消費時間が大幅に改善したため現場の安心感が増加」、「すべての会話が録音されているので聞き直し可能」、「タイムリーな情報共有が可能となり、お客様へよりきめ細やかなサービスを提供できるようになった」などの効果が出ています。
- 【利用シーン】
・ スタッフ間の情報共有のほか、飛行機の運航状況などの情報をリアルタイムに共有
・ 旅客ターミナルやランプエリア、また空港外の場所でグループ通話
- 【利用している周辺機器】
✓ 旅客:ファンクションボタン搭載 Bluetooth マイク「MKI-P3」
https://www.buddycom.net/ja/accessory/mkip3+e1.html
✓ 整備:Bluetooth スピーカーマイク「AINA PTT Voice Responder」
https://www.buddycom.net/ja/accessory/ainaVR.html
✓ 貨物:PTT 専用ノイズキャンセル型マイク「MKI-P5」
https://www.buddycom.net/ja/accessory/mkip5+e2.html
キャセイパシフィック航空では今後、中部国際空港の現場にも Buddycom を導入する予定となっており、サイエンスアーツは引き続き、航空業界での実績を増やしていき、Buddycom によるデスクレスワーカーが安全で働きやすい環境の提供を目指し、現場 DX を推進してまいります。
- Buddycom とは ( https://www.buddycom.net/ja/index.html )
デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、インターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利用して、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複数人との同時コミュニケーションを可能にするサービスです。音声、テキストチャット、動画、位置情報(IoT)に加え、AI を利用したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能です。
利用実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーション手段として利用されています。
- サイエンスアーツについて
- お問い合わせ先
【所在地】 東京都新宿区神楽坂 4-1-1 オザワビル7階
【代表取締役社長】 平岡 秀一
【資本金】 5,000 万円
【設立】 2003 年 9 月
【E-mail】 pr@science-arts.com
【Web サイト】 https://www.buddycom.net/
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