第11回 Live2D Creative Awards 受賞者発表のお知らせ

Live2Dを使ったオリジナル作品コンテスト第11回目(2024年度)のグランプリが決定!12月13日(金)開催のイベント『alive 2024』内にて受賞11作品の表彰が行われました。

株式会社Live2D

2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D(ライブツーディー)」の研究開発を中心に事業を展開している株式会社Live2D(本社:東京都新宿区、代表取締役:中城哲也、以下、Live2D社)は、2024年12月13日(金)にLive2Dを使ったオリジナル作品のクオリティを競い合う、年に一度の大型コンテスト『第11回 Live2D Creative Awards』の受賞11作品を発表いたしました。

Live2D Creative Awardsとは

Live2Dを使ったオリジナル作品のクオリティを競い合う年に一度のコンテストです。

クリエイターが自身の持つ技術力と創造力を最大限に発揮し、クリエイターとしての新たな可能性の発見や、Live2D表現の更なる次元にチャレンジするきっかけとなることを目指しています。

「動画」や「ゲーム」、「キャラクター・アバター」、「インターフェース」など、Live2Dを使っていればどんなジャンルの作品でもご応募が可能です。

※本年度分は2024年6月14日(金)~2024年9月30日(月)の期間で作品募集を実施いたしました。

【コンテスト結果を特設Webサイトでチェックする!】

https://www.live2d.com/event/awards11/

第11回 Live2D Creative Awards 審査結果

【第11回 Live2D Creative Awards 表彰式】

【グランプリ:1名】

最も優れたLive2D作品

「白虎のレクイエム」マリスの誕生/46cm and Vivipooh

▼「白虎のレクイエム」マリスの誕生/46cm and Vivipooh
https://www.youtube.com/watch?v=6DG_J1YJvhY

▼審査員コメント

最初から最後までこだわり抜かれたハイクオリティな場面の連続に圧倒されました。指先の動きだけでもキャラクターの心情が伝わってくるような繊細な表現と、幻想的な世界観が合わさることで、唯一無二の体験を視聴者に与えてくれます。Cubism AE Pluginが活用されていることで、表現に更なる奥深さが出ている点も高評価でした。Live2D作品のフラッグシップにもなりうる魅力と実力も持ち合わせた非常に素晴らしい作品です。

【特別賞:1名】

Live2Dを用いてつくられたジャンル不問の優秀作品

ChatterModel Showcase & Introduction/すずた / suzuta

▼ChatterModel Showcase & Introduction/すずた / suzuta
https://youtu.be/uinDvhvfSTY?si=E2ILAacKJooYyOLY

▼審査員コメント

いわゆる“Live2Dらしい動き”を省きつつも、Live2Dの用途や需要を広げるような「ChatterModel」という新しいLive2Dのあり方を提案してくれた素晴らしい作品ですね。「VTuber用モデルの「下位互換」にならない」という言葉の通り、2Dモデルとしての魅力はそのままに、マイクだけで操作が完結するという点も高評価でした。作り手側にも使い手側にも新たな選択肢となることを期待しています。

【映像表現作品賞:1名】

アニメーション映像美やLive2Dの新たな表現技法を生かした作品

🧚‍♂️🧑‍🎨(絵描きと妖精)/ラビットモンスター

▼🧚‍♂️🧑‍🎨(絵描きと妖精)/ラビットモンスター
https://youtu.be/vhV4xozrSBk?si=8PCkeNp4nNHH8BUi

▼審査員コメント

ダイナミックかつコミカルな動きから、台詞がなくてもキャラクターたちの賑やかな笑い声が聞こえてくるような、見ていてとても楽しい気持ちにさせてくれますね。さりげないワンシーンでも、様々な挑戦的な表現が伺える点も高評価でした。Live2Dの”イラストに命が宿る感動”を体現したような、とても素敵な作品です。

【インタラクティブ作品賞(ゲーム・アプリの部):1名】

ゲームやアプリなど、ユーザーとのインタラクション要素や、ユーザーの体験価値が高い作品

Live2D Sync/させぴこ

▼Live2D Sync/させぴこ
https://youtu.be/IJoCzwMs0ic

▼審査員コメント

Live2Dモデルがゲーム内の行動に合わせるのではなく、ゲーム側がLive2Dモデルに影響を与えるという点がとても革新的でユニークな作品ですね。昨今では動画配信用にゲーム内の表現に制限を設けるモードがあったり、動画配信中にプレイするとゲーム内キャラクターの台詞が変化したりと、時代とニーズに応じた発展を続けているように、「VTuber向けゲーム」という新しいジャンルの発展に期待したいです。

【インタラクティブ作品賞(AI・会話インターフェースの部):1名】

AI・会話エンジン等のインターフェースとしてのLive2Dの可能性を感じさせる作品(アート作品や技術デモなど形態は問いません)

対話型AIアニメキャラクター『こはね』/原田海夢

▼対話型AIアニメキャラクター『こはね』/原田海夢
https://www.youtube.com/watch?v=65h_9VwcRpw

▼審査員コメント

表情パターンの豊富さと、オーバーすぎるリアクションも、”アニメキャラクター”というテーマがあるからこそ作品の魅力として自然と受け取れる点が高評価でした。自分だったらこんな会話をしてみたい、次はどんな反応をしてくれるのだろう?というワクワク感を与えてくれる作品です。

【Live2Dモデル賞:1名】

デザイン性や、可動域が優れたLive2Dモデル作品

Raespark Live2D Model/Raespark

▼Raespark Live2D Model/Raespark
https://youtu.be/hvhBiAzaTyc

▼審査員コメント

特徴的なタッチのイラストで、それ単体でも非常に魅力的ながら、動きが加わることでさらにその魅力が増している点が高評価でした。左右を振り向く時の下半身の動きなど、動きに対する細かなこだわりを感じます。さらに、揺らぐような線の表現もとても独特で、生きているカートゥーンアニメを見ているような不思議な感覚になりました。

【学生賞(大学・専門学生の部):1名】

学生(大学・専門学生)に該当するクリエイターの手によってつくられた優秀作品

nizimaLIVEのスクリプト機能を利用したLive3D(仮)/機歌ヰはな

▼nizimaLIVEのスクリプト機能を利用したLive3D(仮)/機歌ヰはな
https://youtu.be/1qGjrGhlBkA

▼審査員コメント

Live2Dを使った3D的な表現へのチャレンジを色々と見てきましたが、本作品の特筆すべきは”nizima LIVEのスクリプト機能を活用した”という点でしょう。モデリング技術もさることながら、機能の応用力と、それを活かす発想力が素晴らしいです。「Live2Dで全身を動かすことは、もはや夢ではない」という言葉から、次はどのような未来を見せてくれるのか期待しています。

【学生賞(高校生以下の部):1名】

学生(高校生以下)に該当するクリエイターの手によってつくられた優秀作品

【Live2D Showcase】12歳女子小学生が自作した新モデルを紹介!💟/maru

▼【Live2D Showcase】12歳女子小学生が自作した新モデルを紹介!💟/maru
https://youtu.be/JVBGTdAUgy0?si=cl-RMQeWkVn6Evd7

▼審査員コメント

表情の豊かさ、ポーズの切り替え、表現の難しいフードの着脱など、作者がやってみたいと感じた表現に妥協なく取り組む姿勢を感じられる点が高評価でした。興味を持つこと、つくること、完成させること、挑戦すること。この作品を通じて様々な感情が刺激されました。今後の活躍がとても楽しみです。

【ファイナリスト】

▼Godless Season/雨水
https://www.youtube.com/watch?v=ZKU1JUXHwrU

▼Live2Dアニメ~居酒屋~/雪花しん/シロエ
https://youtu.be/89SI4GM1wlQ

▼Meet Neph!/Nanoquill Studios (typeou & b00_byte)
https://youtu.be/7jZ2K1VlRnM

▼Rikku's Interactive Room/BlubbrMuffins
https://youtu.be/LhTRw7kOmKM

▼こだわり詰め込みすぎた新衣装/恩田玲生
https://youtu.be/lKqoZDS161Y

▼Πανδώρα/Ἡφαιστος
https://x.com/Live2Doll/status/1840765241086640522

▼ひつじが1匹/皇ヒユ
https://youtu.be/R2sYu_HIgXs?si=d_cw1Ur6Dw3dUE02

▼潜水艇のジャングルクルーズ/かわにな、唐揚丸
https://x.com/kawanina0218/status/1830387873289588889

▼相棒と仲良くおしゃべりモデル/日日さん家
https://youtu.be/3-_3rSn_MtE

▼紐途 ver.2.0 -礼装-/紐途
https://www.youtube.com/watch?v=0AcKtiM5ZpU

【クリエイターズインスピレーション賞】

ご応募いただいたクリエイターの皆様による投票で、彼らが最もインスピレーションを受けたLive2D作品に贈られる賞です。(順不同)

▼アズールレーン

Live2Dクリエイティブチーム/Manjuu Technology Co.,Ltd

©2017 Manjuu Co.,Ltd & YongShi Co.,Ltd

▼受賞チームのコメント

クリエイターズインスピレーション賞に選定いただき、誠にありがとうございます。

『アズールレーン』は多くの指揮官の皆さまの応援と愛情に支えられ、おかげさまで今年で7周年を迎えることができました。

ユーザーの皆さんに愛されるキャラクターを生み出すために、特にビジュアルに力を入れてきました。

社内制作陣は皆さまの期待に応えられるよう、今もLive2D表現の幅の上限を探り、多種多様なアニメーション表現を模索しております。

『アズールレーン』はこれからまだまだ進化し続け、皆さまに楽しんでいただける新しいコンテンツや物語をお届けできるよう、全力を尽くしてまいります。

改めてクリエイターの皆さまから素晴らしい賞をいただけたことを、心より光栄に感じております。

今後とも『アズールレーン』を何卒よろしくお願い申し上げます。

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▼メメントモリ

メメントモリグループ/株式会社バンク・オブ・イノベーション

© Bank of Innovation, Inc.

▼受賞チームのコメント

この度は、栄えある賞をいただき誠にありがとうございます。

「メメントモリ」のキャラクターは、動く2Dイラストに留まらず、まるでそこに生きて存在しているかのように感じられる表現を追求しています。

Live2Dには細かな感情表現や仕草を丁寧に描写することに長けた機能が搭載されていますので、「メメントモリ」におけるキャラクター表現へのこだわりの追求が可能になりました。

キャラクターづくりにおけるこの情熱が、この度はクリエイターの皆様に伝わったことが大変嬉しく、「クリエイターズインスピレーション賞」の受賞を一同大変誇りに思っております。

これからも、ゲームを通して「メメントモリ」のキャラクターたちをより一層好きになっていただけるよう、精進してまいります。

応援してくださる皆様に心より感謝申し上げます。

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▼あんさんぶるスターズ!!

『あんさんぶるスターズ!!』運営チーム/Happy Elements株式会社

© 2014-2019 Happy Elements K.K

▼受賞チームのコメント

Live2Dクリエイターズインスピレーションに選出いただき、誠にありがとうございます。

『あんさんぶるスターズ!!』のストーリーにおいて、アイドルたちの息遣いを感じさせてくれるLive2D表現は不可欠なものとなっています。

表情や動作による感情表現にとどまらず、アイドルたちの華やかな装いを衣装パーツのきらめきで表現したり、2022年には動くスチル「エモーション」機能を追加したりと、アイドルたちとともに過ごす空間をより魅力的な形でお届けできるように取り組んできました。

今回クリエイターの皆さまからもこのような評価をいただけたことをチーム一同大変嬉しく感じています。

10周年に向け、引き続きアイドルたちの輝きを皆さまにお届けできるように精進してまいります。 

これからも『あんさんぶるスターズ!!』をよろしくお願いいたします!

【次回予告】2025年6月より作品募集開始!

2025年度開催となる『第12回 Live2D Creative Awards』は2025年6月より作品募集開始(予定)となります。

次回もみなさまの情熱と技術が結集した作品を心よりお待ちしております!


また、以下より本年度開催における応募作品を視聴することが可能です。

創作力とアイデアが光る素晴らしい作品ばかりですので、どうぞご覧ください。

▼YouTubeに投稿された応募作品
https://www.youtube.com/hashtag/live2dcreativeawards11

▼Xに投稿された応募作品
https://x.com/hashtag/Live2DCreativeAwards11?src=hashtag_click

▼bilibiliに投稿された応募作品
https://search.bilibili.com/all?keyword=Live2DCreativeAwards11

※お気に入りの作品を見つけた際には、ぜひともSNS等で感想を投稿しましょう!


株式会社Live2Dについて

世界に広がるLive2D

私たちは、2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術「Live2D」を中心に事業を展開しています。

「Live2D Cubism」のソフトウェアライセンス販売、Live2Dの制作と表現研究を行う「Live2D Creative Studio」、Live2Dのイラスト・モデルの売買やオーダーメイド取引ができる公式マーケットプレイス「nizima」、Live2D公式のVTuber向けフェイストラッキングアプリ「nizima LIVE」、"Live2Dのプロ"になるためのオンライン講座「Live2D JUKU」と事業の拡大を続け、さらに株式会社アニプレックスと業務資本提携を行い、長編アニメーション映画制作プロジェクトを開始しました。

現在「Live2D」は、ゲームやアプリ、VTuber、教育など国内外の様々な領域で利用・評価され、今ではみなさまの身近なところで目にする機会も増えています。「クリエイターが描きたい通りに描き、動かしたい通りに動かす」私たちが目指すこの夢に向かって日々精進して参りますので、今後の「Live2D」の進化にご期待ください。

【株式会社Live2D】

・Webサイト:https://www.live2d.jp

・X:https://x.com/Live2D

【Live2D Cubism】

・Webサイト:https://www.live2d.com

【Live2D Creative Studio】

・Webサイト:https://www.live2dcs.jp

・X:https://x.com/live2dcs

【nizima】

・Webサイト:https://nizima.com

・X:https://x.com/nizima_official

【nizima LIVE】

・Webサイト:https://docs.nizima.com/promotion/nl92316

・X:https://x.com/nizimaLIVE

【nizima ACTION!!】

・Webサイト:https://nizimaaction.live2d.com/

・X:https://x.com/nizima_action

【Live2D JUKU】

・Webサイト:https://juku.live2dcs.jp

・X:https://x.com/live2djuku

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会社概要

株式会社Live2D

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URL
http://www.live2d.com/
業種
製造業
本社所在地
東京都新宿区新宿1-20-2 小池ビル7階
電話番号
-
代表者名
中城 哲也
上場
未上場
資本金
-
設立
2006年07月