ファッション/カルチャー/アート分野のxRコンテンツアワード NEWVIEW AWARDS 2020 ポストリアリティへの探求を感じさせるファイナリスト25作品を発表

ファイナリスト作品を中心とした展覧会を渋谷PARCOで開催!

株式会社STYLY

VR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY( https://styly.cc  )」を提供する株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)、株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)、株式会社ロフトワーク(東京都渋谷区)による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、ファッション/カルチャー/アート分野のxR(VR/AR/MR)コンテンツを募るグローバルアワード「NEWVIEW AWARDS 2020」のファイナリスト25作品を発表しました。

3年目、第3弾となる今回は、VRに加えARのコンテンツも対象とし「超体験をデザインせよ」というテーマのもと、さまざまなフィールドで活動する国内外のアーティストによる作品を募集。2020年8月3日から11月2日までの募集期間中に、9ヶ国から合計145作品(AR:59作品、VR:86作品)の応募があり、事務局による審査を経て25作品(AR:7作品、VR:18作品)がファイナリストとして選出されました。

コロナ禍のムードも影響してか、ポスト・リアリティ(新しい現実)や体験への渇望と探求を感じさせる作品が数多くエントリーされた今回、ファイナリストには、VRやARを通じてアートやパフォーマンス、ストーリーテリングの手法のアップデートに挑んだ作品、知覚や身体性のハックを試みた作品など、野心的なアプローチの作品が選出されました。

今後、審査員長の宇川直宏氏らが参加する審査会を経て受賞作品を選出、12月12日(土)よりファイナリスト作品を中心とした展示会を渋谷PARCOで開催。展示会の会期中に受賞作品を発表し授賞式を実施する予定です。

全ファイナリストの作品は、以下のリンクからもご覧いただけます。
・ファイナリスト25作品の発表ページ(日本語):https://newview.design/awards/
・ファイナリスト25作品の発表ページ(英語):https://newview.design/en/awards/

 
  • ファイナリスト25作品
▼AR 7作品

『DANDELION』                  『GABBER AR for STYLY』
Ryo Takegawa from xorium / Japan          JACKSON kaki / Japan

身体の延長にありながら実態がないという       ARを使って本気でふざけた。オランダ発祥のハードコ
相反するハッとする体験を、スマホを介して表現。   アテクノGABBERを街中で踊らせることができる。
 

『nwe 2021 SPRING SUMMER WOMEN’S      『The Hidden World』
  FASHION SHOW』
Augmented Fashion Research / Japan        kidach1 / Japan

デジタルファッションの実験的なブランドを立ち上げ、  SF映画やアニメで目にするようなディストピアな世界
ファーストコレクションをARコンテンツとして制作    を想起させ、目の前に存在するかのような錯覚を誘発                                                                                 させる。
 

『Time flies like an arrow』            『World Collider』
みっつ32 / Japan                                  Tomo Kihara / Netherlands

空のベビーラックから始まる思い出の旅を、       ARを異なる世界同士を融合させるための媒体として使う
フォトグラメトリーを使ったARで現実風景に出現    実験。今作は東洋と西洋の衝突と融合にフォーカスを当
させる。                                                                てた。
 

『元カレをコロすAR』
Yuka Kamakura / Japan

アクセサリーブランド、サイコノマチコとコラボ。
「元カレは死んだリング」という商品をテーマにした作品。


▼VR 18作品

『Birds of a Scape』                『Contemporary』
toidcoder / Japan                   TakashiKikaku / Japan

プレイヤーによって音楽、景色が変わっていく、    コロナ禍で芸能活動が制限されるなか、VR/ARという媒
インタラクティブなストーリーテリングを試みた作品。 体における新たな表現としてのコンテンポラリー作品                                                                                を提案。
 

『DEATH ETUDE』                 『Displays XR』
mizkun / Japan                     半澤智朗 / Japan

VRでしかできない物語体験をつくることにチャレンジ  VRの世界であえて平面的なディスプレイというモチーフ
したアドベンチャーゲーム。                                     を扱い、その記号性を逆手にとった実験的な表現を試み                                                                             た作品
 

『Fumika / Piano motion capture system』         『gaze on me』
Fumika / Japan                     Miki Nigo / Germany

バーチャルキャラをピアニストとしてデビューさせる  『至近距離で見つめあった人間同士に生じる気配』へ
べく、正確な演奏モーションのキャプチャーに挑んだ。  紛れ込む。”眼差し”として互いを巡り、存在を思考する                                                                              作品。
 

『Gravitate』                                                     『内と外、バーチャル』
小沼亜未 / Japan                     JACKSON kaki / Japan

ネットワーク社会にはびこるUIによる情報操作を問題提   孤独と閉塞を「部屋」という記号に落とし込み、VRが
起。誘導されていく先の不透明さや不安定さを表現。       外出の代替として捉えられる風潮を批判的に表現。
 

『Nether World』                                              『New reality - my studio』
Mayuka Otsuki / Japan               Akiko Nakayama /  Japan

死者の体験を通じて、「今を生きる人々への愛」      コロナによりアトリエに行くことを制限されるなか、
のメッセージを贈ることをテーマにした作品                新たなドローイングの場、オープンスタジオとしてVR空                                                                             間を捉えた。
 

『NO.23』                                                        『SAKEA』
Chen-Shun LEE / Taiwan                邱茂哲(Mao-Che Chiu)/ Taiwan

機械化が進む社会をモーショングラフィックによる    非日常的なVRコンテンツへのアンチテーゼとして、
独自の世界観で表現。                                              VRショッピングという体験を、奇妙な世界観で表現。
 

『Seed Awakening』                                          『SOS! Back to Taiwan!』
MaruTangle / Japan                        SOS! / Taiwan

「Zentangle(ゼンタングル)」を独自に昇華した     コロナ禍で台湾に帰国する際の検疫期間14日を
オリジナルの画と楽曲を組み合わせたミュージックVR。  とことん楽しく過ごすための娯楽ゲーム。
 

『T・R・I・P』                                                   『TECHNOVINEGAR』
SAKI TAKEGAWA / Japan                 0b4k3 / Japan

旅をテーマに、ミニゲームをプレイしながら               不思議なエナジードリンクを飲むとトリップ体験が始
夢や幻のような小旅行体験ができる。                            まる、バーチャルエナジー体験。
 

『The Garden of Eden』                                     『宇宙人の東京観光』
Yiming Yang (Special thanks to Fabio Fidanza    生井 勇飛 / Japan
 who made the sound) / China

神に創造された人類最初の男女アダムとイブの物語。    海外への渡航が制限されるなか、宇宙人と見知らぬ場所
現代の神を人工知能として捉えた3次元彫刻。                に出かけるという奇妙な体験を作品化。

 
  • NEWVIEW AWARDS 2020に「Sanrio Puroland PRIZE」が追加

NEWVIEW AWARDS 2020に「Sanrio Puroland PRIZE」が追加されました。サンリオピューロランドに用意された展示スペースでの作品展示の権利を付与するもので、受賞者は、自身のクリエイションをアピールすることができます。

※本Prizeは株式会社サンリオエンターテイメントが運営するサンリオピューロランドと、xRクリエイティブプラットフォーム STYLY の提供を行う株式会社Psychic VR Labが共催しているARアワード「Digital KAWAII Award in Sanrio Puroland」(https://www.puroland.jp/digitalkawaiiaward/)と連動して提供されたPRIZEです。

  • NEWVIEW EXHIBITION 2020 -Post Reality-

ファイナリスト作品を中心にVR体験できるエキシビジョンを渋谷PARCOで開催。Post Realityをテーマに、拡がりを見せる3次元表現と体験の新世界を表現します。会期中の12月17日(木)には審査結果の結果発表および授賞式も行います。

会期:2020/12/12(土) 〜 12/20(日)
時間:11:00~21:00
料金:無料
会場:渋谷パルコ4F エスカレーター前フリースペース(東京都渋谷区宇田川町15-1)
エキシビジョン案内ページ:https://newview.design/news/exhibition2020/

※VR作品の体験はLivepocket(https://t.livepocket.jp/e/newview_exhibition2020)にて事前予約が可能です。

  • NEWVIEW EXHIBITION 2020(バーチャルエキシビジョン)

エキシビジョンは、バーチャル上でも展開し、いつでもどこでも体験できる予定です。
バーチャルエキシビジョンURL(STYLY):Coming Soon (詳細はNEWVIEWのWEBサイトおよびSNSアカウントにて告知いたします)

NEWVIEW HP:https://newview.design/
公式Twitter:https://twitter.com/NEWVIEW_PROJECT

 
  • グランプリなど最終審査結果は授賞式を開催する2020年12月17日に発表予定
賞金 20,000USDのグランプリや各賞受賞者の最終審査結果発表は、展示会会期中の12月17日(木)(予定)に実施する授賞式で発表します。授賞式は新型コロナウィルス感染状況を鑑みて、オンラインでの開催および配信を予定しています。詳細はNEWVIEWのWEBサイトおよびSNSアカウントにて告知いたします。

授賞式:2020/12/17(木)
時間:19:00〜21:00
NEWVIEW WEB:https://newview.design/
NEWVIEW Twitter:@NEWVIEW_PROJECT
NEWIVEW Facebook:https://www.facebook.com/newview.design.project/

 
  • 展示会プロモーション用のARフィルターを配布開始

本日より展示会のプロモーション用のARフィルターの提供を開始しました。
NEWVIEW AWARDS 2020のキービジュアルで現実世界をエフェクトできるコンテンツです。

 
  • NEWVIEW WORKS 2020 EXHIBITION
2020 年のNEWVIEWプロジェクトの中で制作された、気鋭のクリエイターによるAR WORKS 十数作品を、渋谷PARCO 店内各所で展示いたします。店内に作品を表示させるためのAR マーカーを配置、それぞれのマーカーをスマートフォンアプリ「STYLY」でスキャンすることで、作品を鑑賞することができます。

■概要
・期間:11月20日(金)~12月20 日(日)
・場所:渋谷PARCO 店内共用部十数箇所(詳細は店内にてご案内いたします)
・料金:無料
・視聴方法:お手持ちのスマートフォンでコンテンツを視聴いただけます。
スマートフォンアプリ「STYLY」をインストールし、アプリで会場内に掲載されたQR マーカーをスキャンするとお手持ちのスマートフォンで作品を視聴いただけます。

  • 2019年PARCO Prize受賞、オノ夏キ氏のARインスタレーションが渋谷PARCOに登場
昨年開催したVR コンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS 2019」でPARCO Prize を受賞したオノ夏キ氏によるインスタレーション作品を5F 吹抜けに展示します。急速なオンライン化が進むなかで人々が失いつつある身体感覚や自然との接触を題材に、自然の情景の移り変わりを表現した作品。鑑賞する時間によって情景が変化する、デジタルならではのインタラクティブなアートを体験いただけます。

■概要
・期間:11 月20 日(金)~常設
・場所:5F 東側エスカレーター横吹抜け
・料金:無料
・視聴方法:お手持ちのスマートフォンで、コンテンツを視聴いただけます。
スマートフォンアプリ「STYLY」をインストールし、アプリで会場内に掲載されたQR マーカーをスキャンするとお手持ちのスマートフォンで作品を視聴いただけます。

■作品名:地球まかせ
私たちの生活を形づくっているものは何か。地球上で最も住みやすい環境を整えてきた人間は、突如今コロナ禍で社会生活を制限され、ひと同士の距離は遠ざかり、自然とのふれあいも減少した。変わっていないものがあるとすれば、自然の摂理、地球の動き。ひとは時に、変わらない草花たちの姿=〈草姿〉(そうし)に美しいという感情を抱き、庭園を造り花々を愛でてきた。ネット回線上の空間における私たちの暮らしの中で、五感で何かを感じるといった物理的感覚(触角の概念)は、どのように立ち現れていくのか。地球まかせに、身をゆだねてみよう。

オノ夏キ / USB人間
2019年夏 、「思い出を空間ごとダイレクトに保存したい」と思い、自らUSB 人間となる。※USB 型カチューシャは、意識がありながら、集合的無意識に接続するためのツールです。2019 年、NEWVIEW AWARDS 2019 (VR)「ne.mui」SILVER & PARCO Prize 受賞、2020 年、SICF21 出展「KA[K]-流景」(平面作品×AR) / STYLY ARTIST PROGRAM 参加

  • NEWVIEW AWARDS 2020
詳細はこちらをご確認ください。
https://newview.design/awards/

主催 NEWVIEW PROJECT

NEWVIEWについて

3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして2018年1月始動。多様なジャンルのアーティストと実験的作品を仕掛け、新たな表現を社会提示する活動のほか、「NEWVIEW AWARDS」、xRを総合芸術として学ぶアートスクール「NEWVIEW SCHOOL」を展開し、次世代クリエイターの発掘・育成・交流・発信を行っています。

◉お問い合わせ: NEWVIEW AWARDS 2020 事務局(担当 渡邊)
info@newview.design
プレスリリースやロゴなどが入った、プレスキットは以下よりダウンロードください。
https://bit.ly/3mfimfw
 

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会社概要

株式会社STYLY

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URL
https://styly.inc/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区新宿1丁目34−3 第24スカイビル 4F
電話番号
03-6380-5639
代表者名
山口征浩
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年05月