”人気の街・新築編”第1位は、東京五輪に向け開発進む中央区!都心人気衰えず。
2015年、人気の高かった市区町村ランキング [新築マンション・新築一戸建て/首都圏編]
結果、新築マンション編は第1位「東京都中央区」、第2位「東京都千代田区」、第3位「東京都港区」と、東京都心3区が上位を占めた。一方、新築一戸建て編では、「東京都世田谷区」が第1位。第2位は「東京都文京区」、第3位は「東京都江東区」が続いた。
新築マンション編は、第1位「東京都中央区」、第2位「東京都千代田区」、第3位「東京都港区」と、昨年に引き続き都心3区が上位を占めた。都心では高級物件や大型案件の売り出しが多く高値が続いているが、人気は衰えていないようだ。
第1位「東京都中央区」は、近年東京オリンピックに向けて開発が進んでいる。便利でありながら下町風情を残す勝どきや月島だけでなく、大商業地帯でオフィス街が広がる日本橋や銀座、八重洲も再開発が行われており、東京オリンピックを過ぎても注目を集め続けそうだ。商業地域としての特徴が強いため建物はビルが目立ち、住宅はマンションの供給が中心。東京23区内の供給数が減少しているなか、月島、勝どき、八丁堀などを中心に数多く供給されており、昨年の第2位から第1位へとランクアップした。
第2位は「東京都千代田区」。国会議事堂、最高裁判所、各官公庁やオフィスが広がり、居住エリアは限られている。そのため、人口は東京23区のなかで最も少なく、わずか5.8万人だが、その数は年々増え続けている。通勤・通学がしやすいのはもちろん、越境入学者の多い名門公立小・中学校が多いのも特徴。また区の面積の約15%を占める皇居や北の丸公園、日比谷公園など、都心中の都心でありながら自然が豊富なのも魅力的だ。
第3位は「東京都港区」。大企業が軒を連ねる虎ノ門、新橋、芝などのビジネス街や、青山や表参道、赤坂などの商業エリア、六本木などの歓楽街がある。居住エリアとしては麻布、白金台などが有名で、新築マンションは麻布十番、白金台、品川、田町などを中心に供給されている。特に、田町駅前は大型再開発が進行中。さらにJR山手線品川駅・田町駅間にできる新駅の影響もあり、将来性も高く注目が集まっている。
第5位「東京都台東区」は東京で最も古い市街地の1つ。浅草や上野、秋葉原など、観光地としても人気のエリアだ。東京23区内で最も面積が狭く、また商業地が多いため、マンションが多いのが特徴だ。下町エリアは都心部に比べて住宅価格がリーズナブルで、価格上昇余地があることから、資産性の高さも評価されている。
新築一戸建て編第1位は、3年連続で「東京都世田谷区」。
新築一戸建て編は、3年連続で「東京都世田谷区」が第1位に輝いた。成城や奥沢、二子玉川といった高級住宅地や、サブカルチャーの街である下北沢や三軒茶屋のイメージが強いエリアだが、駅前に商店街が広がる庶民的な街も多い。23区中最多人口を誇る。区内にJR線は通っておらず、東急田園都市線、小田急線、京王線など、都心へ向かう路線が複数走っている。そのどれもが区を東西に横断しているため、南北の移動には路線バスが便利。また馬事公苑や世田谷公園など大きな公園も多く、緑被率は東京23区内で練馬区に次いで第2位。目黒川や多摩川など多くの河川も流れ、自然に恵まれている。
第2位は文の京、「東京都文京区」。閑静な住宅地が多く、区内に大きな繁華街を持たない。東京大学をはじめ、お茶の水女子大学、日本女子大学など多くの教育機関が揃う。また、先端医療が盛んであり大規模病院が多いのも特徴だ。多くの史跡や神社、また六義園や小石川後楽園などの庭園も残る。安定して高い人気を誇るが、供給数が少なく価格相場も高めである。
第3位は、昨年の10位圏外からトップ3入りを果たした「東京都江東区」。東京オリンピックに向けインフラ整備がさらに進んでいく湾岸エリアを中心に、人気が高まっている。また、2016年には築地市場が豊洲に移転して来るなど、話題性も高い。特に湾岸は高層マンションが多く供給されているのに対し、一戸建ては内陸に多い。
新築マンション編の上位10エリアがすべて東京23区だったのに対し、新築一戸建て編では「埼玉県さいたま市浦和区」、「埼玉県和光市」、「千葉県船橋市」、「神奈川県鎌倉市」がランクイン。東京のベッドタウンとして人気の街がトップ10入りした。なかでも第7位の「埼玉県さいたま市浦和区」にある浦和駅はJR京浜東北線、JR高崎線・宇都宮線、JR湘南新宿ラインに加え、昨年3月にJR上野東京ラインが開通。新宿や渋谷だけでなく東京、新橋、品川などのオフィス街にも直通で40分以内と時間が大幅に短縮され、都心に通う社会人にとってさらに利便性の高いエリアとなった。
■調査概要
調査方法 「O-uccino」新築サイトの、各市区町村ページのアクセス数が多い順にランク付けした。
調査期間 2015年1月1日~2015年12月31日
オウチーノdeヨムーノ:http://www.o-uccino.jp/article/archive/machi/20160125-souken/
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